コウカズヤ、週刊誌報道に見る「上原多香子というオンナ」を見誤っている点

コウカズヤ、週刊誌報道に見る「上原多香子というオンナ」を見誤っている点

  • サイゾーウーマン
  • 更新日:2018/01/12
No image

羨望、嫉妬、嫌悪、共感、慈愛――私たちの心のどこかを刺激する人気芸能人たち。ライター・仁科友里が、そんな有名人の発言にくすぐられる“女心の深層”を暴きます。

<今回の有名人>
「ダメな男が好きな女に愛されるとつらい」コウカズヤ
「週刊女性」(主婦と生活社、1/16・23合併号)

若くして夫を亡くした悲劇の妻。

3年前にミュージシャンである夫・TENN氏が自死した際、残された女優・上原多香子に同情が集まった。自殺の原因は上原との収入格差とも言われたが、実際は舞台で共演した俳優・阿部力との不倫だった。TENN氏の願いで公表を控えていたものの、慰謝料を払おうとしない、勝手に籍を抜くなどの上原の誠意のなさに怒った遺族が、上原と阿部のLINEのやりとりといった不倫の証拠と共に「女性セブン」(小学館)で公表した。上原は「夫を死においやったオンナ」としてバッシングされ、休業に追い込まれる。

現在の上原は阿部とも別れ、演出家のコウカズヤ氏と交際中。コウは人気の高い演出家ではあるが、小劇場を中心とした活動をしているので、収入の安定は見込めない。上原も現在は仕事をしてないので、収入はゼロ。上原はタワーマンションを引き払って、オートロックのないマンションでコウと同棲中であると、「週刊女性」(主婦と生活社)が報じた。同誌によると、コウは上原の不倫の過去を知らなかったそうで、「自分に彼女を支えられるか不安だ」「こういう仕事なので、正直結婚は難しい」と周囲に漏らしていたという。

上記の発言をまとめると、コウは以下のように考えている可能性がある。

1.自分の不倫が原因で夫が自殺し、ショックを受けたはずだ。いろいろなストレスやトラウマを抱えている彼女を、自分は支えなくてはいけない。
2.同棲中で経済力もない彼女は、自分と結婚したいと思っているはずだ。

コウが実際にこう考えているとしたら、理に適っているが、見落としていることが1つある。それは、上原を“フツウの女性”と一緒にしていることである。“フツウの女性”が何かを定義すると「原因と目的がはっきりしている女性」である。

「ツラいことがあったら、男性に支えてほしい」「同棲するのは、結婚のため」「金銭的に余裕のある生活をしたいので、金持ちと付き合う」という思考は、典型的な“フツウの女性”のものである。

それに対し、上原のような女性を、私は“フツウでない女性”だと思う。それは、忘却力が高く、原因も目的も必要とせず、何となくカンで生きていける人のことを指す。コウは上原の不倫を知らなかったそうだが、それは上原がメンタル面で不安定さを感じさせなかった証拠と捉えることもできるのではないか。もしそうなら、上原は恋愛をしても“男に支えてもらう必要がないタイプ”ともいえるのである。さらに言うと、自分の不倫で人の命が失われたことに、上原が本当に凝りていたら、不倫相手とも違う男性と簡単にくっつくことはしないだろう。やはり上原は“フツウの女性”ではないのである。

結婚についても、「同棲しているのは、結婚願望があるから」と考えていいのは“フツウの女性”の場合で、上原にはあてはまらないように思う。一世を風靡したアイドルである上原のファンで、救いの手を差し伸べたい男性はいくらでもいるはずだ。今は上原に仕事がないので同棲生活を送っているが、もし上原に不自由をさせない男性と知り合うことがあれば、超忘却力を発揮して、突然いなくなってしまうことも十分あると私は思う。

念のため申し添えると、私は上原の行動をとがめたいわけではなく、そういう習性に生まれついている女性が一定数いると言いたいのである。

「週女」の記事によれば、コウは「(自分のことも含めて)ダメな男が好きな女に愛されるとつらいよ」と言ったそうである。ここで思い出したのが、元日に放送された『今夜くらべてみました 元旦から生放送三時間スペシャル』(日本テレビ系)に出演した作家・瀬戸内寂聴である。

好きな男性のタイプを聞かれた寂聴は、「才能があって開花しないダメ男が好き」と発言した。実際、寂聴の交際相手は、不倫であったが作家の小田仁二郎(天才の呼び声高く、芥川賞や直木賞の候補になるが受賞せず)、一般人男性(駆け落ちの約束までした男性。事業に必要な金を寂聴が出資するが、失敗。男性は自殺)と運がないことは確かである。そして、一方の寂聴は文化勲章を受章するまでに登り詰めた。

ここまでくると、男がダメというより、女が尋常でなく生命力にあふれているために、潰されてしまったとも言えるのではないだろうか。

上原に関する週刊誌の記事は、うっすら上原をとがめる論調のものが多いが、そんなことしても上原がダメージをうけるとは思えないし、上原を愛する男も後をたたないだろう。それよりも心配なのは、上原と交際する男性(たち)の今後である。どうぞ、くれぐれもメンタルに気を付けてお過ごしくださいと言うしかない。

仁科友里(にしな・ゆり)
1974年生まれ、フリーライター。2006年、自身のOL体験を元にしたエッセイ『もさ子の女たるもの』(宙出版)でデビュー。現在は、芸能人にまつわるコラムを週刊誌などで執筆中。気になるタレントは小島慶子。著書に『間違いだらけの婚活にサヨナラ!』(主婦と生活社)、最新刊は『確実にモテる 世界一シンプルなホメる技術』(アスペクト)。
ブログ「もさ子の女たるもの」

この記事をお届けした
グノシーの最新ニュース情報を、

でも最新ニュース情報をお届けしています。

外部リンク

プロフィールを見る

コラム総合カテゴリの人気記事

グノシーで話題の記事を読もう!
「0点」だった小学生の国語の回答が、むしろ天才的だった件!
“一番最初に何が見えたか”でわかる「恐い心理テスト」がスゴすぎる! 死、病気、裏切り... あなたが無意識に恐れていることがズバリ判明!
ベトナムで1000年に一度の美女が発掘される!本当に美人すぎ
【実話】父の「トイレクイックル」の使い方が大間違いだった話
「今夜どう?」のお誘い。夫婦だけのヒミツのサインを作ってます
  • このエントリーをはてなブックマークに追加