正しい「膣ケア」で若返りも! 知っておきたい6つのポイントを産婦人科医に聞いた

正しい「膣ケア」で若返りも! 知っておきたい6つのポイントを産婦人科医に聞いた

  • ウレぴあ総研
  • 更新日:2018/05/27
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女性の美容と健康に大きな影響を及ぼす「膣ケア」(インティメイトヘルス・ケア)。最近はデリケートエリア専用のコスメも増えてきましたよね。

女性にとって身近な問題でありながら、日本は「膣ケア」後進国。

「学校で習った最低限の知識しか持ち合わせていないことが多い」と話すのは、聖順会ジュノ・ヴェスタクリニック八田の八田 真理子院長。

今回は、八田院長の著書『産婦人科医が教えるオトナ女子に知っておいてほしい大切なからだの話』(アスコム)から、正しい「膣ケア」のポイントをお伝えしていきます。

日本は「膣ケア」後進国

加齢や生活習慣と月経や膣の状態は密接に関わっています。自分のステップに応じて女性のカラダについて知っておくことが大切。

「フランスやフィンランドなど海外では女性が心身ともに健やかに生きるためのたしなみとして、性教育が行われています。デリケートエリア専用のソープや保湿剤、潤滑ゼリーなども種類豊富に、しかも堂々と販売されています。反対に日本はどことなくタブー視されるという風潮にあり、学校教育で教える内容は最低限ということが多いようです。女性が健康を維持し、自分を守るために、本当に知っておかなくてはいけない月経の意味やSTI(性行為感染症)、避妊について、正しい知識を得られる機会はほとんどありません」。

出典(『産婦人科医が教えるオトナ女子に知っておいてほしい大切なからだの話』)

日本の状況は世界的にはかなり「遅れている」と言わざるを得ないのだそう。

「膣ケア」で若返りも!

膣はどのような場所なのでしょうか?

「膣はデリケートな場所です。腸内の腸内フローラのように膣の内側を覆う粘膜にも、同様に多彩な常在菌が棲んでいます。膣が健康な状態にある時、その内側は善玉菌の働きで酸性に保たれています」。

出典(『産婦人科医が教えるオトナ女子に知っておいてほしい大切なからだの話』)

しかし、さまざまな要因で膣内が酸性に保たれなくなると、有害な雑菌が膣内に侵入しやすくなり、膣トラブルを起こす危険性が高くなります。

「膣の健康が損なわれる原因には、不規則な生活やストレス、加齢に伴う女性ホルモンの減少など様々なことが挙げられます。適切な『膣ケア』で膣を若々しく良い状態に保てると、不思議なことに外見も若々しく輝き始めます。膣のケアは、全身のアンチエイジングにもつながるのです」。

出典(『産婦人科医が教えるオトナ女子に知っておいてほしい大切なからだの話』)

「膣ケア」の基本は快眠、快食。
ストレスのない規則的な生活で膣は整い、見た目も健康で若々しい状態に保つことできます。

ちなみに、デリケートエリアを脱毛するVIO脱毛については「脱毛したほうが衛生的だ」とされることもありますが、先生の見解は、

「陰毛の有無と発汗によるムレやかゆみとはあまり関係がなく、脱毛したからといって必ずしも不快症状が解消する訳ではありません」。

出典(『産婦人科医が教えるオトナ女子に知っておいてほしい大切なからだの話』)

毛があることで、下着との摩擦など物理的な刺激から守られているという側面も。

VIO脱毛は医療効果を期待するものではなく、おしゃれな下着や水着を着こなすためのものと考えるほうが良いとのことです。

膣を健康&ビューティーに保つポイント

具体的な「膣ケア」について抜粋してお伝えします。

冷えは大敵!体内を温めるぽかぽか生活

体や膣を健康に保つのに、大敵となるのは冷えです。

「特に膣周りが冷えてしまうと、月経痛や月経不順も引き起こしやすくなります。女性ホルモンのバランスが崩れ自律神経の乱れや免疫力の低下にもつながるので注意が必要です」。

出典(『産婦人科医が教えるオトナ女子に知っておいてほしい大切なからだの話』)

体を冷やさないようにするにはまずは暖かい服装から。

「首には皮膚に近いところに太い血管が通っているので首周りを忘れずに温めるようにしましょう。また腹巻などでお腹周りを高めると全身が温かくなります」。

出典(『産婦人科医が教えるオトナ女子に知っておいてほしい大切なからだの話』)

大豆イソフラボンの働きが女性ホルモンを助ける

加齢やストレスで減少してしまう女性ホルモン・エストロゲン。
エストロゲンの減少をサポートするのがイソフラボンです。

「イソフラボンはホルモンではありませんが、体の中でエストロゲンに似た働きをしてくれるため、女子力を上げる物質として非常に注目されています。イソフラボンは大豆に多く含まれる成分で豆腐や味噌、納豆、きなこなどの大豆製品に含まれています」。

出典(『産婦人科医が教えるオトナ女子に知っておいてほしい大切なからだの話』)

オメガ3は女子力アップの秘密兵器

オメガ3やオメガ9脂肪酸は女性にとってとても力強い味方。

「必須脂肪酸のオメガ3は良質な脂肪酸で、日常の食生活で十分な量を取ることが難しいのですが、とても重要視されています。生活習慣病を予防したりアレルギーの緩和、女性にとって嬉しいダイエット効果も期待できるようです」。

出典(『産婦人科医が教えるオトナ女子に知っておいてほしい大切なからだの話』)

洗い過ぎはトラブルのもと

衛生的にしたいからと洗いすぎるのはよくありません。

「おりものが多いと訴える患者さんの中で間違ったケアをしている方がいます。おりものには膣内の雑菌を外に出すという働きもありますので、あまり神経質になりすぎて過剰に洗ったりしないようにしましょう」。

出典(『産婦人科医が教えるオトナ女子に知っておいてほしい大切なからだの話』

市販のせっけんやボディーソープにはアルカリ性で刺激の強い成分が含まれていることがあるため、膣内まで洗ってしまうと、膣内の酸性の環境を崩してしまうことにもなります。

「海外では膣やデリケートエリアを洗うときは、オーガニックのウォッシュオイルや弱酸性の専用ソープなどを使用するのが当たり前になっています。専用コスメを使わない場合でも石鹸やボディソープなどを直接皮膚につけるのではなく、よく泡立ててから使用するとよいでしょう。また洗った後は、低刺激のローションや専用の保湿剤などでうるおいをカバーすることも大切です」。

出典(『産婦人科医が教えるオトナ女子に知っておいてほしい大切なからだの話』)

おりものシートはこまめな交換が大事

おりものシートの過信は厳禁。

「おりものシートを使うときは短時間でこまめに新しいものに取り替え、常に清潔に保つように心がけましょう。女性器はどうしてもムレやすいので通気性が重要となります。特に体調の悪いときは、雑菌の繁殖により膣炎を引き起こす恐れもありますので注意が必要です」。

出典(『産婦人科医が教えるオトナ女子に知っておいてほしい大切なからだの話』)

ナプキンは素材を重視し、1番気をつけたいのは通気性

膣やデリケートエリアにとって大敵なのはムレ。

「膣は潤いを必要とする反面、雑菌の繁殖原因となるムレには敏感です。月経の時に気になる嫌なニオイも、そもそもこのムレが原因なのです。最近のナプキンは性能が良く、経血を素早くキャッチし、外に漏らさずギュッと中に溜め込んでくれますが、裏を返せば、それだけ通気性が悪いこと意味します。

このムレを解消するためにはやはりナプキンをこまめに取り替え、清潔に保つことが1番の対策となります。月経の時は温水洗浄便座で外陰部についた経血を洗い流すと良いでしょう」。出典(『産婦人科医が教えるオトナ女子に知っておいてほしい大切なからだの話』

「膣ケア」にとってストレスや不規則な生活、間違ったケアはマイナス要因。膣は女性の体の要であり、「膣ケア」は自分をケアすることでもあります。正しい知識を持つことでいつでも良い状態を保つようにしたいですね。

参考書籍
八田 真理子『産婦人科医が教えるオトナ女子に知っておいてほしい大切なからだの話』

監修
八田 真理子(はった まりこ)・・・聖順会ジュノ・ヴェスタクリニック八田 院長。日本産科婦人科学会専門医、母体保護法指定医。日本マタニティフィットネス協会認定インストラクター。1990年、聖マリアンナ医科大学卒業。順天堂大学、千葉大学、松戸市立病院産婦人科勤務を経て、1998年、千葉県松戸市で女性のためのクリニック「ジュノ・ヴェスタクリニック八田」を開業。
女性の幸せを願い、サポートするクリニックとして、思春期から更年期までの幅広い女性の診療を行っている。

(mimot.(ミモット))

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