国立博物館の次はココ!上野周辺で訪れたいミュージアム3選

国立博物館の次はココ!上野周辺で訪れたいミュージアム3選

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  • 更新日:2017/08/11
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国立博物館の次はココ!上野周辺で訪れたいミュージアム3選

西洋美術館や東京国立博物館、科学博物館など、著名な博物館が立ち並ぶ上野エリア。大きな博物館も素敵だけど、それだけしか知らないのは実にもったいない!今回は、上野周辺でぜひ訪れてほしいミュージアム3選をご紹介します。

あの有名画家の作品が集結!黒田記念館

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写真:藍色 しっぽ

上野公園の噴水を通り過ぎ東京芸術大学大学美術館の方面にしばらく歩くと、赤茶色の建物が見えてきます。この建物が黒田記念館です。

世界的にも有名な日本近代の洋画家、黒田清輝のコレクションを中心とした記念館であり、所蔵作品は油彩画約130点、デッサン約170点のほか、黒田清輝の使用していたイーゼルや写生帖なども所蔵しています。

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写真:藍色 しっぽ

黒田記念館の設計を手がけた岡田信一郎は「様式の天才」とも呼ばれ、歌舞伎座の設計やニコライ堂の鐘楼の再建も行なった建築家として大変有名です。建物外観の細い溝がいくつも並んだタイルはスクラッチタイルと呼ばれ、陰影を利用した重厚感を感じさせることができるのが特徴です。また正面の二階部分には、見事なイオニア式オーダーの列柱がデザインされています。

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写真:藍色 しっぽ

館内には、黒田清輝を知らない人でも一度は見たことがあるであろう「湖畔」や「読書」などの著名な作品や、黒田とかかわりの深い芸術家による優品が集結しています。また、建物内部のさまざまな装飾にも注目を。とくに階段の手すりは岡田信一郎の弟子金沢庸治によるアールヌーヴォー風の装飾デザインで、当時の建築の流行を知ることができます。

美しい建物に感動、たくさんの彫刻に癒される。朝倉彫塑記念館

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写真:藍色 しっぽ

駅周辺の喧騒から少し離れた、谷中の住宅街の中にひっそりと建つ朝倉彫塑記念館。ここは彫刻家朝倉文夫のアトリエ兼住宅を利用した美術館となっており、建物は国の有形文化財に登録されています。

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写真:藍色 しっぽ

朝倉文夫は明治末期から昭和にかけて国内で活躍した彫刻家で、彫刻家として初めて文化勲章を受章した人物でもあります。写実を追求した精緻な表現、卓越した技術は朝倉が東京美術学校(現東京芸術大学)の学生であった頃から晩年まで変わらず、1964年に81歳で亡くなるまで実に多くの作品を残しました。

館内には朝倉の代表作でもある「墓守」のほか、早稲田大学のシンボルとして有名な大隈重信像など、数々の優品が所蔵されています。

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写真:藍色 しっぽ

また、朝倉文夫を語る上で忘れてはならないのが猫の存在です。
朝倉は一時期、現在の彫塑館である自宅で10匹を超える数の猫を飼っていました。「産後の猫」「よく獲たり」などの作品は朝倉の猫への思い入れがよく反映されており、その写実的な作風と独特の視点に魅了されるファンも多いと言われています。

そのほか、園芸にも造詣が深かった朝倉は作品の野外展示も積極的に行っており、彫塑作品の一部は館外でも鑑賞することができます。

懐かしいのにどこか新しい、下町風俗資料館

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写真:藍色 しっぽ

不忍池畔を散策していると、カラフルなのぼりのたった白い建物が見えてきます。こちらは昭和55年に開館した、下町風俗資料館です。

下町風俗資料館は、関東大震災や都市再開発などで下町の文化が次第に失われていくことに危機感を感じた地元の人々が中心となり、下町の文化と記憶を大切に、次世代に継承する目的で設立されました。

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写真:藍色 しっぽ

館内の一階展示フロアでは、花緒の製造卸問屋、駄菓子屋など、大正時代の下町の街並みが忠実に再現されています。また「出桁造」と呼ばれる大正時代の典型的な方法で建てられた商家の座敷には上がることもできます。懐かしさいっぱいの温かみある情景に、きっとほっとすること間違いありません。

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写真:藍色 しっぽ

二階展示フロアでは、地域や風俗(人々の生活や年中行事)に関する資料の展示を中心に、季節によっては地域ゆかりの行事や出来事をテーマとする企画展示を行っています。

子供たちに下町の歴史に直接触れてもらうのもよし、なつかしい「あの頃」の追体験にふらりと訪ねるもよし。様々な楽しみ方ができることでしょう。

一休みのスイーツはここで!美味しいあんみつが食べられる「みはし」

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写真:藍色 しっぽ

下町風俗資料館まで来たら、一休みにぜひ足を運んでほしい場所があります。それがこちら、「みはし」という喫茶店。お店の名前はかつて不忍池から流れる不忍川に架かっていた三つの橋が由来とされており、複数店舗がありますが上野公園前が本店となっています。

御存じの方も多いかと思いますが、みはしはなんといってもあんみつが絶品。第二次世界大戦直後の食料不足を乗り越え、現在まで受け継がれているあんみつは、北海道十勝の小豆や沖縄の黒砂糖、伊豆諸島や静岡原産の天草から作った寒天などこだわりの原材料をもとに、手間暇かけて作られています。

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写真:藍色 しっぽ

もっともスタンダードなあんみつの形は餡、蜜、求肥、寒天、みかん、赤えんどう。みはしではこれを基本に、クリームを添えたり白玉や抹茶を添えたりした様々なあんみつを提供しています。

中でもオススメはフルーツをトッピングした「フルーツあんみつ」。杏やイチゴ、秋には栗やかぼちゃなど、季節ごとに違った味わいが楽しめます。

みはしには美味しいあんみつを求めて都外からやってくるお客さんも大勢おり、中には博物館とこちらのお店をセットで回るコースを定番にしているという方もいるほど。さっぱり、でも濃厚な味わいに、きっとファンになってしまうはず。

歩くたびに新しい発見ができる、上野の町

上野周辺を散策すると、美術館の多さに驚かされることはもちろん、古い建物を活かした美術館や記念館、地域にかかわりの深い資料館がいくつもあることに気が付くことと思います。こうした施設をまわることで、上野や谷中という地域に自然と興味が沸いてくるのではないでしょうか。

歴史が好きな方に、美術が好きな方に、人々の生活や暮らしぶりに興味がある方に。所蔵作品の魅力だけでなく地域の伝統や歴史までも伝えてくれるところが、上野周辺のミュージアム巡りの大きな魅力と言えます。

関連MEMO

黒田記念館公式ホームページ

朝倉彫塑館公式ホームページ

下町風俗資料館公式ホームページ

みはし公式ホームページ

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