写真甲子園を機に、北海道東川町へ移住 子供に写真を教える町職員になった

写真甲子園を機に、北海道東川町へ移住 子供に写真を教える町職員になった

  • THE PAGE
  • 更新日:2017/09/21
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どんとこいまつりの会場で自分たちが撮った写真をパネルに貼る写真少年団の子供たち(撮影:倉谷清文)

今年の1月、都内で行われたある移住・交流・地域おこしのイベントに行ってきた。およそ300もの地方自治体のブースが並び、わが町の魅力を伝えようと一生懸命PRに力を入れている。

日本全体でも人口減少に転じている中、都市部への人口流出による減少の課題を抱えている自治体が多い。観光で訪れるならまだしも移住となるとそう簡単に決断できることではないだろう。

しかし、その中でも人口減少を食い止め、増加へと転じさせている自治体がある。そんな町の一つ、北海道のほぼ中央に位置する東川町。その理由はなぜ、魅力はいったいどこにあるのだろうか。

「写真の町」宣言をしたのは1985年6月、今から30年以上も前のことだ。

「写真の町」として子供たちにも写真を好きになってもらいたい、楽しんで欲しいという思いから、2013年5月に「ひがしかわ写真少年団」が設立された。現在、小学3年生から中学3年生の計14人(うち女子5人)が所属していて、月2回の活動をしている。

その講師として子供たちに写真を教えているのが東川町写真の町課の吉里演子さんだ。吉里さんは2005年の高校生の時、大阪から写真甲子園に出場を果たしたOGだ。写真甲子園で東川町に惹かれ、その後大会のボランティアとしても何度か参加した。移住を決めた後も旭川の予備校に通いつつ勉強をして、東川町の正規職員になったという。

写真少年団ではカメラの設定ミスによる失敗をしないために使い方を教える程度で、子供たちが感じたままに自由に撮影させている。

「私は青が好きだからこういう写真を撮っているんだぁ」とか、自分でつけさせる写真のタイトルからそんな風に感じていたんだ、と子供たちの感性に驚かされることがあると吉里さんは言う。

「今は写真が好きで参加している子供達が将来、写真に関わろうが関わらないであろうが、今の自分は“これが好きでやっている”とこだわりを持ってやっている人間になって欲しいですね」と子供達の将来に対する思いを語ってくれた。

いずれ東川町出身の写真家が多く輩出される日も近いかもしれない。(つづく)

(2017年7、8月撮影・文:倉谷清文)

※この記事はTHE PAGEの写真家・倉谷清文さんの「フォト・ジャーナル<町民の心捉えた写真の町 北海道東川町>倉谷清文第7回」の一部を抜粋しました。

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