解決方法はいかに...。夜型人間は、朝型人間よりも早く死ぬ確率が高い

解決方法はいかに...。夜型人間は、朝型人間よりも早く死ぬ確率が高い

  • ギズモード・ジャパン
  • 更新日:2018/04/17
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Image: TORWAISTUDIO / Shutterstock.com

これ、夜型の人にはグサッと刺さりますね。

夜遊びを楽しめるのは夜型さんかもしれませんが、良くないこともあります。Chronobiology International誌に発表された研究によると、夜型の人は...早く死ぬ確率が高まるらしいです。良くないことっていうか、結構悪いですね。

今回発表された研究は、イギリスで2006年から2010年の間に登録のあったおよそ50万人を対象に続けられていた調査の結果。50万人のうち「自分は朝方かどうか」という質問に回答をした38歳〜73歳までのボランティア40万人を対象に、平均で6.5年間彼らの調査を続けました。

この調査期間中に1万人以上の方が亡くなったようです。そして自分は「夜型人間」だと分類した人たちは、自分を「朝型人間」という人たちより、死亡率が10%も高かったとのこと。それだけではなく、夜型の人たちは一般的により不健康であることがわかっています。

夜型は死亡率がより高いだけでなく、糖尿病、精神疾患、神経障害、呼吸器系、胃腸系などの病気にかかる可能性も高まります。夜型の健康リスクが高いというのは過去にも言われていたことですが、今回の研究は夜型のほうが死亡率が高いことがわかった最初の人口調査です。そして呼吸器系、胃腸系の疾患が夜型の人により起こる病気だということも初めて判明しました。

しかしながら、こういった疾患がなぜ起こるのかというのはまだ明らかにはなっていません。研究チームは、夜型の人は食事をちゃんと摂らない、衝動的である、アルコールなどのドラッグを使用する、夜更かしするため仕事に行かなくていい、週末に昼過ぎまで寝ているなどの傾向があり、それが一因かもしれないと考えているようです。また夜更かし後の疲れは、肥満や代謝の悪さに繋がると判っています。

興味深いことに、夜型は睡眠時間が短いと思われがちですが、朝型でも夜型でも睡眠時間に違いはあまりないということも判っています。夜型の抱えるストレスの多くは、夜型なのに普通の時間帯で行動しようとする際の体内時計や概日リズムとのズレから来るようです。実験でボランティアの人たちの体内時計をずらしてみたところ、代謝、気分、遺伝子発現さえも悪い方向に変わってしまったとのこと。

これまで行なわれてきた研究でも、深夜勤務のシフトの人たちは早死する傾向があり、より不健康であるという結果が出ています。

私たちの体内時計や概日リズムの20%〜50%は遺伝で決まっているものの、朝起きるときに照明を使ったり、夜寝る時にメラトニンを摂取して時計を前後にずらすことは可能だと、本研究の著者は話しています。完全な夜型で、夜型から抜け出せない人たちにとって、照明やメラトニンを使うことは効果的だと言うことです。他にも稼働時間を変えるなど職場環境の変化で夜型から抜け出せるとも話しています。

「いきなり朝の8時のシフトに変えて強制的に起こすのは良くありません。概日リズムに合わせたシフトにするべきです。夜のシフトに合った夜型の人もいるのですから。」と本研究の著者、ノースウェスタン大学のKristen Knutsonさんは話しています。

結局、夜型の人は無理に朝型にすると体内時計がズレてストレスになり、健康に影響があるし、夜型を続けていても死亡率が高くなるんですよね...。どうすりゃいいの、夜型!?

Image: TORWAISTUDIO / Shutterstock.com
Source:Chronobiology International,New Scientist

Ed Cara - Gizmodo US[原文
(岩田リョウコ)

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