管理栄養士に聞く年末年始の胃もたれ防止メニュー

管理栄養士に聞く年末年始の胃もたれ防止メニュー

  • @DIME
  • 更新日:2017/12/06

年末年始といえば、クリスマスパーティーや忘年会、新年会などのイベントが目白押しだ。さまざまな料理が楽しめるものの、食べ過ぎて、胃もたれを起こした経験はないだろうか。

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そんな胃もたれを起こしがちな年末年始の時期、食事によって胃もたれを予防・対策する方法を管理栄養士に教えてもらった。

■胃もたれしやすい食事とは?

胃もたれしやすい食事といえば、真っ先に思いつくのが“揚げ物系”。他にはどんなものがあるのだろうか。管理栄養士のこざわさなえさんは次のように教える。

「胃での滞留時間が長いと胃もたれを感じやすくなります。多くの食べ物は2~3時間ですが、油が多いものやタンパク質のもの また、食べる量が多い場合、消化に時間がかかり、さらに滞留時間が長くなります。

その他、便秘などで腸が消化物を拒否した場合も、胃もたれを感じることがあります。胃もたれの症状が続くようであれば重篤な病気が隠れている場合もあるので医療機関の受診をおすすめします」

■胃もたれしにくい食事とは?

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では実際、胃もたれしにくい食事にはどのようなものなのだろうか。クリスマスパーティーや忘年会などでは意識して選びたい。

「消化の良い温かいメニューがおすすめです。寒い冬は体が冷えています。体温が低いと血流が悪くなり、胃の働きが低下することで、食べ物の胃の中での滞留時間が長くなります。鍋なら、野菜たっぷりの『豆乳鍋』。お肉が食べたいなら『水炊き』がおすすめです。最後のシメは『雑炊』か『うどん』で。満腹感も得られます」

■胃もたれ予防!外食・自炊で工夫したいこと

また、胃もたれはちょっとした工夫で対策もできる。胃もたれをしないための食事の工夫を、外食、自炊それぞれについて、こざわさんは次のように教える。

●外食

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「連日の残業・飲み会などで体が疲れているときは、さらに消化能力が低下するので、揚げ物や焼肉の食べすぎには要注意です。そんなときには、『キャベツのサラダ』や『大根サラダ』を最初に注文してはいかがでしょうか。キャベツは、胃の粘膜を保護してくれるビタミンUを含んでいます。また、大根のプロテアーゼがタンパク質の消化を、リパーゼが脂肪の消化を助けてくれます」

●自炊

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「『野菜たっぷりの温かい汁物』を1品用意しましょう。主菜は魚中心、肉なら鶏のささ身、胸肉がいいでしょう。麹はタンパク質分解酵素プロテアーゼと脂肪分解酵素リパーゼを含んでいます。『魚の粕・西京焼き』や『鶏ささ身・鶏胸肉の塩麹漬け』を主菜として活用しましょう」

■胃もたれしてしまったら食事はどうする?

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もし胃もたれしてしまったら、どのようなものを食事にすればいいのだろうか。

「胃が弱っているときは、おかゆなど負担をかけない食事が一番です。胃もたれが少し改善されてきたら野菜、タンパク質の順に進めていきましょう。

よく噛んで、唾液という消化液を最初にきちんと出すことも大切です。また、微炭酸飲料を食前に少し飲むと胃のぜん動運動が活発になり、改善効果が期待できるといわれています。ただし、胃を冷やすのはよくありませんので、常温で摂りましょう」

クリスマスや年末年始の時期、毎年胃もたれを起こしているという人は、ぜひ今年はこれらを参考にして乗り切りたい。

取材協力
こざわさなえさん
技研センター有限会社(Healthy dish)取締役
管理栄養士 基礎心理カウンセラー 神奈川県糖尿病療養指導士
健康宣言に基く健康教育を健康保険組合・事業主と推進中。セミナー、ビデオを通してセルフメディケーション実現のための知識を提供している。
http://kenko30eiyo.phpapps.jp/

取材・文/石原亜香利

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