串柿の里で和む!和歌山県の四郷・柿色に染まる山里の原風景

串柿の里で和む!和歌山県の四郷・柿色に染まる山里の原風景

  • トラベルjp<たびねす>
  • 更新日:2017/11/12
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串柿の里で和む!和歌山県の四郷・柿色に染まる山里の原風景

和歌山と言えば柿の名産地。九度山の柿は全国的に有名ですが、晩秋の頃に山里一面をオレンジ色に彩を変える和歌山県かつらぎ町「四郷」はご存知でしょうか?ここは串柿の里として400年の歴史ある場所。吊り下げられている串柿は正月用の飾りの縁起物。そして軒先で売られている食用の干し柿は驚くほど甘くて美味しい。日本が誇る故郷の原風景が楽しめる、知る人ぞ知る名所を紹介しましょう!

山里一面がオレンジ色に染まる見事な日本の原風景

晩秋になると山里一面がオレンジ色に染まる、和歌山県かつらぎ町の四郷地区。ここは400年の昔から串柿が特産で、その見事な景観は日本の原風景として知られています。

この「四郷」という地名は地図上には存在しておらず、東谷、平、滝、広口の四つの村を総称した呼び名で、親しみを込めて「四郷の里」「串柿の里」と呼ばれています。今回は四郷地区の中でも散策しやすい「平」をご紹介します。

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写真:旅人間

四郷地区の「平」で見るオレンジ色のカーテン

京奈和自動車道「かつらぎ西」インターから国道480号を北に15分ほど走り、鍋谷峠トンネルの手前を右折すると、四郷地区の「平」に入ります。山の中から家々が見え始めると同時に、まるでオレンジ色のカーテンのような鮮やかな風景が一面に現れます。

このオレンジ色の正体は全て串柿。この地域では串柿を吊るし、正月の飾り物となる干し柿を生産しています。10月下旬から11月になると串柿作りが始まり、中旬から下旬にはピークを迎え山里が柿一色に染まるのです。

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写真:旅人間

この串柿は1本に10個の柿が刺し並べられ「いつもニコニコ仲睦まじく、共に白髪の生えるまで」と言う家族の和と幸せを願う思いが込められた縁起物。要するに、目を凝らしてよく見ると、10個に並べられた柿は、両端は2個、2個で、中央に6個となっています。まさに2個2個(ニコニコ)仲むつ(6つ)まじくですね。

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写真:旅人間

景色も人も訪問客を和ませてくれる四郷の里

四郷の里を散策していると、柿農家の方々が家の軒先や工場内で柿の皮むきをしている姿などが見えます。土日は小学生の子供達が一生懸命手伝っている姿も多くて実に微笑ましい。近くまで行くと気さくに話しかけてくれ、丁寧に色々と教えてくれます。

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写真:旅人間

景色も人も訪問客を和ませてくれる雰囲気の中、周囲には優しい柿の香りが漂います。ここで過ごす時間は、街の喧騒から離れ、日本の故郷が味わえる贅沢な時間と言えるでしょう。

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写真:旅人間

串柿は非買品。干し柿は買って帰るべし!

この四郷では串柿を吊るした景色が特色ですが、この串柿は正月用の飾りとして作られており、食品ではありません。地元の方に話を聞けば「食用と同じ工程で作っているので食べても大丈夫なはずだけど、食用として販売していないので、ごめんなさいね」といった答えが返って来ます。

ちなみに、この串柿は四郷の里では販売されていません。これらは12月20日頃に市場で競りが行われた後にスーパーや直売所、また道の駅などで販売されます。四郷の里で串柿は買えないけど、食用の干し柿も所々で販売されていますのでご安心ください。

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写真:旅人間

この農家の軒先で販売されている干し柿は、販売している場所や大きさによって金額は多少異なりますが、干し柿は10個で300円~600円ほどが相場で激安です。

とにかく甘く、驚くほどに美味しい。食感はしっかりした弾力で柔らかい、そして噛むと甘みがグッと押し寄せて来ます。販売所ではお土産用として買って帰るだけでなく、ぜひその場で一つでも食べてみて下さい。家に帰ってから食べると「もっとたくさん買っておけば良かった」と後悔してしまうかもしれませんので…。

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写真:旅人間

とにかく安くて美味しい!あんぽ柿&干し柿

この地域では「あんぽ柿」も販売されています。和歌山のあんぽ柿と言えば、2016年に片岡愛之助さんと藤原紀香さんの結婚式の引き出物の一つとして、紀の川市の柿が使われたことで話題になりましたね。

この「あんぽ柿」は半分生のようにジューシーで羊羹のような柔らかさと上品な甘さが特徴で、お店で買うと良いお値段になります。それがここでは1パック6個入りで300円。ここは紀の川市のすぐ隣。値段は信じられないほどお得です。

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写真:旅人間

四郷の里で販売されている干し柿の甘さを知ると、ついついたくさん買ってしまいます。もし買い過ぎてしまった場合は、自宅に到着したら食べる分以外は冷凍させるのがおすすめ。干し柿は日持ちしそうですが、外と違って家の中は湿度もあり、想像より長持ちしない場合がありますのでご注意ください。

とにかく、ここでは買えるだけ買っても損はしません。冷凍させても半解凍状態で食べるのも激ウマです。これは地元の方が教えてくれる食べ方で、本当にオススメですよ。

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写真:旅人間

最後に…。

晩秋の風物詩として知られる串柿の里 四郷は道路が狭く対向が困難な場所があるので運転には注意しましょう。また駐車場も少ないです。

今回紹介した四郷地区「平」では、入り口付近に「峠の茶屋」「木の国や柿えもん」「平生活改善センター」があり、車が停められる場所はこの辺りとなります。民家のある山の上まで行けば道は狭くなりますのでご注意ください。
尚、商品の金額は2017年11月現在の価格です。

関連MEMO

和歌山県かつらぎ町 四郷 串柿の里

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