夫婦の会話の満足度は平均で62点、平日の会話量は「15~30分」が最多

夫婦の会話の満足度は平均で62点、平日の会話量は「15~30分」が最多

  • @DIME
  • 更新日:2016/10/19

男女雇用機会均等法が施行された1986年以降、女性の社会進出が進み、結婚後も仕事を続ける女性が増え、夫婦での「共働き」にも何ら違和感のない現代となっている。一方、結婚前後と比べ、子どもの産前産後は「子どもがいる」という大きな変化があり、夫婦関係やコミュニケーションの取り方はより大きく変化するものと思われる。

ドゥ・ハウスが昨年、同社のインターネットリサーチサービス『myアンケートlight』を利用し、未就学の子どもを持つ20代~60代の男女を対象に「夫婦の会話」に関するWEBアンケートを実施したところ(※調査期間は2015年7月17日~7月21日。有効回答は649人)、夫婦間の会話量について、平日は「15分~30分未満」、休日は「1時間~3時間未満」がトップとなり、会話の内容は、1位子ども、2位休日・レジャー、3位パートナーという結果になった。また、夫婦の会話に対する満足度は平均62.4点となり、相手への愛情が産前より増している人は、会話の満足度も高いということがわかった。

■会話量、平日は「15分~30分未満」、休日は「1時間~3時間未満」がトップ

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平日と休日の夫婦間の会話量について聞いたところ、平日は1位「15~30分未満(28.5%)」、2位「30分~1時間未満(23.6%)」、3位「15分未満(21.5%)」に対し、休日は1位「1時間~3時間未満(28.5%)」、2位「30分~1時間未満(19.9%)」、3位「15分~30分未満(16.3%)」となった。休日は、一緒に居る時間が平日より長い分、話す時間も増えるようだ。

■会話の内容は、1位:子ども、2位:休日・レジャー、3位:パートナー

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夫婦間の会話の内容はどんなことが多いか1~5位まで順位をつけてもらい、1位=5ポイント、2位=4ポイント、3位=3ポイント、4位=2ポイント、5位=1ポイントとして重み付けし計算したところ、全体の1位は「子どものこと(2,981ポイント)」、2位は「休日・レジャー(1,093ポイント)」となり、「子どものこと」が圧倒的に多いことがわかった。会話の中心は子どものこと、そして休日は家族でどこへ行こうかという話の流れになるようだ。

また、男女別では2位以下の項目で差がみられ、男性は「パートナーのこと」、女性は「自分のこと」となり、夫より妻に関することの方が多く話題になるようだ。昔から巷では『男性は女性の話を聞く』や『女性は話を聞いてもらえれば気が済む』『女性は話したがる』と言われているが、今も変わらないのかもしれない。

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■夫婦の会話に対する満足度は平均62.4点

夫婦の会話について自身の満足度を100点満点でつけてもらったところ、平均値は62.4点となった。その点数にした理由には、「話したいけれど、それぞれ忙しいから話す時間がない」といったものが多く見受けられましたが、他にも以下のような回答があった。

【満足度が高い人の回答例】

・年齢の割によく話せている方だと思うし、子供の話ばっかりだとそれ以外の会話ができなくなって困るので、子供の話中心にはしないようにしている。・・・90点(48歳・女性)
・喧嘩になる事もしょっちゅうあるけど言いたいことをハッキリと相手に伝えて話し合えるし、何気ないことでも会話できているからです。・・・90点(27歳・女性)
・会話も豊富で、なんでも言い合っているから。・・・90点(25歳・男性)

【満足度が低い人の回答例】

・夫は仕事で帰宅が遅く、自分も家事や育児で疲れているので面倒なことは話さなくなる。・・・10点(38歳・女性)
・子供が中心になっているので、自分が構ってもらえない。・・・20点(35歳・男性)
・話したい気持ちと相手の聞く姿勢に温度差がありすぎて会話が成立しない・・・4点(35歳・女性)

■相手への愛情が産前より増している人は、会話の満足度も高い

続いて、産前を100とし、現在のパートナーへの愛情を0~200の数値で表してもらったところ、平均値は77.5で、産後は相手への愛情が薄れる人が多いことがわかった。夫婦の会話の満足度を横軸、パートナーへの愛情を縦軸にした散布図を作成してみると、パートナーへの愛情が産前よりも高くなっている人は、会話の満足度が50点以上という共通点が見られた。

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■男女別に散布図を見るとばらつき方に差が

女性のみに見られた特徴として、会話満足度は低いが愛情は比較的高いグループと、会話満足度は高いが、愛情は比較的低いのグループがあった。それぞれに当てはまる人の満足度の理由を見ると、
前者のグループでは、
「キャッチボールになっていないから。(満足度0点・愛情70)」、
「子供がまだ幼いせいか、夫婦だけの会話を嫌がり、自分自身が中心になりたがります。なかなか思うことが話せずもやもや…(満足度10点・愛情90)」、
後者のグループでは
「必要最低限の話しかしないので、ストレスがなくなった。(満足度90点・愛情30)」
「愛情がなく話したいと思わない。会話なしで満足しています。(満足度100点・愛情0)」
といった回答が見られた。女性の中には、会話の満足度と愛情の度合いが結びついていないケースもあるようだ。

■夫婦間の会話において心がけていること、気を遣っていること

最後に、夫婦間の会話において、心がけていることや気を遣っていることについて聞いてた。その一部を紹介したい。

【男性】
・お互いに干渉しすぎず、できるだけそっとしておいたりしている(25歳)
・仕事の話を家庭に持ち込まない(38歳)
・相手の話をよく聞き、覚えておくこと(33歳)
・忙しいときでもできるだけ話すようにしている(40歳)
・ささいなことでもなるべく話すようにしている(45歳)
・意見を尊重すること(54歳)

【女性】
●怒りっぽい口調にならないこと(27歳)
●「ありがとう」を沢山言うこと(27歳)
●楽しく会話ができる話題を話すこと(33歳)
●夫が頑張ってくれていることをきちんと評価し、プライドを傷つけないこと(33歳)
●感謝の気持ちを忘れないこと(40歳)
●話の内容は簡潔明瞭にする(50歳)

最近では、女性の出産後に急激に夫婦仲が悪化する現象として「産後クライシス」という言葉も使われますが、夫婦間の愛情を深めていく手段の一つとして、多忙な中でもお互いに歩み寄り、感謝の気持ちを忘れず、少しの時間でも会話によるコミュニケーションをとることが必要だろう。

文/編集部

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