原英莉花、“ジャンボ”なアシストで完全V!恩返し報告は「帰ってから」/国内女子

原英莉花、“ジャンボ”なアシストで完全V!恩返し報告は「帰ってから」/国内女子

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  • 更新日:2018/12/08

LPGA新人戦加賀電子カップ最終日(7日、千葉県・グレートアイランドC=6526ヤード、パー72)今年7月のプロテストに合格した21選手が出場し、優勝者には来季ツアー開幕戦の出場権が与えられる大会。首位から出た原英莉花(19)=フリー=が1イーグル、3バーディー、1ボギーの68で回り、通算5アンダーで優勝した。5つスコアを伸ばした脇元華(21)=UMKテレビ宮崎=が通算4アンダーで2位。首位発進の河本結(20)=エリエール=は通算2アンダーで5位だった。

リーダーボードのない会場。最終18番(パー4)で1・5メートルのパーパットを決めると、祝福の声が挙がって勝利を知った。原が第90期生の頂点に立った。

「素直にうれしい。苦手な17番でバーディーを取れてよかった」

8番(パー4)で残り115ヤードの第2打がPWで直接カップイン。ただ終盤まで接戦の状況が続いて、周囲ではプレーオフの可能性もささやかれた。前日はボギーで苦手意識があった197ヤードの17番(パー3)で4Iで7メートルにつけ、ラインを読み切ってバーディーパットを沈めて逃げ切った。

大会前の今月2日、師匠の尾崎将司(71)=セブン・ドリーマーズ・ラボラトリーズ=の自宅で朝から日が暮れるまでトレーニングした。前週には尾崎からオーダーメードのシャフトを譲り受け、全てのアイアンをスチール製からカーボン製のものに交換。軽くてよくしなるため、「高弾道の球が打てるようになった」。“ジャンボシャフト”効果が早速出た。

今季は賞金ランキング38位でシードを得た。しかし直近2大会は連続予選落ち。気の緩みを反省し、“一生に一度”の新人戦で師匠に恩返しできた。尾崎は携帯電話を持っていないといい会場から優勝の速報はできず、「帰ってから報告します」と笑みを浮かべた。

オフに成人式を控える19歳。来季の目標は「まず(ツアーで)1勝」。そして2020年東京五輪も見据える。女子ゴルフの日本代表は世界ランキングを基準に2人選出。現時点ではランキング130位で、「賞金女王にならないと(五輪は)目指せない」と自覚している。怖いもの知らずのルーキーが、来季に勝利を重ねて夢切符をつかむ。 (川並温美)

一時はトップに立つも5位だった三ケ島かな「ショットがすごくよかったが、パットが駄目。悔しい気持ちがあって終われたから、また頑張れます」

3つスコアを伸ばして3位の菅沼菜々「めっちゃ悔しい。最後意地で(6メートルのバーディーパットを)入れたが、上には上がいた。もう一回やりたい」

通算1オーバーで10位の大里桃子「最後のボギーは今年を象徴するようだった。(今年は)優勝できたが、気持ちの面で逃げたりしてしまった」

★LPGA新人戦加賀電子カップ

1996年にスタート。その年のプロテストに合格した選手が2日間36ホールのストロークプレーで争う。今年は21人が出場。賞金総額1000万円。優勝者は賞金180万円とともに、来季レギュラーツアー開幕戦の出場権を得る。過去の優勝者には不動裕理、横峯さくら、上田桃子、森田理香子らが名を連ねる。

原 英莉花(はら・えりか)

1999(平成11)年2月15日生まれ、19歳。神奈川県出身。10歳でゴルフを始める。2016年「神奈川県ジュニア」(女子15-17歳の部)で優勝。今年3月の「ラシンク・ニンジニア・RKBレディース」など今季下部ツアーで2勝。7月のプロテストで合格。今季獲得賞金は2937万9165円でランキング38位。ドライバーの平均飛距離は260ヤード。得意クラブはウエッジ。1メートル73、58キロ。

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両手にカップ! 大会の優勝杯(左)と日本女子プロゴルフ協会(LPGA)から贈られた優勝杯を手に喜ぶ原(撮影・戸加里真司)

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