人気急上昇のアーモンドミルクの知っておくべき基礎知識

人気急上昇のアーモンドミルクの知っておくべき基礎知識

  • @DIME
  • 更新日:2018/01/13

大手食品メーカーの参入で、近所のスーパーでも目にするようになったアーモンドミルク。2017年には5月30日が「アーモンドミルクの日」と制定され、牛乳、豆乳に続く「第3のミルク」と呼ばれるなど、ヘルシー飲料としてこれから流行しそうな勢いを見せている。

とはいうものの、「名前は聞いたことがある」か「全く知らない」という人が過半数を占め、認知度はまだ高くない。そこで今回は、アーモンドミルクに関する基本的な知識を幾つか紹介したい。

●実は古い歴史があるアーモンドミルク

食品加工技術が進歩した近年の発明品に思えるアーモンドミルクだが、実はその歴史は古く、ルネサンス期初期には既にあったという。中世ヨーロッパの修道院では、肉や乳製品の摂取が禁じられる四旬節の期間に、聖職者が牛乳代わりに飲用していたことが、よく知られている

ヨーロッパの貴族はこれをスープとして飲み、18世紀になると清涼飲料としてカフェで提供されるようになった。カフェ好きで知られる作曲家のモーツァルトも、アーモンドミルクを飲んでいたようである。

●米国では「植物性ミルク」のシェアでトップ

米国では、健康意識の高まりとともにアーモンドミルクの需要は急増し、2011~15年の5年で250%の伸びを見せた。現在では、豆乳やライスミルクといった「植物性ミルク」の中でも、売上ベースでダントツのシェアを誇っている。

ミランダ・カーやヴァネッサ・ハジェンズといった、一流モデルやハリウッド女優らに愛飲されていることも、米国で人気のドリンクとなった理由のひとつに挙げられるだろう。

●アーモンドミルクの健康効果は?

アーモンドミルクが米国のセレブに好まれているのは、さまざまな栄養素がバランス良く含まれていることが大きい。特にビタミンEが豊富に含まれており、吸収率も高いのがアピールポイントとなっている。

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ビタミンEは、別名「若返りビタミン」と呼ばれるほど、抗老化や生活習慣病予防の効果が高いとされ、強い抗酸化作用もある。また、月経前症候群、生理痛、冷え性などの婦人病を改善する効果もある。そして、最近の研究ではアーモンドには、糖分の摂りすぎによって体内に生成される「終末糖化産物」(AGEs)を減少させるはたらきがあることがわかっている。こうした理由から、ビタミンEに富むアーモンドミルクは、「アンチエイジングドリンク」とも呼ばれている。

●秋冬向けアーモンドミルク・レシピ

アーモンドミルクはそのまま飲んでもおいしいが、料理の素材としてもさまざまな活用法がある。ここでは、医療・食の専門家から構成されたアーモンドミルク研究会がおすすめの、秋冬向けレシピを2つ紹介したい。

・ホットアーモンドミルク

体をあたためる生姜やシナモン入りの、寒い夜にはぴったりのホットドリンク。

【材料】(1人分)
アーモンドミルク:200cc
すりおろした生姜:少々
メイプルシロップ:小さじ1
シナモンパウダー:小さじ1/2

【作り方】
全材料を鍋に入れて加熱(加熱しすぎないように)。あるいはカップに入れて電子レンジで加熱(途中でかき混ぜる)してできあがり。

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・チアシードとアーモンドミルクのプリン

腹持ち効果の高いスーパーフードのチアシードとアーモンドのおかげで、ダイエットのお供になるデザート。

【材料】(1人分)
素材A:アーモンドミルク:200cc、チアシード:5g、砂糖:大さじ1
粉寒天:1g
季節のフルーツ:適量

【作り方】
鍋に素材Aを入れて加熱し、沸騰したらいったん火を止める。チアシードが膨らむまでしばらく置く。そのあと、また加熱し、粉寒天を加えて沸騰させ、粗熱をとってから容器に移し、冷蔵庫で冷やす。固まったら皿に開けて、季節のフルーツを添える。

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●市販のアーモンドミルクにはどんな商品がある?

スーパーに常備されるようになってきた、紙パック入りアーモンドミルク。豆乳やヨーグルトに比べると、まだ目立たない存在だが、実は主要4社からバラエティに富んだラインナップが出ている(価格はいずれも税別)。

・『キッコーマン アーモンドファーム』&『キッコーマン アーモンドリッチ』(キッコーマン)

『キッコーマン アーモンドファーム』は、豆乳仕立てのアーモンドミルクで、アーモンドの渋味や苦味をおさえたやさしい味わい。全4種類(『オリジナル』、『コーヒー』、『バナナ』、『砂糖不使用』)ある。価格は、200mlパックが120円、1000mlパックが400円。

また、2017年8月には、豆乳を使用しない濃厚なアーモンドの風味が楽しめる『アーモンドリッチ』(全2種類)が新登場。価格は、200mlパックが125円となっている。

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『キッコーマン アーモンドファーム オリジナル』

・『アーモンド効果』(グリコ)

はちみつを入れ、マイルドな味に仕上げたベーシックなフレーバーのほか、チョコあるいは黒ごまの風味を加えたものなど、バラエティ豊かな品揃えなのが、『アーモンド効果』シリーズ(全8種類)。価格はいずれも、200mlパックが125円、1000mlパックが450円。

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『アーモンド効果』

・『濃いアーモンドミルク』(筑波乳業)

飲みきりサイズは125mlと他社製品に比べて少ないが、その分濃いめのアーモンドミルクの味わいを堪能できる。2種類のプレーンタイプ(『濃厚プレーン』、『まろやかプレーン』)のほかに、『ほんのり黒糖入り』と『香ばしロースト』がある。価格は、125mlパックが138円、1000mlパックは製品により715円または770円。

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『濃いアーモンドミルク ほんのり黒糖入り』

・『アーモンドブリーズ』(ブルーダイヤモンド グロワーズ)

アーモンドの名産地カリフォルニア州発のブランドで、世界8か国で販売されているのが、この『アーモンドブリーズ』シリーズ。200mlタイプは、米国市場で一番売れている『砂糖不使用 香るバニラ』や日本限定の『抹茶』など、全7種類のラインナップを擁する。価格は、200mlパックが105円、1000mlパックが398円。

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『アーモンドブリーズ 抹茶』

情報提供/アーモンドミルク研究会

アーモンドミルクの認知度を高め、アーモンドミルクの良さを知っていただくために、専門家を中心に設立。ヘルシーでおいしい飲み物であるアーモンドミルクの魅力について情報発信を行っている。

文/鈴木拓也

老舗翻訳会社の役員をスピンオフして、フリーライター兼ボードゲーム制作者に。英語圏のトレンドやプロダクトを紹介するのが得意。

※記事内のデータ等については取材時のものです。

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