沙羅、3戦連続3位...自己ワーストタイ6戦Vなし/ジャンプ

沙羅、3戦連続3位...自己ワーストタイ6戦Vなし/ジャンプ

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  • 更新日:2018/01/14

ノルディックスキー・W杯ジャンプ女子・個人第5戦(13日、札幌市宮の森ジャンプ競技場=HS100メートル、K点90メートル)平昌五輪日本代表で金メダル候補の高梨沙羅(21)=クラレ=は2回とも93メートルを飛び、合計238・2点で個人3戦連続の3位。今季初優勝とジャンプの男女を通じて歴代単独最多の通算54勝目は持ち越しとなった。伊藤有希(23)=土屋ホーム=は93・5メートル、91・5メートルの合計237・3点で4位。マーレン・ルンビ(23)=ノルウェー=が合計252・9点で今季3勝目となる通算7勝目を挙げた。

個人3戦連続の3位に、真の笑顔はない。昨季の最終戦から勝利がなく、自己ワーストタイの6連敗。地元開催のW杯初戦で高梨が肩を落とした。

「悔しい。(順位で)上に強い選手がいることを考えると今の実力では戦っていけない。現実を突きつけられている」

前日12日の予選では今季初のトップ通過。年末年始に飛躍練習を重点に行い、自信を持って挑んだ。だが、平昌五輪まで1カ月を切る中、海外2強との力の差は歴然で、白旗を揚げた。

1回目は93メートルの4位。2回目も93メートルを飛び、2学年上の伊藤を上回るのがやっと。課題としていた助走姿勢は予選に続いてはまったものの「(空中の)前半でスキーが跳ね上がりすぎて、ちょっとブレーキになってしまった」。飛び出しにミスがあったとみて「分析したい」と強調した。表彰台は死守したが、男女を通じて歴代単独最多の54勝目は持ち越した。

これまで絶対女王として君臨してきた高梨。“指定席”を奪われ、「本当にお強い2人」と頭を下げる。今季3勝のマーレン・ルンビ(23)=ノルウェー、同2勝のカタリナ・アルトハウス(21)=ドイツ=の同世代が台頭。平昌五輪での金メダル争いは激化する。

それでも高梨は強気な発言で自分を奮い立たせる。「壁を乗り越えたい気持ちが強いし、どうやったら乗り越えられるかを考えると楽しいし、ワクワクする。久々の感覚」。早朝の散歩、移動時の車内、就寝前など24時間ジャンプのことを思考。自分の性格を「根暗」と表現するが、「天気が良いから頑張ろう」など、小さな“きっかけ”から常にポジティブ思考を心がけている。

「ハングリー精神を忘れずに戦っていきたい」と高梨。平昌五輪イヤーの初戦は好発進とはいかなかったが、闘志をむき出しにした。時間はある。沙羅が逆襲に転じる。 (石井文敏)

データBOX

◎…高梨は3位で昨年のW杯最終戦から6戦連続で未勝利。6戦連続でのV逸は2014-15年シーズン以来、自己ワーストタイ。

◎…高梨は日本開催のW杯5連敗。16年1月23日の蔵王大会での優勝を最後に、白星なし。

◎…高梨はW杯で昨年2月16日平昌大会から331日間、勝利なし。

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表彰台は死守したが、3位に終わった高梨(右)。優勝のルンビ、2位のアルトハウスの後塵を拝した (撮影・松永渉平)

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