奇跡の脱出!?クジラに飲み込まれるも、口から逃げ出すことに成功。無事生還したダイバー(南アフリカ)

奇跡の脱出!?クジラに飲み込まれるも、口から逃げ出すことに成功。無事生還したダイバー(南アフリカ)

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  • 更新日:2019/03/15

image credit:Barcroft Animals/youtube

人間と野生動物の出会いには不測の事態がつきものだ。

動物写真家のライナー・シンフさんが南アフリカの沖合でイワシの群れに突っ込むサメを撮影していたところ、突然、海が大きくうねりはじめた。

その瞬間、シンフさんの体はクジラの大きな口の中に!

エサを食べていたニタリクジラにあやまって食べられてしまったのだ。

【他の記事を見る】いったいなぜ?クジラは現世で世界最大の動物となったのか、その謎と歴史に迫る。

I Was Spat Out By A Whale | SNAPPED IN THE WILD

クジラやサメのエサ場を撮影するつもりが、自分がエサに

イワシの大群に突っ込むサメの決定的瞬間を撮影しようとカメラを構えていたシンフさん。イワシはサメのエサになったこの瞬間、シンフさんはクジラのエサとなっていたのだ。

一瞬真っ暗で何も見えなくなり、お尻のあたりに圧力を感じたという。

シンフさんはすぐに何が起きたのかをすぐに悟った。エサを食べていたニタリクジラにあやまって食べられてしまったのだ。

巨大なイワシの群れ「サーディン・ラン」に集まる捕食動物たち

ポート・エリザベスのイワシの群れは、南半球で見られる最大の回遊風景であり、「サーディン・ラン」と呼ばれる。

1年の決まった時期になると、この豊富なエサを目当てに、クジラ、イルカ、サメ、カツオドリ、ペンギン、アシカなど、多種多様な動物が集まってくる。

Mega Baitball Sardine Run Port Elizabeth

ダイビングのツアーオペレーターとして15年のキャリアがあるシンフさんは、毎年この時期になると決まって回遊の様子を記録してきた。

ところが、今回うっかりしたことに自分自身がエサになってしまったのだ。

シンフさんになす術はなかった。ニタリクジラは体長14、5メートルあり、大きな口を開いては、周囲のものをなんでもかんでも吸い込んでいく。

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image credit:Barcroft Animals/youtube

怯えている暇もなく、ただ息を止めて、クジラがあまり深く潜らないよう願うよりなかった。そして、2秒かそこらで必死の願いは叶った。

「クジラがどちらかに方向転換しているような感じがして、締め付けが緩まりました。それで口から脱出できました。」

「水面まで戻りましたが、どうにも間抜けに見えたでしょうね。」

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image credit:Barcroft Animals/youtube

クジラもびっくりのアクシデント

クジラだって予想外の出来事にびっくりしていたに違いない。

あんぐりと大きな口を開けて近寄ってくるクジラたちは、前がよく見えていない。そのために誤ってシンフさんを飲み込んでしまったのだろう。

だがエサになる心配はなかったようだ。

ヒゲクジラの一種であるニタリクジラの食道は、バスケットボールよりも狭いという。その口や器官は、プランクトンやイワシのような小さなエサを食べる構造になっているので、人間が通過するようにはできていない。

食道が狭いうえに、しかも歯までないのだから、うっかり飲み込まれたらと心配する必要はないかもしれない。ニタリクジラに食べられる心配はないのだ。

要するにシンフさんは、クジラに吐き出されたことで脱出に成功したということだろう。

References:This Diver in South Africa Ended Up Inside a Whale, And Survived/ written by hiroching / edited by parumo

・あわせて読みたい→背徳の愛?イルカとクジラの交雑種が発見される(アメリカ・ハワイ)

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