60年前にW杯予選敗退を経験したイタリア代表OBが激白。「あの敗戦の傷はいまも癒えていない」

60年前にW杯予選敗退を経験したイタリア代表OBが激白。「あの敗戦の傷はいまも癒えていない」

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  • 更新日:2017/11/13
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ピバテッリ氏が60年前に奪えなかった“本大会に導くゴール”を、インモービレ⑪は奪えるのか。 (C)Getty Images

イタリア代表は現地時間11月13日、ロシア・ワールドカップ(W杯)欧州予選プレーオフの第2レグで、スウェーデンをホームに迎える。

敵地での第1レグを0-1で落としたアッズーリ(イタリア代表の愛称)は、この試合に勝たなければ1958年大会以来の予選敗退が決定する。

崖っぷちに追い込まれたアッズーリの面々は、もちろん逆転での突破を信じているだろう。たしかに、第2レグの会場となるミラノのサン・シーロでは、これまで42戦31勝11分けと無敗を誇っており、W杯予選に限れば7戦全勝と勝率は100%だ。

それでも1点のビハインドを抱える彼らが、厳しい状況に置かれていることに変わりはない。そして本大会への切符を逃せば、14大会連続出場中の大国は失意のどん底に突き落とされる。

その辛さをよく知るひとりが、58年大会の予選で本大会出場を逃したアッズーリOBのジーノ・ピバテッリ氏(ポジションはFW)だ。

イタリア『Sky Sports』によると、ピバテッリ氏は地元紙『Corriere della Sera』で過去をこう振り返っている。「当時は24歳で、いまは84歳。60年経ったが、あの敗戦の傷はいまも癒えていない。決して癒えることのない傷なんだ」

さらにピバテッリ氏は『La Repubblica』紙で、W杯出場を逃したときの周囲の冷やかすぎる反応についても触れている。「敗退が決まった日の夜は眠れず、我々はベルファスト(北アイルランド)の街を歩いた。そこであるイタリア人記者に会い、こう告げられたんだ。『明日の新聞は読まないほうがいい』ってね」

「何年もの間、ずっと恥ずかしかったし、この大失態は我々のその後のキャリアにも長く付きまとった」。だからこそピバテッリ氏は、後輩たちが自分たちのようにならないことを願っている。

「現在のアッズーリはとても良いチームだし、真面目で有能な指揮官もいる。イタリアはスウェーデンより強い。私はそう信じているよ」

「アンドレア・ベロッティにチーロ・インモービレよ、お願いだ。わたしが60年前に決められなかったゴールを、ぜひ決めてくれ。いや、だれが得点するかは重要ではない。大事なのはボールを相手のゴールに入れることだ」

ピバテッリ氏のこの叫びを、後輩たちはどう受け止めたのか。運命の一戦は、現地時間11月13日20時45分(日本時間14日4時45分)にキックオフとなる。

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