仏になる!広島・新井、13年連続護摩行で「一打成仏」授かった

仏になる!広島・新井、13年連続護摩行で「一打成仏」授かった

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  • 更新日:2017/01/12

広島・新井貴浩内野手(39)が11日、鹿児島市の最福寺で恒例の護摩行に臨んだ。火柱の前で約1時間40分、経を唱え「ぐっと気持ちが入る。心が洗われる」と晴れやかな表情で話した。30日に40歳となるベテランに、池口恵観法主(80)は「一打成仏一守不動」のメッセージを送り、仏の心で不惑のシーズンに立ち向かうことを求めた。

新井サンが、今季は仏様になる-。

天井まで届きそうな勢いで燃えさかる炎の前で経を唱えた。厳しく過酷な鍛錬を終えた新井の顔は腫れ、袈裟は背中まで汗だくになっていた。

「無心で声を出している。何回やっても苦しいし、しんどいね。よく13回もやっているなと思うよ。グッと気持ちが引き締まって、心が洗われるね」

約1時間40分の間に投入された護摩木は約2000本。300度を超える炎は最大約3メートルに達し、意識がもうろうとなる中、常連の石原、初参加の堂林と会沢に負けじと大声で般若心経と不動明王御真言を唱えた。

師匠の阪神・金本監督に続いて2004年オフに始めた護摩行は今年で13年連続13回目。行の後の恒例の囲み取材では顔を真っ赤にしてフラフラになっていた堂林、会沢とは対照的に両足でしっかりと立ち、ハッキリとした口調で、質問に答えた。

昨季打率・300、19本塁打、101打点で復活。25年ぶりのリーグ優勝に貢献し、セ・リーグの最優秀選手に選出された。30日に40歳となるベテランについて、池口法主は「若い子より、2人(新井と石原)に強い火がいくようにした」と明かし、「去年より精神的に状態がいいので、去年より良い成績を残せる。この状態なら50歳までいける」と活躍に太鼓判を押した。

新井は護摩行のあと、師から「一打成仏一守不動」としたためられた色紙を授かった。「仏のような精神があれば打席で球が止まって見えるようになる。守備をするときには不動心でやると上手くいく」というメッセージが込められている。

「(護摩行で)少々の事があっても負けないで立ち上がって向かっていける気がする」と新井。13日まで3日間続く護摩行で仏の心を磨いて、チームを1979、80年以来のリーグ連覇に導く。 (柏村翔)

新井の広島復帰後の護摩行あらかると

★2015年1月13日 広島に復帰して迎えた11度目の護摩行に、「初心に帰ってしっかりとやる」と決意表明。池口法主は「今年はやる気が出ている」と新井の「不退転の決意」を評価した

★16年1月12日 12年連続で護摩行に臨み、「去年と同じ気持ちでキャンプからスタートしていく。もう一度初心に戻って、泥だらけになってやらないといけない」と自らに危機感を植えつけた。池口法主は「全身奉炎」の言葉を授けるとともに、「火の玉になって頑張ってほしい」とエールを送った

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燃え上がる護摩の智火の前で、一心不乱に経を唱える新井。右は堂林(撮影・仲道裕司)

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