38歳あるぞ開幕投手!ヤクルト・石川の復活デモに青木が太鼓判

38歳あるぞ開幕投手!ヤクルト・石川の復活デモに青木が太鼓判

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  • 更新日:2018/02/15

ヤクルト春季キャンプ(14日、沖縄・浦添)プロ17年目のヤクルト・石川雅規投手(38)が14日、沖縄・浦添キャンプで初めて打撃投手を務めた。青木宣親外野手(36)らに59球を投げ、打たれた安打性の当たりは7本。青木は「スライダーの横滑りがすごかった」と証言し、小川淳司監督(60)も絶賛。復活を狙うベテラン左腕が、上々の仕上がりを見せた。

気温21度。太陽がまぶしい沖縄らしい気候の中、石川が光る汗をぬぐった。フリー打撃で打撃投手を務め、青木とバレンティンに直球、スライダー、チェンジアップのみの59球を投じた。

「直球を『カチン』といかれなかったのでよかった。ああいうバッターに投げられてよかった」

青木は31球中、安打性の打球が3本。7年ぶりにヤクルトに復帰し、久々に目の当たりにした石川の投球に「直球はピュッとくる感じ。スライダーもよく曲がっていて、横滑りがすごかった」と驚きの表情。28球で2本の柵越えを含む、安打性の打球が4本だったバレンティンも「ナイスボール」とうなずいた。

視察した小川監督もうならせた。「切れのいいボールを放っていた。スライダーがすごく曲がっていたからびっくりした」。石川を開幕投手候補の一人としており、強打者2人に対する投球に「今の時期であれだけのボールを放れるっていうのは順調であるということ。今年を占う意味でも期待を持てる」と評価した。石川は「軽く確認です」と、さらにブルペンで16球を投げた。

昨年は5年ぶりに開幕投手を務めたが、4勝14敗、防御率5・11と低迷。現役最多の156勝を誇る左腕が、5月24日の広島戦(マツダ)から一度も勝てず11連敗でシーズンを終えた。

今キャンプでは初日からブルペン入りし、翌日には136球を投げるなど第1クールから全開。11日には元楽天監督、田尾安志氏(64)からナックルボールのアドバイスを受けた。

「まずは自分のことをしっかりやらないといけない」。17年目の38歳、石川が再起をかけ、汗を流している。 (横山尚杜)

★ちょび知識

ヤクルト・石川は過去52人が達成した1500奪三振に、あと54に迫っている。奪三振数が54未満のシーズンは2007年(50)と16年(52)しかなく、十分射程圏内だ。開幕時に38歳2カ月で、投球回は2559回2/3。達成時の年齢と投球回では、大洋・新浦寿夫の38歳3カ月(年長5位)、同・坂井勝二の2568回(スロー8位)を上回ることが濃厚だ。

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石川(左)が青木(右)とバレンティンに投球。青木が舌を巻いた (撮影・長尾みなみ)

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