大河ドラマ 西郷どんの予習に!幕末の英雄・西郷隆盛の10の歩みを分かりやすく解説 [戊辰戦争編]

大河ドラマ 西郷どんの予習に!幕末の英雄・西郷隆盛の10の歩みを分かりやすく解説 [戊辰戦争編]

  • Japaaan
  • 更新日:2017/12/08
No image

前回の幕末編に引き続き、西郷隆盛の歩みを10のポイントに絞ってとことん分かりやすく解説します。今回は戊辰戦争の頃にフォーカス。来年のNHK大河ドラマ「西郷どん」の予習にもご活用ください。

大河ドラマ 西郷どんの予習に!幕末の英雄・西郷隆盛の10の歩みを分かりやすく解説 [幕末編]

⑥ 倒幕と新政府樹立のために戊辰戦争を誘発

大政奉還で幕府が無くなり、王政復古の大号令で新政権が出来た後も、元将軍・徳川慶喜の力は強いまま保たれていました。それどころか慶喜を新政府に入れようという動きも強まり、西郷はこのままでは江戸幕府政権時代と何も変わらないと焦ります。

なんとかして慶喜を怒らせて挙兵させ、新政府VS慶喜の戦いに持ち込むため、西郷は江戸で浪人や盗賊を雇い、金品強奪などの悪事を起こさせました。西郷の狙いは的中、薩摩が雇った盗賊たちの横行を我慢しきれなかった幕府側は、江戸薩摩藩邸を焼き討ちにし、年末には京都にむけて進軍を始めます。

これが戊辰戦争の火種となり、西郷らの狙い通り年明けには旧幕府軍は賊軍つまり朝敵となったのです。

No image

⑦ 江戸無血開城

東征軍参謀となり、江戸総攻撃を企てていた西郷は、英国の反対を受けて悩んでいました。そこへ、かつて人柄に惚れ込んだ旧幕府陸軍総裁の勝海舟から会談の申し込みが。その内容は、江戸総攻撃をやめてほしいというものでした。

江戸で2日間に渡る勝との会談の末、西郷は徳川家の処分について、勝の案をほとんど呑むかたちで江戸総攻撃を中止しました。

「いろいろむつかしい議論もありましょうが、私一身にかけてお引き受けします」

西郷のこの一言で江戸市民は生命と財産を守られ、徳川も滅亡を免れたと勝はのちに語りました。勝と西郷の立場を越えた絆は、生涯続きます。

No image

西郷と勝海舟会見之地の記念碑

Image:Wikipedia

⑧ 佐幕派の庄内藩に寛大な措置

惨敗が続いた旧幕府軍でしたが、一つだけ新政府軍に勝ち続けた藩がありました。それが庄内藩(山形県)です。会津藩と共に奥羽越列藩同盟の中心となり、新政府軍と戦って一度も負ける事がありませんでした。

しかしその庄内藩も、仲間の米沢藩や会津藩などに続いてついに降伏。西郷は庄内藩に対し寛大な処分を命じます。仲間の会津藩が23万石からわずか3万石に減封の上、不毛不作の地へ転封という厳罰を受けたのに対し、庄内藩は西郷の口添えによって、17万石が12万石に減封され一時転封されたものの、30万両の献金で庄内に戻る事ができました。

庄内藩士はよほど西郷に恩を感じたらしく、のちの西南戦争の際にははるか鹿児島まで援軍に駆けつけました。

No image

維新後鹿児島まで行き西郷に学んだ庄内藩主・酒井忠篤

Image:Wikipedia

【参考文献】

東京都歴史教育委員会「一冊でわかるイラストでわかる図解幕末・維新」

江戸文化歴史検定協会「疾走!幕末・維新 新選組結成から戊辰戦争まで」

学習研究社「図説 幕末戊辰西南戦争」

あべまき/石黒宏親「マンガ 幕末は『論争』でわかる」

日本の文化と「今」をつなぐ - Japaaan

この記事をお届けした
グノシーの最新ニュース情報を、

でも最新ニュース情報をお届けしています。

社会カテゴリの人気記事

グノシーで話題の記事を読もう!
ラマにほうき投げ...女性飼育員の“虐待”に批判殺到
紀子さま焦燥! 悠仁さま帝王教育「また先送り」
警察に捕まる人が続出?韓国人が日本の道路で困惑するもの=韓国ネット「地獄のよう」「見た瞬間、怒りが...」
ジェンキンスさん死去、拉致被害者・曽我ひとみさんの夫
本日は「今年の漢字」が発表される日!今年の漢字は・・・
  • このエントリーをはてなブックマークに追加