猫の病気ー代表的な病名・症状とはー

猫の病気ー代表的な病名・症状とはー

  • ねこちゃんホンポ
  • 更新日:2017/12/08

代表的な猫の病気一覧

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猫風邪

慢性腎不全

猫回虫症

皮膚糸状菌症(白癬)

猫はその猫種や毛色、目の色、系統によってかかりやすい猫の病気や遺伝疾患などが存在します。例えば、青い瞳の白猫はそのからだの中にある遺伝子の影響で聴覚障害を持つ猫が多かったり、ロングコートの猫ちゃんは毛玉がお腹に溜まり吐き出せなくなる毛球症にかかりやすかったりと、猫ちゃんが持つ特徴によって様々な猫の病気が存在します。

そんな中、上記5つの病気はどの猫種の猫ちゃんもかかりやすく動物病院でも多く寄せられる猫の病気です。それぞれがどんな病気なのか?症状や予防法、治療法をそれぞれ見ていきましょう。

代表的な猫の病気 猫風邪

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症状

鼻水、咳、くしゃみ、発熱、目やに

食欲不振

下痢

元気がなくなる

この猫の病気の猫風邪は、ウイルス等の感染により症状が現れます。元気がなくなり食欲不審や脱水を起こす場合もあります。

特にまだ免疫力も体力もない生後3カ月未満の子猫は、猫風邪が原因で衰弱し最悪の場合死に至ることも珍しくない恐ろしい猫の病気です。また、角膜炎や結膜炎を同時におこし目やにも見られます。

猫風邪の原因

ウイルス感染が原因

リシウイルス

猫ヘルペスウイルス

クラミジアやマイコプラズマなど

一口にウイルス感染が原因とは言っても、猫の病気の原因となるウイルスは猫カリシウイルス、猫ヘルペスウイルス、クラミジアやマイコプラズマといったウイルスが存在します。

1つのウイルスが猫の病気の原因の場合もありますし、数種類が同時に感染している場合もあります。

猫風邪の恐ろしいところは一旦感染すると体内にウイルスが留まり、免疫力が低下すると繰り返し再発するところです。

猫風邪の治療法

インターフェロンの投与

抗生物質

点滴

目薬など

猫風邪の治療法は主にインターフェロンの注射か内服、抗生物質の投与といった対処療法となります。それと同時に脱水・栄養不足には点滴、目やには目薬といった症状に合わせてお薬が処方されます。

猫の病気はたかが風邪と放置してしまうと、子猫や高齢猫の場合症状が悪化し死に至ることもあります。症状が現れたらその都度獣医さんの診察を受けましょう。

猫風邪の予防法

猫風邪のもっとも効果的な予防法は、定期的なワクチン接種です。初めは生後2ヶ月~その後は年に1回ワクチン接種をすることになります。

また、室外に出ると他の猫ちゃんとの接触により猫の病気の原因となるウイルスに感染することもあります。完全室内飼いをすることが予防へとつながります。

腎臓で発症する猫の病気「慢性腎不全」

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慢性腎不全の症状

体重の減少

水の多飲

多量の排尿

他の病気により併発する恐れも

慢性腎不全とは、腎臓の機能が数ヵ月~数年かけて破壊され腎臓不全に陥る猫の病気です。

慢性腎不全の他に急性腎不全も存在します。これは慢性腎不全よりもっと恐ろしい猫の病気で発症からわずか数時間で死に至ることもあります。

初期の上記は、水を大量に飲み多量に排尿する様子と体重減少が見られますが注意深く観察しないと気づかないことも多く異変を感じて病院に連れていったときにはすでに症状が進行していることもあります。

猫の慢性腎不全の原因

他の病気が引き金となり発症する

猫伝染性腹膜炎(FIP)

急性腎不全

猫エイズ

リンパ腫

猫白血病ウイルス

慢性腎不全は他の猫の病気が引き金になりおこることが多いです。主な引き金となる猫の病気は、猫伝染性腹膜炎(FIP)、急性腎不全、猫エイズ、リンパ腫、猫白血病ウイルスなどがあげられます。よって、慢性腎不全は様々な要因により発症するため何が原因か特定するには困難です。

猫の慢性腎不全の治療法

慢性腎不全は完治しない猫の病気です。慢性腎不全による猫の病気が発見されると腎不全の機能停止を緩和させるために食事療法と内科治療が行われます。

タンパク質やリンやナトリウムが処方された処方食と、身体の電解質を調整する治療を行うことになります。慢性腎不全は早期発見により、その症状を抑えることが鍵です。

猫の慢性腎不全の予防法

慢性腎不全は他の猫の病気が引き金になるので、予防法は定期ワクチンの接種、完全室内飼いを徹底することが結果的に慢性腎不全の予防となります。

他の猫の病気、それぞれの予防も忘れず、少しでも異変を感じたら獣医さんに相談することが予防法です。

寄生虫による猫の病気「猫回虫症」

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症状

無症状が多い

元気がなくなる

毛艶がなくなる

便秘や下痢

食べても太らない

猫回虫は猫の小腸に寄生し栄養分を横取りする寄生虫です。猫回虫に感染すると、軽い下痢が見られるほか猫回虫に栄養分を取られるため、食べているのに痩せていくという症状に見舞われます。

猫回虫症の原因

猫回虫が小腸に寄生することにより発症

経口感染

多頭飼いの場合感染が広がる

猫回虫が小腸に寄生することが原因です。猫回虫の感染経路は経口感染で、猫回虫の卵を含んだ土壌や糞などが口から入り感染します。その為、多頭飼いの場合1匹が猫回虫に感染すると、ほかの猫にも感染する事例が多いです。

猫回虫症の治療法

駆虫薬を用いた治療が行われます。徹底的に駆虫しないと猫回虫はとてもしぶといので、駆虫薬は治療が完了するまで飲むことと、多頭飼いの場合他の猫ちゃんにも回虫が感染している場合が考えられるので、症状がなくても診断を受けるか予防的に駆虫薬を飲む必要があります。

猫回虫症の予防法

猫回虫は経口感染の為、完全室内飼いにすることと新しい猫ちゃんが来た場合回虫がいないかしっかりと検査を受けてから先住猫と接触させることが大切です。また定期的に便検査を受けることで早期発見をすることが症状をひどくさせない予防法となります。

皮膚に現れる猫の病気「皮膚糸状菌症(白癬)」

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皮膚糸状菌症(白癬)の症状

顔や耳や四肢に楕円形の脱毛ができる

かさぶたができる

かゆみが伴う場合もある

皮膚糸状菌症(白癬)とは、顔や耳や四肢に円形に近い脱毛ができその箇所にカサブタやフケがたまり、時にはブツブツができ稀にかゆみが伴うこともあります。

皮膚糸状菌症(白癬)の原因

皮膚糸状菌症の原因は真菌(カビ)によるものがほとんどです。皮膚糸状菌症の猫と接触し真菌が感染することによって症状が発症します。子猫や精神的・身体的ストレスを抱えている猫は感染しやすいという報告もあります。一度感染するとなかなか治らず、脱毛した箇所を気にしすぎてさらに症状が広がるという悪循環もおこることがあります。

皮膚糸状菌症(白癬)の治療法

治療法は内服薬の他、専用のシャンプーを使っての薬浴、抗真菌薬のローションや軟膏を塗ることで治療します。ローションや軟膏を塗る前には患部の毛を剃り軟膏やローションを塗りやすくする必要があり、場合によっては身体全体の毛を刈る必要があります。

皮膚糸状菌症(白癬)の予防法

真菌に感染している猫との接触を避けることが一番の予防法です。特に野良猫は真菌に感染している確率が非常に高く、愛猫自体が感染していなくても、飼い主様が真菌に感染している猫を触った手で愛猫に触って感染する場合もあります。野良猫や知らない猫に触った場合はしっかりと手洗いをしてから愛猫を触るようにしましょう。

まとめ

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今回は代表的な4つの猫の病気をご紹介しました。この他にも結膜炎、猫伝染性腹膜炎(FIP)、猫白血病など様々な病気があります。今回ご紹介した猫の病気も他の猫の病気も共通して言える症状は

食欲がなくなる

元気がなくなる

体重の減少

などがあります。また定期的なワクチン接種、体重管理、食事量の管理、完全室内飼いの徹底などが共通した予防法です。

普段の愛猫の様子とは違うと感じたら迷わず動物病院に連れて行ってあげてください。愛猫の健康を守れるのも、命を守れるのも飼い主である貴方だけです。日頃から猫の病気を予防し、愛猫と幸せな生活を送るためにしっかりと健康管理をしてあげてくださいね。

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