<現役愛人が説く経済学20>愛人の“市場”は世間が思う以上に細分化されている

<現役愛人が説く経済学20>愛人の“市場”は世間が思う以上に細分化されている

  • ハーバー・ビジネス・オンライン
  • 更新日:2018/01/14
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男女関係の市場

こんにちは。東條才子と申します。どこにでもいるアラサーOLですが、「愛人ビジネス」を展開し、現在は4~5名の富裕層とお付き合いをしております。今回は、マーケティングにおける「セグメンテーション」という概念を使い、愛人マーケットで自分という商品を売り込むコツをお届けしましょう。

◆愛人市場を細分化すれば、おのずと自分の「売り方」は決まってくる

映画『プリティ・ウーマン』ではありませんが、「お金持ちの男性から寵愛されたい」と思っている女性は、一部に必ずいるものです。一方、「若くてきれいな女性と出会いたい」と願う男性もまた、一定数おられます。

両者がうまくマッチングすれば「愛人契約」の成立と相成るわけですが、これが難しい。なんの戦略もなしに「飛び込み営業」のようなことをしても、契約は一切取れません。

この戦略のために必要なのが、「セグメンテーション」です。

たとえば「男性」全員に同じ商品が売れるかといえば、まったくそんなことはございませんよね。皆が同じものを欲しがる時代は終わりました。今や市場は細分化し、ニーズも人それぞれ、細かなセグメントに分けて営業をかける必要があるのです。

これを男女関係の市場に当てはめますと、このような図になります。

この図は、タテ軸を「男性の年収」、ヨコ軸を「精神的満足度/身体的満足度」として分け、男女関係ビジネスの市場をセグメント化したものです。パッと見ただけで、男性のニーズがさまざまであることが分かります。

「好みの女性と知り合いたい」というニーズひとつとっても、高級クラブでおしゃべりしたい男性もいれば、高級性風俗店で極上のサービスを受けたい男性もいます。また、できるだけ安く、若い女性と知り合いたいという男性の中にも、キャバクラで口説こうとする方もいれば、出会い系サイト(マッチングアプリ含む)に行かれる方もおられます。パパ活サイトにも、こうした男性は一部おられます。

◆自分を売り込むのに最適なセグメントはどこか

私は愛人ビジネスを始める際、この図を頭に描いて「自分を売り込むのに最適なセグメント」を考えました。

最終的にはブルーの丸で囲んだ「デートクラブ」に登録をすることになったのですが、それまでは試行錯誤の連続だったのでございます。

「愛人を探している男性がいそうなセグメント」は、「デートクラブ」以外にも、「高級キャバクラやクラブ、ラウンジ」「パパ活サイト」など、いくつもあるんですね(それらは太字にしてあります)。

たとえば私は以前、クラブやラウンジで働いたことがありますが、そこでは全く愛人契約を取ることができませんでした。ホステス兼愛人としての魅力が、自分には皆無だったのでございましょう。

人には、強み、弱みというものがございます。

ホステスをしつつ愛人となるのが得意な女性もいれば、パパ活サイトに登録して多くの「パパ」を見つける若い女性もいます。

麻布の会員制ラウンジに通ううち、男性から多額の援助を受けることになった女性もいます。風俗産業から「水揚げ」されたなんていうエピソードも、無限にあるわけです。

つまりは市場を細かくセグメンテーション化したうえで、「自分の強み」が「どのセグメンテーションで活かされるのか」考え、実践することが必要になるんですね。

ここを間違えますと、以前の私のように間違ったセグメントに営業をかけ、ただただ疲弊することになってしまいます。

「セグメンテーション化と強みを活かすマーケティング」、これは営業職にも活かせる視点ではないでしょうか。と、たいそうなことを申し上げてこの稿を終わりにしたいと存じます。

<文・東條才子>

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