『君の名は。』から『妖怪ウォッチ』声優へ...上白石萌音が抱く課題

『君の名は。』から『妖怪ウォッチ』声優へ...上白石萌音が抱く課題

  • シネマトゥデイ
  • 更新日:2017/12/07
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『君の名は。』を経験して思うこと - 上白石萌音 - (C) LEVEL-5/映画『妖怪ウォッチ』プロジェクト2017

大人気シリーズの最新作『映画 妖怪ウォッチ シャドウサイド 鬼王の復活』では、ゲスト声優としてヒロインの天野ナツメ役の声を担当した上白石萌音。彼女といえば大ヒット映画『君の名は。』で披露した声の演技がアニメ業界からも高評価を受けたことが記憶に新しいが、まだ彼女自身が思う「課題」があるという。自分でも『君の名は。』を何度も観返して発見した課題、そして『妖怪ウォッチ』で新たに生まれた課題。上白石自身がインタビューで明かした。

『君の名は。』で経験した4日間の収録の経験は大きかったと話す上白石。公開から1年たった今も、映画を何回も観直して、声優陣の息遣いやセリフの言い回しなどの技術の高さをあらためて痛感している日々なのだという。「自分なりにも三葉はもしかしたらこういうふうにもできたかもしれないなと思ったり」と言う上白石は、今回の『妖怪ウォッチ』の声優オファーについて「幸せなこと」だったと目を細める。

「もう一度声優をこういう形でさせていただけるということが決まった時から、どれだけ今まで学んだことを『妖怪ウォッチ』で生かせるのか、ということがわたしの中での挑戦というか、課題でした」。

上白石が『妖怪ウォッチ』で挑んだ新たな課題は、「アクションでの息遣い」。「首根っこをつかまれてぐわーと持ち上げられたりとか、日常にはない体の負荷がかかる場面があるのですが、そこは本当に想像で補うしかないので、最大限の声でできる表現を出しました」と述べつつも上白石は、「そういうところも前作で共演した方から学んだ部分で、息遣いの多様さはわたしの中でもやはり課題だなと思っていたので、大きなチャレンジというかやってみて楽しかったです」と続ける。

そして彼女は「声の張りみたいなものもすごく意識したのですが、息を多く含んでいると、年齢が上がっちゃったりとか、勢いが弱まったりとか、息の量のコントロールの部分も今回は細かく指導いただくことができました。キャラクターに合わせた声ということをあらためて実感しましたね」とも。

上白石は、作品を重ねれば重ねるほど演技の幅が広がる喜びを感じる一方で、もっとステップアップする必要があると常々感じているのだという。「声優の方は、キャラクターの年齢や性格によって本当にいろんな声色を使い分けていらっしゃるので、そこの微調整とかも職人さんだと思っていて。わたしには足りないところばかりです。でもたくさんある自分の足りないところを発見していくことも、楽しみの一つなんです」。

今でも声優として参加するということに、「違うフィールドにお邪魔させていただくという感覚がわたしの中ですごくある」と話す上白石。「実写の映画もそうですが、アニメーション映画は、すごく長い時間かけて作画が行われて構築されていくもの。その最後に仕上げで『声』が入るのですが、その声で印象が決まってしまうところがあるので、キャラクターなどを作られた方々に失礼がないようにという思いが心にあります」。そして上白石はこうとも述べる。「不慣れな作業であるということもあって、いまだにアフレコが一番緊張します」。その作品に対するひたむきさが、彼女が進化し続けられる理由なのかもしれない。(取材:編集部・井本早紀)

『映画 妖怪ウォッチ シャドウサイド 鬼王の復活』は12月16日より全国公開

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