怒声・罵声禁止、練習時間短縮、お茶当番「やる意味がない」 少年野球界に新風

怒声・罵声禁止、練習時間短縮、お茶当番「やる意味がない」 少年野球界に新風

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  • 更新日:2019/11/19
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少年野球界に新風を吹き込んでいる川崎市のブエナビスタ少年野球クラブ【写真:編集部】

神奈川・川崎市に今年3月にできたブエナビスタ少年野球クラブ、部員は現在40名

野球少年を増やしたい。楽しい野球を子供たちにやってもらいたい。少年野球界に新しい風を吹き込んでいるチームがある。神奈川・川崎市のブエナビスタ少年野球クラブの基本理念は、怒声・罵声の禁止。練習時間は土日いずれかの半日。保護者のお茶当番は「やる意味がない」と父母の負担も軽減している。3月の創設から8か月ですでに小学1~5年生までの40人が集まり、体験部員は毎週のようにやってくる。プロ野球(NPB)の観客動員は増加傾向にある中、子供の野球人口は減少しているといわれる昨今の少年野球界で挑戦を続けるチームの代表と監督の考えや実際の練習の様子をFull-Count YouTubeチャンネルで紹介している。

代表の宇田川淳さんが、現在も高校野球などでまだ見られる指導者から選手への理不尽な怒声や罵声、長時間練習へ疑問を持ち、今年の3月に新たに発足。最初は部員は1人だったが、地域へのチラシ配りから口コミが広がり、創部8か月で今では40名にまでなった。「元々、野球をやらせたいという親がこの土地に多かったからだと思います」。基本理念に共感し、1時間以上もかけて通う子供もいる。

上級生は野球の技術的なことも学ぶ。先日行った初の対外試合でも勝利し、勝つ喜びも知った。球数制限も設け、正しい指導とともに、けがの防止策も考えている。まだ野球のルールもわからない下級生はボール遊びに似た感覚でゲーム形式で野球と触れ合うなど、練習にも工夫が見られた。「野球をする子がこれ以上、減ってほしくないんです。家庭にも負担がなく、野球って楽しいスポーツなんだと思ってもらいたいです」と少年野球界に新しい風を吹き込んでいる。(楢崎豊 / Yutaka Narasaki)

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