開星・片原 後輩助けられず涙「思うような投球出来なかった」

開星・片原 後輩助けられず涙「思うような投球出来なかった」

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  • 更新日:2017/08/11

◇第99回全国高校野球選手権大会1回戦 開星0―9花咲徳栄(2017年8月10日 甲子園)

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<開星・花咲徳栄>初戦で敗れ涙ながらに抱き合う(左から)中村、加納、片原の開星投手陣

敗戦後の開星・片原啄勝投手(3年)は、悔しさで涙が止まらなかった。ベンチ入り唯一の3年生投手として、後輩を助けてやれなかったからだ。

「甲子園のマウンドはいつもと違う印象で、思うようなピッチングが出来なかった。中村が頑張ってくれたのに申し訳ない」

0―6の7回1死二塁から先発の2年生エース・中村を救援。四死球でピンチを広げ、2点三塁打などで重い3点を許した。8回先頭では、それまで2安打を放っていた西川愛也外野手(3年)と対戦。「相手はプロ注目(の選手)。打たれて当たり前という気持ちでした」。内角直球を2球ファウルさせて追い込み、3球目にチェンジアップを見せた後で再び直球を投じて中飛に打ち取った。1回2/3を投げて1安打2失点。3死球、1四球は内角攻めの証しだ。

3月に山内弘和監督から下手投げ転向を打診された。「監督にそこまで注目してもらえるとは思っていなかった。今回のベンチ入りは奇跡です」。春の関東遠征では強豪校と練習試合を重ね、5月5日には早実と対戦。高校通算本塁打記録で注目を集めていた清宮幸太郎内野手(3年)を2打数無安打3四死球に抑えて、連続試合安打を23で止めたことは心に残っている。

「悔しさを胸に一生懸命やりたい。上のレベルで頑張りたいです」

島根大会は3試合12イニングを無失点で優勝に貢献。そして、憧れだった甲子園のマウンドにも上がれた。すべての経験を糧にして、大学でもっとレベルアップしてみせる。(石丸 泰士)

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