逆田澤問題?ソフトBがMLBドラフトの目玉選手と契約か

逆田澤問題?ソフトBがMLBドラフトの目玉選手と契約か

  • ココカラネクスト
  • 更新日:2019/05/22

衝撃的なニュースが日米球界を駆けた。米スポーツサイト「ジ・アスレチックス」のケン・ローゼンタール記者が、ソフトバンクがカーター・スチュワートという19歳の右投げ投手と契約合意に達したとツイッターで報じた。日本の野球ファンには馴染みのない名前かもしれない。このスチュワート、6月に迫るメジャーリーグ・ドラフトの目玉の一人なのである。

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まだ19歳。昨年のドラフトでブレーブスに1巡目指名されたが契約合意に至らず、東フロリダ州立大へ進学していた。いわゆるアメリカの金の卵だ。

「逆・田澤問題」、ともなりかねない前代未聞の補強になる。田澤問題とは、2008年に当時ドラフト1位指名確実とされていた社会人・新日本石油ENEOSの田澤純一投手が、日本球界入りを拒否してメジャーリーグに挑戦した出来事だ。

従来、日本プロ野球(NPB)とメジャーリーグ(MLB)の間には、互いの国のドラフト候補選手とは交渉しないという紳士協定があった。ただ明文化はされておらず、当然罰則なども一切なかった。結果的にNPB12球団は指名を見送る格好となり、田澤はレッドソックスと3年総額400万ドル(約4億4000万円)で契約を結んだ。

大体大時代の上原浩治を筆頭に、花巻東高時代の菊池雄星や大谷翔平ら、ドラフト上位確実な選手がメジャーリーグ行きの意思を示したり、その動きを報じられたことはある。また田澤以外に、指名漏れしたアマチュア選手らがNPBを経ず、直接メジャー傘下球団とマイナー契約を結んだこともある。ただ、紛れもないアマトップ選手が直接MLB球団入りしたという点において、田澤問題は日本球界を大きく揺さぶった。

・合わせて読みたい→
実はドラフト会議2018「最大の隠し玉」 「田澤ルール」と田澤純一の今後(https://cocokara-next.com/athlete_celeb/junichitazawa-of-the-future/)

金の卵流出阻止へ、その後ドラフト指名を拒否して海外プロと契約した選手は、大卒・社会人なら2年間、高卒は3年間はNPB球団と契約できないとする、「田澤ルール」まで設けられた。当時の衝撃のほどを物語る。

その後、昨秋にパナソニックの吉川峻平投手がダイヤモンドバックスとマイナー契約を結ぶまで、ドラフト上位指名確実なアマ選手が海を渡ることは10年間にわたってなかった。

その田澤問題の逆流が、ここになって起こった。スチュワートは目前に迫る6月3日の米ドラフト会議で上位指名が確実視されていた。ソフトバンクが提示した契約金額は明らかになっていないが、相当の金額が動いたのも間違いない。米ドラフトの1巡目クラスは、200万ドル(約2億2000万円)以上の契約金を手にするのが通例だ。

日本球界にやってくる助っ人といえば、名前はあるが盛りを過ぎた、というケースが多かった。もしくはメジャー枠の関係などでマイナーに埋もれた若手が、ステップアップを目指し、プレー機会を求めてやってくるか。まだ19歳とこれだけ若く、将来有望な才能の来日は滅多にない。

球界に先鞭をつけるソフトバンクらしく、前代未聞の豪快な補強をやってのけた。

※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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