野村周平「どんな出会いでも、人はそれによって変われると思います」

野村周平「どんな出会いでも、人はそれによって変われると思います」

  • ダ・ヴィンチニュース
  • 更新日:2019/10/08

毎月3人の旬な有名人ゲストがこだわりのある1冊を選んで紹介する、ダ・ヴィンチ本誌の巻頭人気連載『あの人と本の話』。今回登場してくれたのは、主演に挑んだ映画『WALKING MAN』がまもなく公開される野村周平さん。現在暮らすニューヨークのこと、映画製作の裏側について聞いた。

北村匠海「読むことも、書くことも好きなんです。いつか本当に小説を書いてみたい。それが僕の“プチ夢”です」

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野村周平のむら・しゅうへい●1993年、兵庫県生まれ。2010年に俳優デビュー。12年、NHK連続テレビ小説『梅ちゃん先生』で注目を浴びる。主な出演作に、『日々ロック』『ちはやふる 上の句/下の句』『ちはやふる-結び-』『サクラダリセット 前篇/後篇』『純平、考え直せ』『ビブリア古書堂の事件手帖』など。

ヘアメイク:矢口憲一(駿河台矢口) スタイリング:平本兼一 衣装協力:ベスト、ロンT(カーハートWIP ストアトーキョーTEL03-3402-9810)

野村さんが本誌で紹介してくれたのは、アメリカを代表する写真家の一人、ブルース・デビッドソンによる写真集『Subway』だ。

「今、ニューヨークにいるからこそ、ぜひニューヨークの本を紹介したいと思いました。ニューヨークの生活は本当に楽しいです。人が何をしていても、たとえば歌を歌いながら歩いたりしていても、誰も気にしないので、すごく自由です。でも一度友達になったら、もう家族みたいな強い絆で結ばれる。毎日会って、その日にあった出来事をみんなで話し合ったり。そういう人と人のつながりって、とてもいいなと思うんですね」

映画『WALKING MAN』のテーマはラップであり、監督は日本を代表するラッパーANARCHYさん。野村さんはANARCHYさんと以前から友人で、撮影現場では野村さんにずいぶん助けられたと監督も語っている。

「いや、そんな。ANARCHYさんは破天荒ではありますが、今回の映画では監督業を勉強させていただく、というとても謙虚な姿勢で、助監督さんと話し合いながらしっかりした映画作りをしていたと思います。ただ、監督のやりたいことをやったほうがいいですよ、とはお話しさせていただきました。あと、僕のところに話に来るときは、ちょっと疲れてるのかな、ストレス発散したいのかな、と思いました(笑)」

主人公のアトムは人前で話すことが苦手。セリフは少ないのだが、非常に繊細な表情の表現で、野村さんは演じきっている。

「幼い頃から人前で話すことが苦手な青年という設定は生半可にできることではもちろんないので、かなり勉強しました。動画を見たり、本を読んだり。ラップで人生が変わるって本当にあることだと思うんですね。ラップだけじゃない。どんな出会いでも、人はそれによって変われると思います。ぜひみなさんに、アトムがどう変わっていくのかご覧いただければと思います」

(取材・文:松井美緒 写真:干川 修)

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『Subway』

Bruce Davidson St. Ann’s Press

アメリカの写真家ブルース・デビッドソンによる写真集。デビッドソンはロバート・キャパらが立ち上げたマグナム・フォトの会員であり、ニューヨークのハーレムの撮影などで知られる。本書は1970年代後半のニューヨーク地下鉄網に入り、当時の地下鉄と乗客の姿を鮮明に捉えた作品。

※野村周平さんの本にまつわる詳しいエピソードはダ・ヴィンチ11月号の巻頭記事『あの人と本の話』を要チェック!

映画『WALKING MAN』

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監督:ANARCHY 企画・プロデュース:髙橋ツトム 出演:野村周平、優希美青、柏原収史、伊藤ゆみ、冨樫 真、星田英利、渡辺真起子、石橋蓮司 配給:エイベックス・ピクチャーズ 10月11日(金)新宿バルト9ほか全国ロードショー
●日本を代表するラッパーANARCHYの初監督作品。川崎の工業地帯に暮らすアトム。偶然ラップと出会ったことで最底辺の生活から抜け出るべく奮闘していく。
(c)2019 映画「WALKING MAN」製作委員会

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