尾瀬ヶ原と尾瀬沼ってどう違う?日帰り可能な範囲と登山口

尾瀬ヶ原と尾瀬沼ってどう違う?日帰り可能な範囲と登山口

  • トラベルjp<たびねす>
  • 更新日:2017/10/11
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尾瀬ヶ原と尾瀬沼ってどう違う?日帰り可能な範囲と登山口

国立公園に指定され2017年で10周年を迎えた尾瀬。周囲を2000M級の山々に囲まれ、盆地状になった湿原は見渡す限りの草原。6月の水芭蕉の時期から10月の草紅葉・紅葉の時期まで多くのハイカーで賑わいます。最も有名なのは尾瀬ヶ原ですが、ややエリアの離れた尾瀬沼も素晴らしいビュースポット。2つのスポットの間には峠がある為、実はエリアが大きく異なります。日帰りに適した登山口と目安時間について解説します。

尾瀬ヶ原と尾瀬沼 2つは別のエリア!

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写真:咲田 みつる

尾瀬には、湿原散策の他に、滝めぐりや登山など様々な楽しみ方があります。このうち一般のハイカーにも日帰りが可能なのは、やはり定番の湿原巡りです。湿原は大小沢山あるのですが、特に『尾瀬ヶ原』が圧巻!東西に6キロ、南北に2キロにわたって広がる草原が見事です。

尾瀬ヶ原は標高1400Mの盆地ですが、周りを2000M級の山々に囲まれているので、峠越えで入山する必要があります。もちろん一般車両は入れませんので、壮大な歩行者天国です。山小屋への物資や急病人の搬送もヘリで行われるような場所です。

尾瀬ヶ原だけが目的なら、入山の際に経由する峠以外は山場はありません。木道が張り巡らされ、非常に歩きやすくなっています。(上部の写真は、尾瀬ヶ原より至仏山を望む)

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写真:咲田 みつる

一方で尾瀬沼は、一周約2時間半の沼のほとりに、小ぶりな湿原を伴うレイクビューエリア。このエリアにも入山の時以外は激しい山場は無く、木道が整備されています。山・沼・史跡・湿原など見どころが凝縮しているため、短時間滞在でも満足度が高いです。(上部の写真は尾瀬沼越しに燧ケ岳を望む)

ただし、尾瀬ヶ原と尾瀬沼の間には白砂峠という山場があり、標高差も200Mほどあります。行き来するだけで片道2時間を要しますので、別エリアとして考え、両方の日帰り往復はあきらめましょう。

尾瀬ヶ原と尾瀬沼 それぞれに適した入山口って?

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写真:咲田 みつる

尾瀬は群馬・福島・新潟・栃木の4県にまたがり、複数の登山口があります。初級ハイカー向けの一般的な登山口としては以下の3つがあります。(写真は沼山峠休憩所)

■鳩待峠:群馬県側。『尾瀬ヶ原』まで徒歩約60分
■大清水峠:群馬県側。『尾瀬沼東岸』まで徒歩約3時間。
■沼山峠:福島県側。『尾瀬沼東岸』まで徒歩約60分。

いずれも、シーズンには峠の手前までバスが出ていますので、湿原散策に体力を残しておきたい場合は、利用を検討しましょう。(登山目的の方の入山口は、この限りではありません。)

6キロ続く湿原を楽しめる「尾瀬ヶ原」日帰りはどこまで?

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写真:環境省ホームページ 尾瀬国立公園フォトアルバムより

尾瀬の中でも、尾瀬ヶ原と鳩待峠は最も知名度が高く、利用者数も多いところです。写真は群馬県側の『至仏山』から尾瀬ヶ原を見下ろしたもの。(鳩待峠とは別の場所です。)

遥か彼方に福島県との境に立つ『燧ケ岳』が見えます。尾瀬ヶ原は、この2つの名峰に見守られるようにしてたたずんでいる盆地状の湿原地帯なのです。日帰り往復に関してですが、早朝出発を前提とするなら不可能ではありません。しかし鳩待峠からの往復の場合、行動時間を7時間半以上はみておきましょう。(バスの待ち時間含まず)

内訳(目安)は…
■鳩待峠の往復(60分×2+30分※登りは時間がかかる)→2時間30分
■尾瀬ヶ原の往復(120分×2+休憩60分)→5時間
…です。

花や紅葉のピークですと、木道の渋滞を考慮する必要がありますので、混み具合をみて引き返す判断も必要ですね。『牛首分岐』が折り返しの目安です。

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写真:咲田 みつる

もし水芭蕉の時期なら、折り返すにしても下ノ大堀(上の写真)まで行くことをおすすめします。ここは牛首分岐から少し先に行ったビュースポットで、尾瀬のプロモーション写真によく使われるところ。渋滞しているとたどり着くには骨が折れますが、一度は目にしておきたい名所中の名所です。

<鳩待峠までの基本情報>
戸倉~鳩待峠間は、例年5月下旬~10月上旬までマイカー規制あり・バスで向かう必要あり
住所:群馬県利根郡片品村戸倉
アクセス:関越交通バスを利用
電話番号:0278-58-3311

尾瀬沼は見どころを凝縮した箱庭みたいなところ

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写真:咲田 みつる

尾瀬沼は燧ケ岳のほとりの静かなレイクビューエリアです。沼は約2時間半ほどでぐるりと巡る事ができます。東側に山小屋や売店が集中しており、賑わいもここに集中しています。

尾瀬ヶ原の様な広大さはないのですが、風のない日には水面に映し出された燧ケ岳が美しく、それだけで満足出来てしまうような場所です。

更に湿原の中には、尾瀬氏の墓と伝承される塚があり、三本の印象的なカラマツがたたずんでいます。(下の写真・他の説あり)塚の周辺は大江湿原という、約1.5キロの細長い湿原地帯です。

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写真:咲田 みつる

尾瀬沼の日帰りにおすすめなのは、沼山峠です。沼山峠は尾瀬への入山口として最も手軽と言われ、登りは20分のみ。後半の40分は下りと平原というルートです。

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写真:咲田 みつる

尾瀬沼に関しても、早朝出発を前提とするなら日帰りは可能です。沼山峠からの往復の場合、行動時間を5時間30分以上はみておきましょう。(バスの待ち時間は含まず)

内訳(目安)は…
■沼山峠の往復(60分×2)→2時間
■尾瀬沼一周(2時間30分+休憩60分)→3時間30分
…です。

もちろん混んでいる時は、一周にこだわらず引き返す判断も必要です。その場合は、沼を反時計回りで、沼尻休憩所での折り返しがおすすめです。

<沼山峠休憩所までの基本情報>
一般車は御池までしか行けない。御池~沼山峠休憩所間は、バスで向かう必要あり
住所:福島県南会津郡檜枝岐村
アクセス:会津バスを利用
電話番号:0241-62-0134(会津乗合自動車田島営業所)

マイカー規制に気を付けよう。シャトルバスを上手く利用

尾瀬の冬は早く、紅葉の時期でも10月には霜が降り、雪も降り始めます。山小屋も中旬までの営業のところが多く、冬季はシャトルバスもお休み。一般のハイカーは積雪期を避け、5月下旬から遅くとも10月下旬までの時期に訪れましょう。

2017年10月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

関連MEMO

2017年 群馬県側の交通対策のお知らせ(尾瀬保護財団)

2017年 福島県側の交通対策のお知らせ(尾瀬保護財団)

戸倉~鳩待峠乗合バス(関越交通株式会社)

御池~沼山峠間シャトルバス(会津バス)

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