犬の後ろ足の震えの原因について 考えられる病気や対処法など

犬の後ろ足の震えの原因について 考えられる病気や対処法など

  • わんちゃんホンポ
  • 更新日:2018/02/17
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犬の後ろ足が震える原因

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犬の後ろ足が震えているのを発見すると、飼い主さんは不安になりますよね。犬の後ろ足が震える原因として考えられるのは、老化や病気など様々です。震えには寒さ、恐怖、怒りなどで起こる生理的なものと、病的なものがあり、主に以下のようなものが考えられます。

筋力の低下

寒さ

精神的な恐怖

痛み

病気

筋力の低下

犬も年を重ねれば、人間と同じく次第に筋力も落ちてくるものです。筋力が落ちてくると犬自身も体を支えることが困難になり、足が震えるようになってきます。

そして足の震えは特に後ろ足から症状が現れることが多いのです。犬が歩いている時より、立ち止まっている時に震えを確認することが多いです。

このように犬の後ろ足が震えていると、散歩を控えようと思う飼い主さんがいますが、運動を控えてしまうと更なる筋力の低下を招いてしまいますので、様子を見ながらの散歩や、室内を歩かせたりすると良いです。

寒さ

犬が体や後ろ足を震わせている時、気温や室温は冷えすぎていないでしょうか?人間もそうですが、犬も寒い時には体をブルブル震わせます。こうして体を震わせることにより体に熱を作って体温を上げようとします。

寒さに強いと言われている犬も、寒さを感じないというわけではありませんので、室温の調整や暖房器具、防寒着を活用してあげましょう。

精神的な恐怖

犬がストレスに思ったり恐怖を感じたりするのは、特に老犬になってから増える傾向にあります。犬の震えが精神的なものからきている場合は、不安を大きくさせないよう優しく声かけしたり、人間の通り道を避けてケージを置いたりと、生活環境の中でストレスを無くす工夫が必要です。

痛み

犬自身の体に痛みがある場合、体全体と後ろ足を中心に震えることがあり、ヘルニアやヒザ、関節などの痛み、内臓疾患からくる痛みを抱えている場合に見られます。

病気

老犬による、神経の伝達がうまくいかずに起こる「突発性振戦病」や「ヘルニア」「低血糖症」などの可能性があります。犬の後ろ足が震えている状態を発見した場合は、放っておかず一度動物病院に受診してみることをおすすめします。

犬の後ろ足の震えから考えられる病気

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特発性振戦(しんせん)病

老犬にみられる後ろ足が震える症状です。特に10歳以降の年齢で多くみられます。柴犬や柴系ミックスによく見られ、犬が歩いている時よりも立ち止まっている時に震えを確認できることが多いです。神経の伝達障害ではないかと言われていますが、正確な原因が不明なため今のところ効果的な治療法はありません。

ヘルニア

痛みが表れると、後ろ足が震えだす犬も少なくありません。犬のヘルニアは「椎間板ヘルニア」「横隔膜ヘルニア」「会陰ヘルニア」などがあり、強い痛みを伴います。がまん強い犬でも足が震えるなどの症状が見られます。

コーギーやダックスなどの胴長短足の犬種に多いのが椎間板ヘルニアです。横隔膜ヘルニアは横隔膜が破れたり裂けたりすることで臓器が飛び出してしまった状態、会陰ヘルニアは肛門の周りが膨らみ、便秘や排便が困難になります。

低血糖症

犬の場合は後ろ足の震え、前足の突っ張りなど、筋収縮による痙攣発作が見られます。犬の低血糖症は、血液中の糖分(グルコース)が不足することによって引き起こされます。

仔犬や、5歳以上の大型犬に起こりやすく、空腹による血糖値の低下や激しい運動、興奮で体内の糖分を使いすぎてしまった時などに起こりやすく、足がガクガク震えたり、下半身が動かなくなってしまうなどの症状が見られます。

尿毒症

尿毒症は慢性腎不全が悪化することで引き起こされますが、尿毒症で痙攣が起こるまで症状が進行しているとかなり危険な状態です。食欲の低下や嘔吐、下痢の症状があったら早期発見のため、早めに獣医師の診察を受けましょう。

脳腫瘍

犬が年を取り、発症しやすい病気のひとつの脳腫瘍。短頭の犬種やゴールデンレトリバーに特に起こりやすいとされており、良性の腫瘍でも犬に悪影響を及ぼします。痙攣などの症状がありますが、認知症と似ている症状があるため素人判断はしないことをおすすめします。

心臓病

老犬には心臓病もなりやすい病気のひとつで、心臓の弁膜が厚くなると「心筋症」や「僧帽弁閉鎖不全症」などの発生率が高まります。どちらも早期発見が難しい病気となりますが、病状が進行すると口から泡を吹いたり、痙攣、失神などを起こすことがあります。

てんかん発作

症状は「全般発作」は脳全体が一斉に興奮する状態で、「部分発作」は脳の一部分が興奮した状態となります。

通常のてんかん発作では命を落とすことはほとんどないそうで、大体1分以内、長い発作で3分くらい経過すると痙攣はおさまります。飼い主さんは驚いてパニックにならないよう対処が必要です。

但し、発作が10分以上続く場合や、意識が戻る間もなく続けて発作が起こる場合など、命に関わる可能性がある場合は獣医師の診察を受けましょう。

これらの病気の他に、夏場は熱中症でも意識障害や震え(痙攣)が見られ、深刻な状態になる場合があります。震えに加え、嘔吐や下痢などが見られたり、元気がない場合にはすぐに獣医師の診察を受けることを強くおすすめします。

犬の後ろ足の震えを止めるには

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犬の体の震えや後ろ足の震えを止めるには、病気の早期発見と共に、定期的な健康診断もおすすめです。

犬が年を取ってきたら老犬用の食事へ切り替え、体に負担をかけないよう注意することも必要ですが、犬の足の震えから「かわいそう」と飼い主さんが感じ、室内にこもりきりにしてはいけません。

運動不足や、運動不足からなる病気も懸念されますので、運動量を減らしてしまうと犬の老化のスピードを速めてしまうことにもなりかねません。

飼い主さんは、散歩の工夫や無理のない運動をサポートしてあげることはもちろん、犬の不安が解消されるよう、日々のスキンシップやコミュニケーションを取ることで犬の体の異変などにも気づきやすくなります。

まとめ

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犬の後ろ足が震えること、また痙攣の症状がある病気について、犬自身の老化もありますが、犬が年を取るほど体の様々な場所が衰え、病気にもなりやすいということがわかりました。

老化を遅らせる

定期的な健康診断を受ける

近年では犬のアンチエイジングや長生きを考え、様々な栄養補助食品や健康補助食品などが市販されています。老犬の後ろ足の震えは、関節や筋力低下によるものが大きいと言われています。

グルコサミン、コンドロイチンなどの補助食品を取り入れることで改善されたという話も多く聞きます。犬の年齢や持病などを考慮し、必要に応じて取り入れてみてはいかがでしょうか。

飼い主さんは皆、愛犬には長生きをしてもらいたいと願っているはずです。普段のちょっとした変化などを見逃さないようにしましょう。犬は年2回の健康診断が理想とされていますので、これを機に愛犬の健康診断を行ってみてはいかがでしょうか。

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みつよし

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