【衝撃】「マグダラのマリアの顔」を遺骨から完全復元! 穏やかで理知的な顔であることが判明、死亡推定年齢も!

【衝撃】「マグダラのマリアの顔」を遺骨から完全復元! 穏やかで理知的な顔であることが判明、死亡推定年齢も!

  • TOCANA
  • 更新日:2017/10/12
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新約聖書の中で聖母マリアに次いで2番目に有名な女性が“罪深い女”であるマグダラのマリアだ――。

■謎多き“マグダラのマリア”の顔を再現せよ!

マグダラのマリアは娼婦である、いやイエスの妻である、いやイエスの死と復活を見届けた聖人である……。彼女を巡っては長年にわたりカトリック教会で論争が繰り広げられているが、キリスト教において重要な鍵となる人物であることに間違いないだろう。

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Mysterious Universe」の記事より

これまで西洋絵画でもさまざまなイメージでその容姿が多く描かれてきたが、なんと最近になり南フランスのサン・マキシマン教会の聖堂に安置されていた遺骨から、科学者とアーティストがコンピューター技術を用いて頭蓋骨から生前の顔を復元することに成功したという。

復元作業を担当したのは、仏ベルサイユ・サン・カンタン・アン・イブリーヌ大学の生物人類学者フィリップ・シャルリエ氏と科学捜査分野のビジュアルアーティストであるフィリップ・フローシュ氏。

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Mysterious Universe」の記事より

頭蓋骨に関して調査が行われたのは1974年以来のことで、普段は鍵がかかったガラスケースに保管されているが、許可を得た2人はガラス越しにさまざまな角度から500枚以上の写真を撮影。

頭蓋骨の大きさや頬骨、骨の構造等から3Dモデルをおこし、そのモデル特徴から50歳前後で亡くなった女性であることと、頭蓋骨の他に頭髪が遺されていたことから髪の色がダークブラウンで地中海沿岸に住んでいた人種であることを突き止めた。

頭蓋骨からは高くとがった鼻と高い頬骨、丸い輪郭が見てとれるが、最新のコンピューターモデリングを駆使して画面上で睫毛一本一本、そして唇の皺までが徐々に再現されていく様子はなんとも不思議で圧巻だ。これはFBIが科学捜査で用いる手法と同じ技術だという。

最終的には憂いを帯びた理知的な顔が浮かび上がってきたが、顔の表情などいくつかの特徴は両氏の「独自の解釈や主観的見解が含まれている」としている。

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画像は「YouTube」より

■マグダラのマリアの遺体は5つ以上の地域で発見されている

より詳細な調査を行うためには骨をケースから取り出して断片を採取し、放射性炭素年代測定法やDNA鑑定を施すことが望ましいが、カトリック教会側から許可が下りるのは現時点ではまだ難しく、今後方針が変わることを願っているという。

もっとも、そもそもこの頭蓋骨がマグダラのマリアのものだという確証はない。

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Mysterious Universe」の記事より

当時の東部地方の伝統に従い、エフェソス(イオニア沿岸にある古代ギリシアの都市)で亡くなったとされているがさまざまな噂や逸話があり、マグダラのマリアの遺体は少なくとも5つの地域で発見されているとそれぞれに主張しているのだ。

ギリシャ・アトス山のシモノペトラ修道院には決して腐敗しないというマグダラのマリアの左手があるとされ、886年には遺体の一部がコンスタンチノープル(現イスタンブール)の修道院に移送された、などなど……。遺骸が分骨されている可能性もあり、なんとも混沌を極めている状況なのである。

だが、それでもシャルリエ氏とフローシュ氏はこのもしかしたら本人のものかもしれない頭蓋骨に顔を与えたのはとても印象的なことであり、宗教とは無関係な分野の学術的な研究対象として価値があるものだとしている。

本人かどうか真偽の程は不明だが、今回復元された顔とマグダラのマリアについて、これまでに描かれた多くの絵画とを比較してあれこれ想像を巡らせるのも面白いかもしれない。
(文=Maria Rosa.S)

French scientists reconstruct Mary Magdalene's face 動画は「YouTube」より

参考:「Mysterious Universe」、「National Geographic」、ほか

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