iOS12のコードネームは「Peace」、iPadでも顔認証やアニ文字が利用可能に

iOS12のコードネームは「Peace」、iPadでも顔認証やアニ文字が利用可能に

  • iPhone Mania
  • 更新日:2018/02/13
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2018年に公開されるiOS12へのアップデートでは、新機能の発表は控えめになる模様です。しかし、iPadでも顔認証Face IDやアニ文字が利用可能になり、MacでもiOSアプリが利用可能になるほか、2019年にはiPad向けの新機能が多数追加されるとBloombergが報じています。

iOS12、コードネームは「Peace(平和)」

Appleは、毎年のアップデートでiOSを大幅に変更する従来のアップデートサイクルを変更し、2018年のiOS12は、新機能を詰め込むよりも完成度を高めることに注力する方針だ、とBloombergのマーク・ガーマン氏が伝えています。

この新方針は、1月末、ソフトウェア部門の責任者であるクレイグ・フェデリギ上級副社長が発表したとして先日報じられた内容と一致しています。

新しい開発スケジュールは、今年の秋に正式版が公開される予定のiOS12から適用される予定です。なお、iOS12は、Apple内部では「Peace(平和)」のコードネームで呼ばれているそうです。

アップデートのサイクルを長期化させる判断について、「現在のアップデートスケジュールが現状に見合っていないことにAppleが気づき始めたことの表れで、従来にはなかった動き」と同社をよく知る人物は述べています。

バグが目立つと指摘される近年のiOS

iOSはここ数年、バグが修正されないままアップデートが公開されており、これは年に1度のメジャーアップデートというスケジュールを優先するあまり、十分な検証・修正の時間を確保できていないためではないか、と指摘されています。

最近も、iPhone Xで電話の着信を取り逃がす不具合のほか、通話の後に操作できなくなる不具合も報告されています。

一部の機能公開を遅らせる工夫も

Appleは最近、新機能の追加をiOSの新バージョン公開よりも遅らせることで開発に無理が生じないようにしています。

iOS11では、ユーザーどうしでの送金が可能なApple Pay Cashの導入はiOS11.2まで先送りされ、iCloudメッセージはiOS11.3で導入されると見込まれます。

2018年、iPadでもアニ文字が利用可能に

それでも2018年に公開予定のOSでは、いくつもの新機能が盛り込まれるとBloombergは報じています。

以前にも報じられたように、次期macOSとなるmacOS 10.14では、MacでもiPhoneやiPad向けのアプリが利用可能になります

なお、macOS 10.14のコードネームは「Liberty(自由)」とのことです。

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現在はiPhone X限定の機能であるアニ文字は、FaceTimeでも利用可能になり、お互いの素顔を見せずにアニ文字どうしのビデオ通話が可能となります。

ただし技術的な制約から、3人以上でのFaceTimeビデオ通話への導入は、今年は見送られることとなりました。

また現在開発中の顔認識機能Face IDを搭載した次期iPadでも、アニ文字が利用可能になるとのことです。

このほか、標準の株価アプリのアップデート、おやすみモードで設定可能な項目の追加、iPhoneの検索機能にSiriがより密接に統合され、複数人がAR(拡張現実)ゲームで同時に遊べるようになるといった機能強化も行われます。

2019年、iPad向け新機能が追加

2019年には、iPadに特化した新機能が公開される見込みです。

追加予定の新機能のひとつは、iPadで動作する1つのアプリ内で、複数のウィンドウを同時に開くことができるというものです。これは、Macのブラウザでタブのサムネイルを並べて表示できるイメージです。

このほか、1つのアプリで2つの画面を横に並べて使用することも可能となります。

一方、Apple Pencil向けの新機能や、メールアプリで特定のスレッドの通知をオフにできる機能は見送られるとのことです。

ユーザーが待ち望む新バージョン

公開後数カ月で多くのユーザーがiOSの最新版をインストールしていることからも、新バージョンを待ち望むユーザーが多いことがうかがえます。一方、Androidでは最新バージョンのインストール率が低いのが実情です。

Android端末には、ユーザーによるアップデートができないものを含むため単純比較は難しいとはいえ、iPhoneユーザーが自発的に最新バージョンのソフトウェアを入手しているのは事実でしょう。

リスクも伴うがユーザに安心して使える品質を提供する決断

Appleの新しい方針は、競争の激しいスマートフォン業界においてAppleの競争力を低下させるリスクを伴う決断です。

しかし、従来のアップデートサイクルに固執し続けることでソフトウェアの品質を維持できなくなれば、Appleが品質面でユーザーからの評価を落とすことに繋がります。

世界最大のテクノロジー企業となったAppleは、ユーザーに新機能の驚き以上に安心して使える品質を提供する方針重視へと舵を切ろうとしています。

Source:Bloomberg
(hato)

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