納車から1ヶ月で「フォードGT」を転売したプロレスラーのジョン・シナ、フォードから契約違反で訴えられる

納車から1ヶ月で「フォードGT」を転売したプロレスラーのジョン・シナ、フォードから契約違反で訴えられる

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  • 更新日:2017/12/11
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フォードが新型「フォード GT」の購入者を審査によって選定すると決定した際、同社はハイエンドな常連の顧客との関係を維持していく中で、希望と共に今後起こり得る困難をも予見していたに違いない。そう、どんな上品なクラブにも"トイレ"はあり、フォードがそこで発見したのはプロレス界のスーパースター、ジョン・シナが残した予想外の贈り物だった。

同社のアンバサダーに就任したシナは今年9月、優先的に2017年型フォード GTを手に入れることができたのだが、1ヶ月も経たないうちにそのクルマを売却してしまった。購入権を得られたオーナーは、最低2年間はそのクルマを所有し続けなければならないという、購入時に交わす契約にずうずうしくも違反したのだ。これを受け、フォードは11月30日、7万5,000ドル(約844万円)以上の損害賠償を求めて、米国ミシガン州の連邦地裁でシナに対する訴訟を起こした。

シナは、"リキッド・ブルー"のボディ・カラーに"ダーク・エナジー"と呼ばれる内装を組み合わせたフォード GTを46万6,376ドル50セント(約5,234万円)で購入し、9月23日頃には納車されたことを伝える動画も投稿していた(文末に掲載)。しかし、その後の10月20日頃には、このGTに新たなオーナーが誕生することになる。売却されたという情報を耳にしたフォードが、数日後にシナに連絡を取ると、シナは転売したことを認めたという。双方でメールのやり取りが行われる中で、元WWE王者はフォードへ次のように返信した。「(契約違反を犯したことを)全面的に認め、フォードとの関係回復に努めます。心よりお詫び申し上げます」。また、転売の理由については、「経費の支払いのため」と説明した。

フォード側から提出された訴状では、不当に高額な利益を得たシナが信頼を回復させることは不可能だと主張している。同社は「不適切な売却によって損なわれたブランド価値、アンバサダーとしての活動、そして顧客の信頼」と、弁護士費用及び裁判費用において賠償を請求している。

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しかし、シナが所有するクルマのコレクションが、2006年型フォード GTを含め約22台もあることを考えると、この訴訟が全て馬鹿げた物に思えて来る。フォードが出した訴状によると、購入権審査にシナが送った申込書には次の文言が記載されていたという。「私はオーナーとして相応しいでしょう。なぜなら私は、クルマとそのブランド、そしてそのクルマを運転して得られる体験を世界に伝えるため、全てのクルマを使用するからです」。シナの最後の言葉は、彼のレスラー時代の決め台詞と同じ、「If you want some, come get some!(欲しい物があるなら、取りに来いや)」になるのだろうか。

By Jonathon Ramsey

翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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