猫に出逢えるハッピースポット「戸越八幡神社」のにゃんこ達

猫に出逢えるハッピースポット「戸越八幡神社」のにゃんこ達

  • @DIME
  • 更新日:2017/12/05

■連載/ペットゥモロー通信

戸越銀座商店街は、そぞろ歩きながらあちこちのお店をのぞいたり、食べ歩きができるお店がたくさんあるので、どれも美味しそうで迷ってしまいます。おでんの具を使った不思議なコロッケ「おでんコロッケ」は一口サイズなので試してみるのにお気軽ですし、グルテンフリーのパンを売っているお店、ソフトクリームや唐揚げなども食べ歩きできます。

No image

私が一番美味しく感じたのは、焼き小籠包。噂どおりの熱々肉汁がドバっと飛び出し味のバランスもすごくいい感じ。ちょっと肌寒い今の季節にぴったりです。

No image
No image

そんな商店街の中には戸越八幡神社の旗がたくさんあり、大東京信用組合の角を曲がると、それまでのにぎやかさとは違って閑静な住宅街。そこからほんの少し行ったところに、戸越八幡神社はあります。

森の中へ。

鳥居の先に続く参道は、樹齢何百年もたつ巨木が両側にそびえ立ち、その領域だけが静まり返ったような気配。まるで異空間への入口のようです。社務所の前のイチョウの大木は、参拝に訪れた人々を、大きな強いエネルギーで包み込み、守ってくれています。

No image
No image

右手にある手水舎には、目立たないですが手水鉢を支える四人の山伏「がまんさん」がいます。これぞ「縁の下の力持ち」といったところでしょうか。

No image

創建五百年にもなろうとする戸越八幡神社ですが、木造社殿であるにも関わらず、関東大震災や東京大空襲からも免れて残ったのだとか!

No image

東京が焦土と化した戦災にも残ったなんて、ご祭神の特別な強いご加護を思わずにはいられません。

奉納相撲をした力士たちが力比べをしたという「さし石(力石)」。これらの石は、温かなエネルギーを出しています。

No image

エネルギーの境目。

拝殿の前にある狛犬の間を通ると、左右を結ぶ力強いエネルギーのラインが通っていて、その手前と拝殿側ではまるで違う世界なのが分かります。これは品川で最も古い狛犬です。

No image

神域に入り、ゆっくりと深呼吸をすると、やさしく大らかで厳かな神様のエネルギーが満ち溢れており、心から癒されます。

一人、また一人と熱心に参拝される方が訪れて、本殿の前で心を込めてお祈りしている姿を見ていると、「すぐに願いが叶う、叶わない願いが無い」とまで言われた戸越八幡神社の縁起(※1)を思わずにはいられません。

※古歌に『江戸越えて 清水の上の成就庵 ねがひの糸のとけぬ日はなし』とあり、これが戸越の地名のはじまりとも伝えられている。(境内の掲示より)

No image

拝殿には、今年収穫した清酒用のお米が奉納され、長押(なげし)にはたくさんの美しい絵馬がかかっていました。最も古いものは160年前(1857年)のもので、境内の掲示板によると大変貴重なものだそうです。

No image

大石禰宜(ねぎ)さんにお話をお聞きしました。少し体が重たく感じるような時でも、神殿に居ると、神様が重さを取り去ってくれるようで、体が楽になるのを感じるそうです。まさに人間を慈しみ愛してくださる神様なのだという思いがします。

近所の人たちに愛されるにゃんこ。

にゃんこもそこは特別な場所だと分かっているのでしょう、手足の長い白黒のバンビというにゃんこがいつもそこにいます。

No image

バンビは、毎日ほとんど神殿近くで過ごし、特に落ち着いた年齢の男性が好きなようです。神殿の敷地の奥にいる時でも、パンパンと柏手を打つ音が聞こえてくると、バンビはどんな人が来たのか見に行って、年配の男性がお参りに来ていると、寄って行って、スリスリとご挨拶をしたりします。

No image

多くのにゃんこは、体が大きく声が大きい傾向がある男性に対しては距離を置く様子が見られますが、バンビは珍しく男の人が大好きで、バンビに会うのを楽しみに来られる男性も多いとか。

境内には、バンビの他に、クーちゃん、みーちゃん、太郎と、全部で4匹のにゃんこがいます。みーちゃんは三毛猫で、他の3匹は白黒にゃんこです。

No image
No image

にゃんこたちは近所の人たちに愛されているようで、にゃんこを見かけると声をかけてくれる方も多いようです。

No image

みーちゃんとクーちゃんは仲良しで、一緒にご近所の屋根の上で日向ぼっこしたり、境内のあちこちをパトロールしたりしています。 太郎は夕方になると姿を現します。

どの猫もいじめられたことがないようです。人を見ても逃げないので、ケータイのカメラを向けて写真を撮っている人も多く見られます。

No image

にゃんこのお世話。

禰宜さんが、ここで8年ほど猫のお世話をされているボランティアの井上さんを紹介してくださり、お話を聞くことができました。

No image

井上さんは、地域のにゃんこのお世話やNTR活動(※2)、譲渡会に参加(※3)などされている方です。
※2/Trap(トラップ)捕獲し、Neuter(ニューター)不妊手術をし、Return(リターン)元のエリア・ナワバリに戻すこと。世界共通の言葉。
※3/自由が丘ニャンとかしよう会http://nekocube.sakura.ne.jp/index.html

No image

井上さんによると、禰宜さんは人に対しても動物に対しても、本当に心優しい方で、境内でにゃんこを見かけると、大きな声でにゃんこの名前を呼ぶので、よく来てくださっている参拝者の方々も名前を憶えてくださり、虐待されるようなこともなく、みんなに見守られているのだとか。

No image

さらに禰宜さんは、猫の病院代や餌代などのボランティアをしている方の負担を心配して、少しでも足しになるようにと便宜を図ってくださり、毎週土曜日・日曜日、祝祭日にも境内でカレーの茶寮(さりょう)を行うことを提案していただきました。10月末からそれを始めたところです。

No image

生き物に対する禰宜さんの優しさがよく表れているエピソードが、伊勢から連れてきたココアちゃんの話。

No image

禰宜さんが伊勢神宮に行った時、おかげ横丁の泉の所にとても可愛い子猫がいて、観光客が撫でたり可愛がっていたのだけれど、何度か通ってもずっとそこにいるので、「おいで」と手を出したら寄ってきたので、連れて帰ってきたそうです。伊勢から東京まで連れて帰る間、一度も鳴かなかったとか。 そんなココアちゃんですが、今は家族に可愛がられ幸せなにゃん生を送っています。

特別な御朱印。

戸越八幡神社の御朱印は種類がたくさんあるのが有名です。お正月にのみ授与される御朱印や、基本の御朱印の他、毎月一日のみに授与される御朱印、毎週日曜日に授与される週ごとに変わる御朱印もあるそうです。

No image

境内には、ソファーやベンチが置かれ、御朱印をお願いした人が待つ間、お茶とお菓子が提供されます。

No image
No image

それには費用も人の手間もかかると思うのですが、天高く生い茂る木々に囲まれたこの場所で、お茶をいただくことがどんなに気持ちの良いことか、皆様にも体験して欲しいという、禰宜さんの願いから始まったことなのだそうです。こんな素敵なことを、神様もきっと応援していますね。

No image

心を込めて手書きで描いているために時間がかかり、待っている人も多いので、御朱印をご希望の方は、時間と心に余裕をもって行かれることをお勧めします。

御朱印を待っている間、お札やお守りを見ている方も多いですが、どれが一番おすすめですか?とお聞きしたところ、「幸福」のお守りをすすめていただきました。戸越八幡神社にふさわしい「幸福」が、きれいな青い色の中に詰まっているような気がします。

No image

戸越銀座を散策した後は、戸越八幡神社に詣でて、森閑とした澄んだ空気の中で柏手を打ち、御朱印をいただいて「幸福」のお守りを手に、幸せな気持ちになって帰路につくのもよいかも知れません。

No image

文  Spirit Master 浜島 鳳翔
撮影 ケモノの写真作家 小山 智一(NeCozou)

No image

戸越八幡神社
〒142-0041東京都品川区戸越2-6-23
祭神:誉田別命(ほむたわけのみこと:応神天皇)

Spirit Master 浜島 鳳翔(はまじま ほうしょう)
占術、御祓い、施術、潜在能力開発など、魂と対話するスピリットマスター。毎日を幸せに暮らせる「プチ魔法」を紹介するおまじないブック『しあわせのねこまじない』著。PETomorrowの猫占い「はっぴーにゃんこ」担当。
http://www.luckyforshow.com/

ケモノの写真作家 小山 智一(NeCozou)
クリイティブディレクター、コピーライター、グラフィックデザイナー、エディター、そしてフォトグラファーとその全てをひとりで熟す異色の写真家。
http://ne-cozou.com/

ケモノの写真作家 小山智一からのお願い。

猫島と言われる場所など、様々なところへ猫と会いに行きますが、神社・仏閣、公園などには特に捨て猫が多いですね。猫がいる場所を見て人間が「ここなら…」と思い捨てていくのでしょうが、本当にそこは猫にとって良い環境なのでしょうか?餌の心配はもちろんですが、同時にテリトリー(縄張り)の問題もあります。先住猫はテリトリーを侵略されるとそれを守ろうと必死で戦います。また捨てられた猫もそのテリトリーを奪おうと必死に戦います。たとえ仔猫であっても容赦をしない場合もあります。猫には猫の掟があります。だから安易に捨てないでくださいね。先住猫も捨てられた猫も、お互いにかわいそうな思いをしてしまいます。

構成/ペットゥモロー編集部

この記事をお届けした
グノシーの最新ニュース情報を、

でも最新ニュース情報をお届けしています。

外部リンク

コラム総合カテゴリの人気記事

グノシーで話題の記事を読もう!
タバコを吸う人との食事で「喫煙席を拒否した時」にされた最悪行動3選
眞子さまも知らない小室圭さん母の“金銭トラブル”
8歳の娘が描いた絵画があまりに「画力ありすぎる」と海外で話題に!
「和式便器は金隠し側を後ろに座るのが正解」Twitterで拡散 TOTOに聞いて真偽を確かめてみた
【衝撃】油性マジックだけで全塗装した車を「洗車機」に通してみた結果
  • このエントリーをはてなブックマークに追加