93歳の“マーベルの重鎮”スタン・リーが25年ぶり来日!創作の秘訣は「心から楽しむ」

93歳の“マーベルの重鎮”スタン・リーが25年ぶり来日!創作の秘訣は「心から楽しむ」

  • クランクイン!
  • 更新日:2016/12/01
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クランクイン!

いまや世界、いや地球規模のヒーローとなったスパイダーマンやアイアンマンの原作者であり、それらヒーローを束ねるマーベル・メディアの名誉会長であるスタン・リーが1日、早朝に来日。今月28日で94歳を迎えるリーだが、老いてますます盛ん! とばかり、午後に行われた会見ではそのパワフルさの秘訣を語り、さらに来年公開となるマーベルの新作映画『ドクター・ストレンジ』をPRした。

約25年ぶりの来日だというリーは、会見の冒頭で「あの~」と日本人を真似して切り出すなど茶目っ気たっぷり。日本のマンガカルチャーについて問われると、手塚治虫の『アストロボーイ(=鉄腕アトム)』は知っていると答え、「アメリカだと絵とセリフは同等の扱いだが、日本のマンガは絵をとても大事にするところが非常に独特だと思う」とその分析を披露した。

また多くのヒーローを生み出した創作の秘密については、「キャラクターは自然に湧いてきて、自分にとっては仕事というよりゲームというか遊びのようなもの。それでキャラクターが思い浮かぶと、そのゲームに勝ったような気になるんだ」と答え、さらに今も考案しているキャラクターが3つ、4つあると話すなど、ナチュラルボーンなクリエイターにして、現在も全く枯れることのない創作意欲を語った。

また、その創作を可能とするパワフルさの秘訣については、「自分のやることを心から楽しんでやること」とコメント。常に自分のやることを「楽しもうとする」よう心掛けているといい、これを若い人たちへのメッセージにするとともに、「自分が楽しめることを仕事にできてラッキーだった」とも述懐した。

「若き日の自分に何かアドバイスをするとしたら?」という変化球の質問を受けたリーは、「『安値で買えるうちにマーベル社を買っておけ』と言うよ」と答えると、会見場は笑いに包まれる。

ジョーク好きなリーはマーベル映画へのカメオ出演でも知られるが、その中で最もお気に入りの一本を問われると、関係者への気遣いか通常具体的に明かすことはないため、今回もそうなるかと思われたが『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』と回答。その理由を「他の映画は1シーンだけだけど、あの映画は2シーン出たから」と語り、再び笑いを呼んでいた。

マーベル最新作で来年1月27日の公開が待たれる『ドクター・ストレンジ』については、「ベネディクト・カンバーバッチがドクター・ストレンジを完璧に演じてくれた。私が頭の中、そしてコミックで描いた通りのイメージで、すごく知性豊かに、天才外科医の風貌・雰囲気を十分に演じてくれた」とその出来栄えに満足げな様子。

そしてそんなニューヒーローが活躍する本作について、「みなさんがそれぞれいろんなことを受け取って、楽しめる作品になっていると思う。子どもでも大人でも、そして職業や立場を問わず学べること、楽しめることがあると思います」と、老若男女を問わずその世界に浸れる作品であるとPRした。

そして最後は「小説でもコミックでもそれこそ新聞広告でも、活字を読むのは非常に大事だと思う。それは自分にとってすごく刺激になるし、脳の活性化にも繋がる。なので積極的にどんな媒体でも、活字を読むことを続けてほしい」とクリエイターらしく語り、会見を締めくくった。(取材・文・写真:しべ超二)

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