『BLEACH』意外と悪くない...かも!? 卍解してないけど、実写映画としては及第点の出来【実写映画レビュー】

『BLEACH』意外と悪くない...かも!? 卍解してないけど、実写映画としては及第点の出来【実写映画レビュー】

  • おたぽる
  • 更新日:2018/07/21
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映画『BLEACH』オフィシャルサイトより。

『銀魂』に続くヒットとなるか、はたまた『ジョジョの奇妙な冒険』の二の舞になるか……期待と不安が入り混じる福士蒼汰主演の映画『BLEACH』の公開がスタートした。

Yahoo!映画レビューでは、2.96点(5点満点/7月20日現在)と良くも悪くもない点数を記録しているが、ネット上では「アクションがかっこよかった」「思ったより良かった」と高評価する声が結構上がっている。もちろん、「クソ映画すぎる」「ファンはやっぱり見ない方が良い」と酷評する声もあるが。

『ジョジョ』には申し訳ないが、実際のところ『ジョジョ』ほどのガッカリ感はなかった印象だ。BGMなどで原作の“オサレ感”を意識していたし(オサレ感が足りないという声もあるけど)、ストーリーの改変に関しても許容できるレベルだった。

今回の映画は原作の「死神代行篇」を約2時間にまとめた内容となっている。そのため、かなりいろいろな物語が端折られている。たとえば、井上織姫(真野恵里菜)、石田雨竜(吉沢亮)、茶渡泰虎(小柳友)に関するストーリーはナシ。これに関してはキャラのファン的には不満かもしれない。あくまでも黒崎一護(福士蒼汰)と朽木ルキア(杉咲花)の出会い、そして一護の仇である虚・グランドフィッシャーとの戦いに特化した内容となっている。

織姫のおっぱいが足りない、そういえばコン不在、斬魄刀のチープ感がすごい……気になったところを言えばキリがないが、福士蒼汰はちゃんと一護を演じていたし、杉咲花に関しては髪型が原作と違うにもかかわらず、想像以上にルキアだった。髪型が再現されなかったことが悔やまれる。

グランドフィッシャーとのバトルシーンに関しては、流石佐藤信介監督と言うべきか、かなり出来がイイ。一護の目の前に現れる虚についてもかなり怖いレベルの迫力とクオリティー。正直、そこが最高潮すぎてその後のシーンが蛇足だと感じたほど。全体を通して言えば、ガチの『BLEACH』オタクはいろいろ思うところがありそうだが(カッコよかったけど朽木白哉役のMIYAVIの演技とか)、一応読んでいたくらいの人なら普通に楽しめる作品になっていると思う。

あと『仮面ライダーフォーゼ』好きとしては、グランドフィッシャーとのバトル中、福士蒼汰(仮面ライダーフォーゼ)演じる一護と吉沢亮(仮面ライダーメテオ)演じる雨竜が並ぶシーンは胸熱。一護と雨竜、如月弦太朗と朔田流星との関係性が少し似ているだけになおさら。

ラストでは続編を匂わせていたが、興行収入次第では『銀魂』のように続くかもしれないということなのだろうか。原作としては、これからが面白くなるところなので、このクオリティーのまま実写化してくれるのならアリかもしれないと思った。そういえば、卍解ゼロだったし。

比較的高評価なレビューとなったが、ネットではさまざまな批評が入り混じっている状態なので、見る人によって評価が割れる作品なのかもしれない。とりあえず、久保帯人先生は「良いものに仕上げて頂いたと思います」と太鼓判を押しているので、気になっている人はチェックしてみては。

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