YouTuberがついに劇場映画を!『スクールアウトサイダー』アバンティーズにインタビュー

YouTuberがついに劇場映画を!『スクールアウトサイダー』アバンティーズにインタビュー

  • シネマズ
  • 更新日:2017/09/17
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個性あふれる動画で視聴者たちの心をつかむ、「YouTuber」の活躍に注目が集まっている昨今ですが、ついに彼らが劇場映画に進出。

4人組のYouTuber集団・アバンティーズの企画・主演による映画『スクールアウトサイダー』が2017年8月31日、丸の内ピカデリーで1日限定公開されました。

チャンネル登録者数70万人以上、日本のYouTube界でアイドル的人気を誇るアバンティーズ。公開当日は、映画館に多くのファンが駆けつけ、舞台挨拶に登壇したアバンティーズと他キャスト、監督陣に大きな歓声と拍手が贈られました。

今回は、アバンティーズの4人、そらちぃさん、エイジさん、ツリメさん、リクヲさんを直撃。初の映画制作への思い、今後の展望などを語ってもらいました。

(『スクールアウトサイダー』の動画は、この記事の最後に掲載しています。)

アバンティーズの「バカそう 楽しそう」のイメージで誕生したスクール映画

──まずは、お一人ずつ自己紹介をお願いします。

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リクヲ:アバンティーズのリクヲです。グループ内では、リアクション担当っていうことでやっています。

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ツリメ:アバンティーズのツリメといいます。自分でいうのもあれですけれど、異端児みたいな感じです。

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そらちぃ:アバンティーズのそらちぃです。役割はリーダーをやっています。

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エイジ:アバンティーズのエイジです。グループでは動画の編集を担当しています。

──みなさんは、中学生時代からの友人で、その頃に動画投稿を始めたとのことですが、最初に動画を撮ろうと提案した方は?

そらちぃ:みんなですね。全員サッカー部だったんですよ。

ツリメ:当時、YouTubeに動画を上げている人がいたので、「俺たちもやろう」と、遊び感覚ですべり台をすべるだけの動画をあげたのが最初です。そのときは、仮面をかぶってましたね。

──YouTubeのほうでもドラマなどを公開などしていますが、劇場映画を作りたいというのは、以前から思っていた?

そらちぃ:そうですね。映画館で何かやりたいとは思っていたんですが、いままではタイミングがあわなくて。少し前に一か月ほど活動休止期間がありまして、そこにあわせて今回やってみようということになりました。

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──『スクールアウトサイダー』の学園もの、友情物語というコンセプトはどうやって生まれたのでしょうか?

そらちぃ:監督の花奈ちゃん(松本花奈さん)と学生ものをやりたいという話をしていたんですが、花奈ちゃんが僕たちの関係性をヒアリングして、それをもとに、僕たちのバカそう、楽しそうっていうイメージで(笑)、脚本を書いてくれました。

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──では、学校のシーンなどは、みなさんの学生時代の思い出も反映されているんですか?

ツリメ:それは、自分たちの動画をベースにした感じですね。

リクヲ:トウモロコシだったり、ローションですべったりとか、普段の動画でやっている感じですね。

──それぞれの映画でのお気に入りのシーンを教えてください。

リクヲ:僕は、最初の夜のシーンです。ツリメが懐中電灯を持っているところ。

ツリメ:(ヒロイン)の百合ちゃん(演:小松もか)が倒れてしまって、そらが助けに来るところ。見ていてきゅんとしました。

そらちぃ:僕は、最初は仲が悪い雰囲気だったシュンと自分が草むらで会話して、実はお互いをわかりあっているよってっていうシーンが個人的には好きです。

エイジ:劇場でしっかり見てすごくよかったなと思ったのが、シュンとそらがお祭りのレースに出るって決めて、お互い全然違う方法で練習をするところです。挿入歌とあわせて流れていくトレーニングのシーンがかっこいいし、お互いが全然違っていて面白かったですね。

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──今回、主役で一番出番やセリフが多かったのはそらちぃさんでしたが、役作りで苦労されたことは?

そらちぃ:今回は、僕という人間に監督の花奈ちゃんが主人公をあわせてくれたので、自分と違う役を演じたという感覚はあまりなく、わりと素で演じていました。ただ、シュン役の勧修寺保都くんとのライバルであり幼なじみという絶妙な関係性を、無言で見つめ合ったりして、二人が本当は仲がいい…という空気感で表現するシーンはがんばってみたので、注目してみてほしいです。

──そらちぃさんと勧修寺保都さんは一緒のシーンも多かったですよね。共演の感想は?

そらちぃ:最初に演技を見たときから、「めちゃめちゃうまいな、これが本物の俳優なんだな」っていう印象でした。クライマックスの二人のシーンでは彼がものすごくうまくて、いい刺激になりました。

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──他のみなさんも、役作りでは苦労などはありましたか?

リクヲ:役柄は自分ではあるので、演技はしやすかったんですが、自身が体験したことのないことを演じるときは、語尾がどうしても不自然になってしまいましたね。いまいちリアルにならないなあと思って、でも、自然にしようとして沈めてもテンションが低い人になってしまうしって、その兼ね合いに苦労しました。

ツリメ:役作りはそこまでしなかったんですけれど、演技をしているときに「これであってるのかな?」って試行錯誤して…難しかったなあ。

エイジ:セリフの語尾がどうしても気になってしまいました。普段使わない語尾だと、どう終わらせていいのかなと。とりあえず何回も言ってみて強引に慣れよう!という感じでやりましたね。

──本作は、みなさんの他にもたくさんのYouTuberさんが出演されていて、特にはじめしゃちょーさんは相当インパクトが強い役柄でしたが、あの役はどのように決まったんですか?

そらちぃ:最初の段階で、映画に何人かYouTuberさんを呼びたいと話していたんです。それで、はじめしゃちょーさんにもお願いしたいということになって、花奈ちゃんが、あの役が一番合うのではと考えてくれました。あの役で出てもらえたのは、すごくよかったです。

丸の内ピカデリーで公開!「800席もあって、こんなに来てくれた」

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──『スクールアウトサイダー』は劇場上映作ということで、通常のYouTube動画とはまた違う部分もあったと思うのですが、いかがでしたか?

そらちぃ:今回の作品もYouTubeには上げるんですけれど、どちらかというと、劇場で公開する方によせたというか、YouTube用に作品をいじったりデフォルメしたりはしていないので、ちゃんと「映画」として作った感じはありますね。

リクヲ:そこはいい具合に混ざったのかなという気がしますね。笑えるシーンもありますし。

そらちぃ:公開日に、観客席から見ていても、(お客さんが)意外なところで笑ってくれてましたね。

エイジ:笑われてるのもあったけどね(笑)。

リクヲ:現場に入ってみたら、かかっている時間と人数が違いました。1カット1カットにや音声さんの移動、ライティングにもすごく時間がかかっていて、「こういう作品を作るのって大変なんだな」って実感しました。

──丸の内ピカデリ−での公開が決まったときは、どう思いましたか?

そらちぃ:すごいことになったなと思いました。まさか映画館でイベントできるとは夢にも思っていなかったので。

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──当日は、たくさんのファンの方が詰めかけていましたね。実際、舞台に立ってみていかがでしたか?

そらちぃ:通常のイベントと雰囲気が違う感じがしましたね。映画館でやっているからなのか、レスポンスが歓声というより拍手だったし、映画館のルールをみなさんが守ってくれたので、質の高いイベントができたなと思いました。

リクヲ:落ち着いた雰囲気でしたね。

──みなさんが普段やられているイベントとは、また違う雰囲気だった?

ツリメ:そうですね。普段はライブ会場でやるので、距離も近いし。

リクヲ:普段のイベントでは、みんな座らずに立っているので、それが結構大きな違いでしたね。800席もこの映画を観に来てくれる人がいて、こんなに埋まった、こんなに来てくれたって思いました。

いつかまた必ず映画を作って舞台に戻りたい!

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──動画チャンネルを見ると、みなさんは本当にいろいろなことにチャレンジされていますが、普段、YouTube用の動画のネタはどんな風に作られているのか、教えてください。

そらちぃ:ネタはそれぞれで考えて、自分の企画は自分で出す感じですね。

──それぞれ、どうやってネタを考えているんですか?

リクヲ:僕は、何個か気になるものを出して、ずっと頭の中でループさせます。たとえば「お茶、お茶、お茶…」みたいな。そうやっていると、たまにポッと浮かぶんですよね。

ツリメ:面白いワードが浮かんだら、それにもう1つプラスでワードをつなげてみます。いろいろなものを当てはめてみて、いいものができたら、それをネタにしていきます。パッと思いつくことはあまりないんですよね。考えて作る感じです。

そらちぃ:僕は、動画として見たときの「この絵面だったら面白いかな」というのをまず考えて、そのあとにタイトルをつけていく感じですね。面白い絵になる動画をやりたいと思って企画しています。

エイジ:僕は、「今考えよう」という感じではないですね。生活している中でずっと変なことを考えているので、その中でひらめくっていうか、変態なんですよ(笑)。まあ、ひらめき系くらいな感じで。

──みなさん、動画を撮っていない普段の生活の中でも、動画作りが常に頭にある?

そらちぃ:アンテナは常に張っていますね。しみついてしまっているというか。

エイジ:中学から、もう6年くらいやっていますからね。

リクヲ:そのせいで、何か変なことが起きたら、(ドッキリの)カメラを疑うようになりました(笑)。

そらちぃ:本当に強盗とかに襲われても、「これ、ドッキリやな」と思って、たぶん殺されちゃうんじゃないかと(笑)。

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──今、YouTuberの活動への注目が非常に高くなっていますが、現在の盛り上がりについて、みなさん自身はどう感じていらっしゃいますか?

そらちぃ:いろいろなコンテンツが増えてきたと思うんですが、僕たちは昔からスタイルは変わっていなくて、作品として「動画を作りたい」というのが活動の根底にあります。今後も、どのジャンルになるかはわからないですけれど、映画だったり音楽だったりいろいろなものを作っていくと思うし、そのための努力をしていきたいです。

──今後はどんな活動をしていきたいかを教えてください。

そらちぃ:僕はやっぱり、定期的に今回のような映像作品を作っていきたいですね。今回初めてでしたけど、映画館で上映する喜びが想像以上にすごくて、もう一回あの舞台に立ちたいってめちゃめちゃ思うので、必ずまた映画を作って舞台に戻ってきたいです。

リクヲ:定期的に作っていきたいっていう感覚はありますね。あと、映画に限らず音楽とかいろいろなことに挑戦していけたらなと。

──YouTubeのほうでも「レベルアップ」宣言の動画が上がっていましたが、これからアバンティーズ、ますますレベルアップしていくと思ってよいでしょうか?

そらちぃ:はい!楽しみにしていてください!

『スクールアウトサイダー』はこちらから

(取材・文:田下愛)

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