超人気モデルがマクドナルドのポテト写真でインスタ炎上。その理由は?

超人気モデルがマクドナルドのポテト写真でインスタ炎上。その理由は?

  • 女子SPA!
  • 更新日:2019/04/25

米カリフォリニアで4月21日まで開催されていた音楽フェス「コーチェラ」。その会場でマクドナルドのLサイズポテトを頬張るインスタグラム写真を投稿したモデル、ジジ・ハディッド(24)が集中砲火を浴びています。

写真はジジの個人アカウントに投稿されたものですが、よく見てみるとアイコンの下に「マクドナルドとのタイアップ投稿」の文字。世界的ファストフードチェーンとのコラボ写真がファンからの怒りを買ってしまった、その理由を見ればマクドナルドのアメリカでの立ち位置が分かってきます。

◆「不健康食」「ブラック企業」「貧困層の敵」と大炎上

問題の写真には4月19日現在までに200万以上のいいねと8000件近くのコメントが付いていますが、そのほとんどが非難の声です。

「お金のため?」「他にもたくさんオファーがあっただろうに」とジジの仕事選びに疑問を投げかけるとともに、「影響力のあるモデルがこんなことするなんて」「この国の肥満率を上げ、人々の健康を害する食べ物を売り込むつもり?」 と、影響力のあるセレブがジャンクフードの広告塔になることを糾弾(きゅうだん)するコメントが目立ちました。

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ジジ・ハディッド

『ビジネスインサイダー Business Insider』によると、米マクドナルドは昨年から一部メニューに使用する食材をケージフリー卵(平飼い飼育の鶏の卵)に変更、ハンバーガーのパテも冷凍のものからフレッシュビーフに改善したそうですが、まだまだ健康食というイメージからは程遠いよう。

コメントの中には、「うちの娘がマクドナルドのハンバーガーを食べればあなたみたいに細く美しくなれるとカン違いしてしまったらどうするの」と抗議するものまでありました。

その他に目立ったのは「最低賃金値引き上げに反対するブラック企業」「貧困層の敵」という意見。

これは米連邦法が定める最低賃金の引き上げにマクドナルドが長らく否定的な態度を取ってきたため。『サロン Salon』によると、今年3月にやっと交渉に前向きな姿勢を示し始めたようですが、もはや手遅れ状態のようです。

◆「今はもう食べない」「センス疑われる」意識高い系アメリカ人急増中

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写真はイメージです

では、実際のところ一般アメリカ人はマクドナルドにどういったイメージを持っているのか、筆者の周囲に話を聞いてみました。

「学生時代は食べていたけどここ最近はまったく。私の周りで“マクドナルドを好きだ”なんて公言する人は一人もいないと思う。不健康な食べ物の代名詞だもの、好きだなんて言ったらセンスを疑われちゃう」(43歳・女性・大学事務)

「もう10年近く行ってないな。貧乏学生時代に食べ過ぎたからもう見たくないんだ(笑)。今はお金を気にする必要ないから、高くても美味しいレストランでちゃんとした食事を取りたい」(32歳・男性・自営業)

「カロリーが高すぎて、食べると罪悪感を感じてしまう。たまに無性に食べたくなるけど我慢しています」(35歳・女性・広告代理店)

これも時流なのでしょうか? 「昔は食べていたけど今は食べない」という意識高い系のアラサー&アラフォー世代がアメリカでも増えているようです。

◆おまけ付きで子どもに人気!でも他店の方がヘルシーで安上がり?

一方、子どもを持つ家庭はおまけ付きのハッピーセット目当てでひんぱんにマクドナルドに行くそうですが、お母さんたちが行きたいお店は他にあるとか。

「家計のことを考えるなら、4ドルや5ドルでたくさん食べられるミールセットがあるウェンディーズやバーガーキングの方が本当は安上がり。それに(米国の)マクドナルドってハッピーセットのおまけの種類が毎回1種類しかなくて残念な感じなの」(39歳・女性・主婦)

若者に聞いてみても、「マクドナルドで食べた後はいつも胸焼けがする感じ。野菜もきちんと取れるサブウェイやチポレ・メキシカン・グリルの方がヘルシーで好き」(18歳・男性・学生)と評判はあまり良くありません。

かなり裕福な家庭に生まれた女の子(7歳)は「マックなんてオエーって感じ。私はお寿司が大好きだし~」だそう……。

同じ富裕層でもたびたびマクドナルド好きとして報じられているトランプ大統領は、中間層にアピールするためのポーズなのか、はたまた本当に愛してやまないのか?

唯一分かっていることは、トランプ大統領と彼のひきいる共和党政権は前述した最低賃金について「連邦レベルでの法律改善は不要」とし、引き上げには反対しているということです。

Sources:「Business Insider」「Salon

<文/アメリカ在住・橘エコ>

【橘エコ】

アメリカ在住のアラフォー。 出版社勤務を経て、2004年に渡米。ゴシップ情報やアメリカ現地の様子を定点観測してはその実情を発信中。

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