ソフトバンクに“コーチのコーチ”韓国の名将を招聘

ソフトバンクに“コーチのコーチ”韓国の名将を招聘

  • 日刊スポーツ
  • 更新日:2018/01/13
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金星根氏(14年3月30日撮影)

ソフトバンクがファーム強化に向け、球界では異例の「コーチのコーチ」を招聘(しょうへい)することになった。昨季途中まで韓国プロ野球・ハンファイーグルスの監督を務めた金星根(キム・ソングン)氏(75)が、「コーチングアドバイザー」としてフロント入りすることが12日、分かった。プロ7球団で監督を務め、韓国プロ球界では「野神(ヤシン)」と呼ばれたレジェンドが、育成のホークスをさらに強化する。

「野神」と呼ばれた男が、ホークスのファームの監督、コーチ陣を徹底指導することになった。韓国プロ野球界で史上2人目となった1000勝監督。韓国球界のみならず、日本でもその徹底した指導ぶりは知られており「世界一練習の長い監督」としても有名だ。今季は3軍創設から8年目。育成選手から千賀、甲斐らがリーグを代表する選手に成長したが、指導者教育を含めて球団はさらにファーム強化を目指す方針だ。

「とにかく厳しく鍛えたい」。若手教育に向けた王球団会長の思いを託したのが金氏の招聘だった。選手強化は当然のこと、さらに指導する監督、コーチの指導が金氏の大きな役目となる。球界でも異例の「コーチのコーチ」誕生で、ファーム全体の底上げを図る考えだ。

金氏の座右の銘としているのが「一球無二(いっきゅうむに)」。この1球は2度とない、という意味だが、意味合いはそれだけではない。「2度とない1球のためにどれだけ準備するか。そこが一番大事なところです」と、金氏は練習の大切さを訴える。SK監督として韓国シリーズを3回制覇。妥協のない練習で徹底的に選手を鍛え上げてきた。今季46本塁打を放った崔廷(チェ・ジョン)選手はSK監督時代の教え子。金氏の指導を受け、活躍する選手は枚挙にいとまがない。

コーチ指導も妥協はない。韓国プロ野球で監督時代は多くのコーチを日本から招いた。3年前には青瓦台(せいがだい、韓国大統領官邸)で高官ら250人を前にリーダー論の講演も行っているほど。ホークスの3軍監督に就任した関川監督は、SK時代に打撃コーチとして金氏の元でコーチ修行を積んでいる。「非常に厳しい方」と話したことがある。今オフ、阪神入りした助っ人ロサリオはハンファで1年半指導。2年連続3割30発100打点の大活躍で開花した。

金氏は2月の宮崎キャンプからチームに合流する。真の常勝チーム作りへ向け、大きな力が加わった。

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