「ハセベには予兆があった」エルボーで一発退場の長谷部誠を地元紙が辛辣批評!

「ハセベには予兆があった」エルボーで一発退場の長谷部誠を地元紙が辛辣批評!

  • サッカーダイジェストWeb
  • 更新日:2018/04/24
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DFBポカールは堂々のファイナル進出。5月19日のバイエルン戦を名誉挽回の舞台とできるか。(C)Getty Images

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フランクフルトの快進撃を支えてきた長谷部。ここ数試合はどこからしくない振る舞いが目立っていたとされるが……。(C)Getty Images

なぜ長谷部誠は、かのようなラフプレーに走ったのか。プロの鑑であり続けた男の一発退場劇は、いまだドイツ・メディアで波紋を広げている。

土曜日のブンデスリーガ31節、アイントラハト・フランクフルトvsヘルタ・ベルリン戦。0-2で迎えた79分、ボールを奪われそうになった長谷部は、相手FWデイビー・ゼルケの頬にエルボーをお見舞いし、即座にレッドカードを提示されてしまう。数的不利を強いられたフランクフルトはさらに1点を奪われて0-3の完敗。長谷部は翌日、ゼルケに直接電話で謝罪をしたという。頬が腫れ上がったヘルタFWは水曜日まで静養が必要とされ、週末のゲーム出場はその時点での容態を見て判断されるようだ。

地元紙『Frankfurter Rundschau』は「旗艦であるプロが犯した愚行」と題し、あらためて番記者のコラムを掲載した。その軽率な振る舞いによってチームは長谷部という柱を失ない、シーズン最終盤を戦い抜く上でも痛恨の出来事だったと論じている。

「いつもミックスゾーンで模範的な言動を繰り返し、日本代表のキャプテンとしても仲間を鼓舞している男が、この日(ヘルタ戦)だけはプレスの前に姿を現わさなかった。ブンデスリーガ260試合目の出場で、2度目のレッドカード。ゼルケも激しく来てはいただろうが、あのエルボーは疑いなき愚行だ。これでハセベはフランクフルトのラストスパートに参加できなくなった。まだDFB(ドイツ・サッカー連盟)の裁定は下っていないが、3試合の出場停止を食らうのが濃厚だからだ」

記事では、退場に至った伏線についても説明している。57分にフランクフルトがPKを与えたシーンでは、長谷部がエリア内でゼルケを倒したとされたが、かなり微妙なジャッジだった。「アンフェアだと感じ、フラストレーションを溜めたのだろう」と分析しつつも、「ハセベほどの男なら自身をコントロールできたはずだ」と断じている。そしてニコ・コバチ監督の「起こってはならないことが起きた。その年齢(34歳)を考えればね」という苦言を紹介した。 ここで同紙は、「ハセベには予兆があった」と主張するのだ。

「正直言ってここ最近のベテランは、自身を制御できていない場面が多くなっていた。以前の彼からは想像できないアクションだ。1週間前のバイヤー・レバークーゼン戦でも主審の見えないところで相手選手にラフプレーを仕掛けていた。主審のジャッジに納得できないと不満をぶちまけたり、ジェスチャーで示したり。どこか普段の彼とは違う一面を見せていたのだ」

一方で、そのフォア・ザ・チームに徹するパフォーマンスを称賛している。

「そうした部分が見え隠れしたのは事実だが、この数週間というもの、ハセベはチームのベストプレーヤーであり続けた。最終ラインを巧みにコントロールし、読みの鋭さは群を抜いている。常にボールを落ち着かせ、チームに黄金のハーモニーをもたらす。ゲームを牛耳っていたのはまさに彼だったのだ。だからこそクラブは彼との契約を1年延長したのだが……」

最後は、こんな嘆き節で締めている。

「あまりにも手痛い損失だ。いったい誰が代わりを務められるというのか。プロの鑑であるハセベはクラブに大きな穴を開けてしまったのだ」

現在リーグ7位のフランクフルトは、欧州カップ戦への望みを捨てていない。だがそのシリアスなラスト3試合を、戦術の肝である長谷部抜きで戦わなければならなくなりそうだ。長谷部にとってせめてもの救いは、5月18日のDFBポカール(国内カップ)決勝、バイエルン・ミュンヘン戦が残されている点だろう。出場停止のペナルティーは適応されないはずで、なんとかその大一番で名誉を挽回したいところだ。

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