首相帰国中のミサイル発射「動きは完全に把握していた」官房長官

首相帰国中のミサイル発射「動きは完全に把握していた」官房長官

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  • 更新日:2017/09/16
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ミサイル

先月29日に北海道上空を通過したミサイルと同じルートをたどり、飛距離はさらに伸びたという(8月29日の発射のようす/労働新聞)

北朝鮮がけさ発射した1発の弾道ミサイルは、先月末の発射と同じルートをたどり、北海道の襟裳岬から東へ約2200キロの太平洋上に落下した。安倍晋三首相が外遊先から帰国中に再び強行された発射をめぐり、菅義偉官房長官は会見で「ミサイルは自衛隊が完全に探知し、飛行先を追尾していた」と述して、迎撃しなかった理由を説明した。

15日午前6時57分ごろ、北朝鮮西部の首都平壌にある国際空港から北東方向に向けて1発の弾道ミサイルが発射された。ミサイルは同7時4分から6分ごろ、北海道上空を通過し、同16分ごろに襟裳岬から約2200キロ離れた太平洋上に落下。これまでに付近を航行する航空機や船舶への被害の報告はない。

防衛省の分析によると、ミサイルの飛距離は約3700キロ、最高高度は約800キロと推定され、今回の発射は、通常よりも角度をあげて高く打ち上げるロフテッド軌道ではなかったという。

官房長官は北朝鮮に対して、「今回発射されたミサイルは、8月29日に引き続き、地域の緊張を一方的に高める深刻な挑発行為だ」と非難声明を出した。

北朝鮮は今年7月にも、大陸間弾道ミサイル(ICBM)と見られる2度のミサイル発射を実施し、今月3日には6度目の核実験を強行している。国連安全保障理事会は先日、北朝鮮に対して、繊維製品の輸出禁止など新たな制裁決議を採択したばかりだが、今回の発射を受けてあす朝(日本時間16日午前4時)にも緊急の会合を開催する方針を決めた。

前回の制裁決議では、中国からの反対を受けて、原油の輸出禁止が除外された経緯もあり、国際社会からの強い圧力を受けても挑発行動を繰り返す北朝鮮に対して打開策があるのかと各国が焦燥感を募らせるなかで、中国の出方がカギを握ることになるだろう。

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