猫と人間の誤解を科学してみたら...?『マンガでわかる猫のきもち』

猫と人間の誤解を科学してみたら...?『マンガでわかる猫のきもち』

  • ダ・ヴィンチニュース
  • 更新日:2016/12/01
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『マンガでわかる 猫のきもち』(大泉書店)

長年連れ添っている夫婦とかカップルには、一つや二つといわず、もっとたくさんあるんではないでしょうか。そう「あえて解決させない勘違い」であります。勘違いのケースとしては、発言者が入れ替わる「それは言ってない(けど黙っておく)」、発言に対する解釈が想定外になる「そうは言ってない(けど黙っておく)」、事象の時系列が前後する「それだと辻褄合わない(けど黙っておく)」、発言や行動が悪意なく捏造される「そもそもそれやってもいない(けど黙っておく)」などが代表的なものとして挙げられます。

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人間同士の誤解から生まれる幸せとか、未知との遭遇的化学反応もあります。しかし、どちらかといえば、誤解から生じるのは、大小のいざこざ、相互不信、修復しがたい亀裂、緑の紙、原因がよく分からないまま続く抗争、といったネガティブ要因になることが、多いように思われます。

ところが、猫と人間とではどうでしょう。猫の視点からすれば「人間側の誤解のオンパレード」のはずです。何の気無しに鳴き声を上げたら、愛情や愛嬌を感じさせてしまったり、寒いから暖かいところで丸まって眠ったら、一緒にくっついて眠りたいのかと微笑ましく感じられたり。マッチングしているのは、ご飯を所望するときでしょうか。とはいえ、「ご飯が欲しい」なのかは定かではありません。「おい、ご飯担当、いつものよりおいしいのを早う持て参れ」かもしれないですし。

つまり、誤解だらけながらもお互いに幸せなのが、猫と人間の関係性だといえます。猫と人間が有史以前から仲良くやっていられるのと、長年ともに暮らしている夫婦とかカップルがうまくやっているのも、同じ理由なんじゃないかと思えてきました。

では、程よい解釈の誤解だけで長い間、まったく問題がないかと言ったらそんなわけはありません。適切な対処を素早くとらなくてはならない緊急事態や、「ここ掛け違えたらおしまい」という運命の岐路には、互いの意思を疏通させて事に当たる必要があります。その大切な分水嶺で正しい道を選ぶヒントが『マンガでわかる猫のきもち』には詰まっているのです。監修は『猫はふしぎ』(イースト・プレス)の今泉忠明先生。科学的かつ合理的な見地と解説マンガで、人間が陥りがちな誤解をすっきりと解き明かしてくれます。

見開き1テーマの、読みやすく覚えやすい構成で、ページをめくる都度、「あるある」と「そうだったのか」という二種類の感情が脳内に入り乱れ「勘違いでもやっぱりかわいい」「うちの子は違うもんね」と、猫への愛情が一方的に増幅される次第です。

誤解にまみれながらも愛情が生じる関係を思うと、その真逆の、人間同士で生じる誤解の不幸やギスギスは「誤解を前提としてない」コミュニケーションが原因と言えるでしょうか。想像を一段膨らませれば「ビジネスライクな犬と人との関係」「誤解だらけの猫と人との関係」なんてビジネス書ができそうですので、新企画をお探しの編集者の皆さまはぜひご活用ください。

文=猫ジャーナル

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