ビジネスパーソンはどんなときに「自分らしさ」を失ってしまうのか

ビジネスパーソンはどんなときに「自分らしさ」を失ってしまうのか

  • @DIME
  • 更新日:2017/12/05

職場において「自分らしさ」を自由に表現するのは、そう簡単なことではない。「上司には、言いたいことは言えない」「部下の手前、自分らしくは振る舞えない」「営業なので、お客様に自分の本音は出せない」など、組織内役割が「自分らしさ」を抑圧することもある。

しかし、個人と組織の関係がますます複雑化・多様化していく中、改めて職場での「自分らしさ」を問い直す時期に来ているのかもしれない。そこで、企業の人材育成を支援するリクルートマネジメントソリューションズでは、「職場での『自分らしさ』に関する実態調査」を実施。その結果を公表した。

No image

「自分らしさ」とは、なかなか捉えどころのない感覚かもしれない。今回の調査では、まず自分らしさについて、回答者がどう捉えているのかを確認した(図表2)。結果、7割以上が、仕事の選択と自分らしさが強く関係すると認識していた。また、自分らしさを貫くことが大切だと感じている群が6割強存在している一方で、現実には人に見られている自分と本当の自分は違う、または意識して使い分けている、と回答した人や、どこかに本当の自分がいるのではないかと感じる人は約6割、「自分がない」と感じることがある人も半数近く存在していた。

No image

では、実際に日々仕事をしている現場でどう感じているのか。ここからは、傾向が異なった役職別に結果を見ていく。まず、職場で自分らしく振舞いたいかという設問に対しては、各群約9割の人が、振舞いたい(「とてもあてはまる」「あてはまる」「ややあてはまる」合計)と回答した。一方、実際に職場で自分らしく振舞えていると回答したのは、一般社員・係長群では6割強にとどまり、課長・部長群では7割強となった(図表3)。

No image

なぜ、「自分らしく振舞いたい」と感じるのだろうか。その理由として、あてはまるものをすべて選んでもらった。特に選択率が高かった回答を抜粋したものが、図表4である。一般社員群、係長群、課長群に最も選択された理由は、「ストレスが少なく楽だから」であった。また、係長・課長群は、「仕事への意欲が高くなるから」も4割を超えて高く、課長群は5割にせまる選択率となった。一方部長群は、「仕事を通じて、自己実現をしたいと思っているから」の選択率が最も高かった。

No image

では、「自分らしく振舞える」と回答した人は、なぜそう感じるのだろうか。理由を聞いたところ(図表5)、一般社員群の選択率が最も高かったのは、「本音や気持ちを素直に伝えることができているから」だった。係長群と部長群は「自分の力や強みを発揮できているから」が最も高かった。課長群は、「組織の中で自分の役割・立場が尊重されていると感じるから」が最も高く、僅差で「自分の力や強みを発揮できているから」も高い選択率であり、4群のなかでも最も高い値であった。

その他では、「やりがいのある仕事に取り組めているから」「上司が自分のことをよく理解し、受け止めてくれているから」という選択肢は、一般社員群、係長群、課長群と役職が上がるにつれ高い結果となった。

No image

実際に、職場で自分らしく振舞えなかった場面には、どのようなものがあるのか。具体的なエピソードについて、自由記述で挙げてもらったところ(図表7)、最も多かったのが「上司の望む答えを言わなければ」といった上司に関わるエピソードであった。上司に限らず、意見や主張が伝えられない・尊重されないエピソードも多く挙げられた。その他には、職場の雰囲気が悪い場面や、仕事・職場への適応が難しい場面、業務負荷が高い場面、役割行動を求められる場面なども挙げられた。

No image
No image

構成/編集部

この記事をお届けした
グノシーの最新ニュース情報を、

でも最新ニュース情報をお届けしています。

コラム総合カテゴリの人気記事

グノシーで話題の記事を読もう!
胸にくるショート漫画「いいこいいこポンポンおじさん」に反響 「涙がとまらない」「癒された」「このおじさんほしい」
【ネトゲの嫁が】男子がネットで美女と大恋愛 → オフで会ってみた結果...嫁の姿にネットユーザー同情「2017年最大の悲劇だ」
【衝撃】元ネットカフェ店員が語る「マジで迷惑な客」ベスト5がカオスすぎてヤバイ! 本当にそんな客いるのかよ!?
「深夜に晩ゴハン食べる生活」を5年間続けた結果がエグい! 標準体型の人でもこうしてデブになる
この絵をパッと見て、最初に何が見えた?心の奥底を探る心理テスト
  • このエントリーをはてなブックマークに追加