都道府県別「一人当たり医療費」ランキング 1位と47位の差は14万円超

都道府県別「一人当たり医療費」ランキング 1位と47位の差は14万円超

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  • 更新日:2016/10/19
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厚生労働省の発表によると、2014年度の国民医療費は40兆8071 億円で、前年度の40兆610億円に比べて7461億円、比率にして1.9%の増加となっている。 人口一人当たりの国民医療費は32万1100円で、前年度の31万4700円に比べて6400円、2.0%の増加だった。これをGDP、国内総生産と対比してみると8.33%となり、前年度の8.30%を若干上回る結果となっている。

■ どのような調査なのか?

「国民医療費」とは医療保険制度等による給付、後期高齢者医療制度や公費負担医療制度による給付、およびこれに伴う患者の一部負担等によって支払われた医療費を合算したものだ。年度内の医療機関等における保険診療の対象となり得る傷病の治療に要した費用を推計しており、この中には医科診療や歯科診療にかかる診療費、薬局調剤医療費、入院時食事・生活医療費、訪問看護医療費などが含まれている。

一方で先進医療などの保険診療の対象とならない評価療養や、特別の病室への入院、歯科の金属材料等の選定療養、不妊治療における生殖補助医療等に要した費用は含まれない。また、傷病の治療費に限っているため、「正常な妊娠・分娩に要する費用」、「健康の維持・ 増進を目的とした健康診断、予防接種等に要する費用」、「固定した身体障害のために必要とする義眼や義肢等の費用」も含まれていない。

なお、「人口一人当たり国民医療費」は、総務省統計局「国勢調査」又は「人口推計」の総人口により算出されている。

■ 65歳以上の国民医療費は65歳未満の4倍以上

国民医療費を年齢階級別にみると、14歳以下が2兆4829億円、15歳から44歳が5兆 2244 億円、45歳から64歳が9 兆1932億円だったのに対し、65歳以上は全体の58.6%にのぼる23兆 9066億円だった。

人口一人当たり国民医療費をみると、65歳未満が17万9600円だったのに対し、65歳以上は72万4400円となっている。そのうち医科診療医療費は、65歳未満の12万3000円に対し、65歳以上は53万5700円、歯科診療医療費は、65歳未満の1万8300円に対し、65歳以上は3万2500円だった。また、薬局調剤医療費になると、65歳未満の3万2600円に対し、65歳以上は12万7700円に上っている。

■ 都道府県別「一人当たりの医療費」ランキング トップ10

患者の所在地を基準に都道府県別の医療費をみると、東京都が3兆9679億円と最も高く、次いで大阪府が3兆744 億円、神奈川県が2兆5989億円などとなっている。また、鳥取県が1945億円と最も低く、次いで島根県が2548億円、福井県が2568億円だった。

また、ここで人口一人当たり国民医療費をみると、高知県が42万1700円と最も高く、次いで長崎県、鹿児島県などがこれに続いている。

1位   高知県   42万1700円
2位   長崎県   39万6600円
3位   鹿児島県  39万600円
4位   山口県   38万7500円
5位   大分県   38万2300円
6位   北海道   38万1700円
7位   徳島県   37万9100円
8位   佐賀県   37万8600円
9位   熊本県   37万6300円
10位  福岡県   36万7900円

■ 「一人当たりの医療費」が最も低かったのは埼玉県

一方で人口一人当たり国民医療費が最も低かったのは埼玉県で、これに千葉県、神奈川県が続いている。最高額だった高知県と最低額の埼玉県では、実に14万3600円もの差があったことがわかる。

47位  埼玉県   27万8100円
46位  千葉県   27万9700円
45位  神奈川県  28万5700円
44位  滋賀県   28万8400円
43位  愛知県   28万9300円
42位  茨城県   29万600円
41位  栃木県   29万3300円
40位  東京都   29万6300円
39位  静岡県   29万7000円
38位  宮城県   29万8500円

(ZUU online 編集部)

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