アマゾンがオンラインサービス強化 狙いは「Prime」会員の拡大と年末商戦

アマゾンがオンラインサービス強化 狙いは「Prime」会員の拡大と年末商戦

  • JBpress
  • 更新日:2016/10/21
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中国中部・湖南省の張家界の谷にかけられた世界で最も高くて長いガラスの橋は、写真撮影してネットにアップロードするメッカに〔 AFPBB News 〕

米アマゾン・ドットコムはこのほど、有料プログラム「Prime」の会員に提供している写真のオンライン保存サービスに、最大5人のユーザーと写真を共有できる機能を追加した。

非Prime会員にもサービス提供

この写真保存サービスは「Prime Photos」と言い、年額99ドルあるいは月額10.99ドルを支払っているPrime会員は追加料金を払うことなく、自分の写真を無制限にアマゾンのサーバーにアップロードして保存、管理できる。

日本でも一昨年の11月から年額3900円のAmazonプライム会員向けに「プライム・フォト」を提供しており、ユーザーは同様に追加料金なしで好きなだけ写真を保存できるが、米国ではこのほど、この特典に新機能が加わったというわけだ。

新機能は「Family Vault(ファミリー・ボールト)」と言い、これは「家族用の保管室」といった意味。しかしPrime会員は友人など家族以外のユーザーも共有相手として招待できる。また彼らはPrime会員でなくてもよい。

こうして招待され、Family Vaultメンバーになった人は、Prime会員のFamily Vaultフォルダーにある写真や動画などにアクセスできるようになる。またFamily Vaultメンバーは、自分でも写真や動画をアップロードできる。

その際、写真であれば容量は無制限。動画ファイルやそのほかのファイルもアップロード可能で、その場合は最大5ギガバイトとなる。

Family Vaultは、Prime Photosのウェブサイトや同社が無料配布しているiOS/Android用アプリ「Prime Photos from Amazon」で利用できるのだが、これらにはもう1つ新機能が加わった。

それはフィルター機能。

これにより、場所、場面、物、人物などの名前をもとに検索などが行える。例えば「夕日」「結婚式」といった検索キーワードで写真を絞り込んだり、「People」という一覧ページで特定の家族メンバーや友人の写真を閲覧したりできる。

矢継ぎ早に新特典投入

アマゾンはこうして新サービスを追加することで、Prime会員の拡大を狙っている。

例えば今年9月に同社は、米国のPrime会員向けに、定額制オーディオブック(書籍の朗読コンテンツ)配信サービス「Audible」の一部タイトルを追加料金なしで提供する特典「Audible Channels for Prime」を開始した。

また10月初旬には電子書籍が読み放題になる「Prime Reading」も始めた

年末商戦に向け12万人を臨時雇用

Prime会員はアマゾンで頻繁に買い物をし、その購入金額は非会員のほぼ2倍に上ると言われている。そうした中、同社は年末商戦の準備も着々と進めているようだ。

同社は先週、年末商戦に向けて約12万人を臨時雇用すると発表した。今年の年末もPrime会員を中心に需要が高まると同社は考えており、米国の配送センター、仕分けセンター、カスタマーサービスセンターで期間従業員を雇い入れるのだという。

ウォールストリート・ジャーナルはこれについて、アマゾンは昨年10万人の期間従業員を雇い入れたが、今年はそれよりも20%多いと伝えている。

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