正念場の横浜FC、野村とカズが終盤戦のキーマンに

正念場の横浜FC、野村とカズが終盤戦のキーマンに

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  • 更新日:2017/10/12
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カズ(左)J史上初の50歳で先発した2月26日の松本戦、野村(右)が祝福のバースデー弾で勝利。シーズン終盤、ふたりが再びキーマンに! (C)SOCCER DIGEST

[J2 36節]横浜FC 1-3 福岡/10月14日/ニッパツ
[J2 37節]山形 × 横浜FC/10月14日14:00/NDスタ

横浜FCがJ1昇格戦線の生き残りを懸け、正念場を迎えている。

10月7日の36節・アビスパ福岡戦の前半35分、エースのイバ、守備の要のカルフィン・ヨン・アピンが同時に負傷退場するアクシデントに見舞われた。結局、その後、先制点を守り切れず、1-3の逆転負け。福岡の井原正巳監督は「横浜FCのふたりの外国人選手の負傷による退場が、私たちに優位に働いた」と、彼らの交代をこの試合のターニングポイントに挙げていた。

試合後、イバは痛めた足首の負担を軽減するため、松葉杖を突いて現われた。本人は「大丈夫」と言ってはいたものの、その姿はやはり痛々しかった。横浜FCは今週末の37節・山形戦(14日14時、NDスタ)を迎えるが、イバは警告の累積により出場停止。守備の軸だった助っ人のカルフィン・ヨン・アピンが出場できるのか気になるところだ。

しかも福岡戦ではふたりの交代後、レアンドロ・ドミンゲスを中心に組み立て直したものの、攻撃面の迫力が減退した点は否めない。チャンスさえなかなか作り出せなかった点は大きな課題として残った。

そこで今後のキーマンとして挙げたいのが、野村直輝と三浦知良だ。福岡戦で85分に最後のカードとして投入された野村はスペースによく顔を出してボールを引き出し、さらに縦に何度も仕掛けて攻撃の厚みをもたらした。負傷明け5試合ぶりの出場となったが、前線と中盤に変化を与えられる貴重な存在として、さっそく存在感を示した。

また、スタンドのいたるところから聞かれたのが、ここ6試合連続でベンチ入りし、1試合に途中からピッチに立っている三浦の出場を待望する声だった。「序盤に2枚のカードを切っただけに、カズは出られないか」「勝ちに行くなら、津田(知宏)かカズを前線に入れてほしいが」など……。

実際、展開的にもゴールがほしい状況下、中央のゴール前の重要なスペースに“あと1枚”が足りないために詰められず、そこにカズがいれば――というシーンが少なからず見られた。何より、その心強いファンの声援を誰よりも力に変えてしまうのが11番の魅力。その力が今、必要とされているのは確かだ。

福岡戦は完敗と言える内容だった。それでも16勝9分11敗の勝点57は、プレーオフ圏の6位タイ。再浮上は十分に狙える。このピンチをチャンスにできるか――。残り6試合、横浜FCの底力が試される。

取材・文:塚越始

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