45歳にして立つ夢舞台!葛西、最多8度目五輪決定も...目指すは「10回」/スキー

45歳にして立つ夢舞台!葛西、最多8度目五輪決定も...目指すは「10回」/スキー

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  • 更新日:2018/01/12

全日本スキー連盟は11日、平昌五輪代表選手のうち11人を発表。ジャンプの男子は冬季五輪史上単独最多8度目の出場となる葛西紀明(45)=土屋ホーム=ら5人、女子は高梨沙羅(21)=クラレ=ら4人が選ばれた。葛西は夏冬合わせた五輪出場回数でも、スピードスケートで冬に4度、自転車で夏に3度五輪に出た橋本聖子(現日本スケート連盟会長)を上回って日本で単独最多記録となる。

レジェンド(伝説)が日本の五輪史を塗り替える。葛西が、夏冬合わせた五輪出場回数で、冬に4度、夏に3度五輪に出た橋本聖子を上回り、日本勢単独最多8度目の出場を決めた。冬季大会では自身の持つ世界最多記録を更新する。

「まさか8回も五輪に選ばれるとは思ってもいなかった。メダル獲得を目指し、悔いの残らない五輪にしたいと思う」

W杯転戦中の葛西は、所属先の土屋ホームを通じて、談話を寄せた。

19歳で初出場した1992年アルベールビル大会から8大会連続のひのき舞台。94年リレハンメル大会団体で銀メダル。98年長野大会はけがもあり、優勝した団体メンバーから外れた。悔しさを糧に、競技を続けた。

2014年ソチ大会で、ラージヒルで銀メダル、団体では銅メダルを獲得。五輪で3度、世界選手権で7度の表彰台を経験し、W杯では通算535試合に出場し、17勝を誇る。葛西に足りないのは、五輪と世界選手権での金メダル。45歳は、平昌大会後の現役続行も視野に入れながら頂点を目指す。

葛西は「ここまできたら、切りよく10回の五輪を目指したい」と、平昌五輪後の現役続行にとどまらず、22年北京大会を経て、53歳で迎える五輪へ意欲を示した。10度目となる26年は地元・札幌が招致に名乗りを上げている。1972〜2012年に馬術で10度参戦し、夏冬通じた五輪の最多出場のイアン・ミラー(71)=カナダ=と並ぶことになる。

今季はW杯個人第2戦(昨年11月、フィンランド)で5季ぶりに予選落ちを喫し、ここまで10位が自己最高。45歳の大ベテランが、1カ月後の大舞台に挑む。(石井文敏)

イアン・ミラー

1947年1月6日生まれ、カナダ出身の馬術・障害飛越選手。72年ミュンヘン大会から2012年ロンドン大会まで10度(カナダがボイコットした80年モスクワ大会を除く)五輪に出場。08年北京大会の障害飛越団体で銀メダルを獲得した。

★ジャンプ

◆葛西 紀明(かさい・のりあき)

1972(昭和47)年6月6日生まれ、45歳。北海道出身。五輪は8度目。2014年ソチ五輪ラージヒル銀、団体銅メダル。92年から8大会連続の五輪代表。世界選手権に通算13度出場。北海道・東海大四高(現東海大札幌高)出、土屋ホーム。1メートル76、59キロ。

◆伊東 大貴(いとう・だいき)

1985(昭和60)年12月27日生まれ、32歳。北海道出身。五輪は4度目。2006年から4大会連続五輪代表。14年ソチ五輪団体銅メダル。世界選手権は05年から7大会連続で出場。北海道・下川商高出、雪印メグミルク。1メートル73、58キロ。

「昨年11月に右肩を負傷し、現在はトレーニングに専念しているが、心と体を万全に整えて五輪に臨みたい」

◆小林 陵侑(こばやし・りょうゆう)

1996(平成8)年11月8日生まれ、21歳。岩手県出身。五輪初出場。2017年世界選手権出場。小林潤志郎の弟。岩手・盛岡中央高出、土屋ホーム。1メートル73、60キロ。

「兄(潤志郎)と力を合わせて、そして(所属先の)葛西監督とともにベストを尽くせるように頑張ります」

◆小林 潤志郎(こばやし・じゅんしろう)

1991(平成3)年6月11日生まれ、26歳。岩手県出身。五輪初出場。2015年世界選手権出場。岩手・盛岡中央高時代はノルディック複合の選手だった。東海大出、雪印メグミルク。1メートル68、55キロ。

「長野五輪を生で観戦してから、五輪に絶対に出たいと思っていた。ビッグジャンプができるように全力で頑張る」

◆竹内 択(たけうち・たく)

1987(昭和62)年5月20日生まれ、30歳。長野県出身。五輪は3度目。2010年に続いて2度目の出場だった14年ソチ五輪で団体銅メダル。世界選手権は4度出場。長野・飯山一中卒業後にフィンランドに留学。北野建設。1メートル75、59キロ。

「出ることが目標ではなく、個人のメダルを目標にやっている。そこは曲げないでやっていきたい」

◆高梨 沙羅(たかなし・さら)

1996(平成8)年10月8日生まれ、21歳。北海道出身。五輪は2度目。W杯で個人総合優勝4度。4度出た世界選手権は個人で2013年に銀、17年に銅。14年ソチ五輪4位。グレースマウンテン・インターナショナル出、日体大4年、クラレ。1メートル52、44キロ。

◆伊藤 有希(いとう・ゆうき)

1994(平成6)年5月10日生まれ、23歳。北海道出身。五輪は2度目。5度出場の世界選手権は個人で2015、17年に銀。14年ソチ五輪7位。北海道・下川商高出、土屋ホーム。1メートル61、46キロ。

「より気を引き締めたい。小さい頃から、ずっとずっと世界一になりたくて競技を続けてきた」

◆勢藤 優花(せとう・ゆうか)

1997(平成9)年2月22日生まれ、20歳。北海道出身。五輪初出場。2015、17年世界選手権出場。北海道・旭川龍谷高出、北海道ハイテクAC。1メートル68、55キロ。

「4年前は五輪に出られるなんて思っていなかった。とてもうれしい」

◆岩渕 香里(いわぶち・かおり)

1993(平成5)年4月28日生まれ、24歳。長野県出身。五輪初出場。2015、17年世界選手権出場。長野・飯山高、松本大出、北野建設。1メートル62、52キロ。

「ソチが終わった時点から平昌を目指してやってきた。目標は一番高いところ」

★距離

◆石田 正子(いしだ・まさこ)

1980(昭和55)年11月5日生まれ、37歳。北海道出身。五輪は4度目。2006、10、14年五輪出場。10年には30キロクラシカルで五輪の日本距離史上最高の5位。世界選手権は03年から8大会連続出場。北海道・旭川大高、日大出、JR北海道。1メートル62、52キロ。

★アルペン

◆湯浅 直樹(ゆあさ・なおき)

1983(昭和58)年4月24日生まれ、34歳。北海道出身。五輪は3度目。回転で2006年トリノ五輪7位、7度出場した世界選手権では11年に6位。北海道・札幌商高(現北海学園札幌高)、東海大出、スポーツアルペンク。1メートル77、74キロ。

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五輪出場回数の多い主な日本選手

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