横断歩道で、階段で、線路でアラート! 「歩きスマホ防止アプリ」って本当にスゴイの?

横断歩道で、階段で、線路でアラート! 「歩きスマホ防止アプリ」って本当にスゴイの?

  • 文春オンライン
  • 更新日:2018/07/13

いまや世界規模で社会問題となりつつある歩きスマホ。それらを原因とする事故も頻繁に発生していることから、米ニュージャージー州のように、条例によって歩きスマホに罰金を科している自治体もあるほどです。とはいえ、危ないという自覚はありながらもなかなか止められず、減少につながっていないのはご存知のとおりです。

【写真】横断歩道や階段などを背面カメラで検知し、警告してくれます

国内では、啓発を目的に、歩きスマホを検知すると警告を発するアプリが数多くリリースされています。ドコモやau、ソフトバンクなどキャリア自らが提供しているケースも見られますが、スマホを手に持ってほんの少し歩くだけでも、歩行に伴う振動を検知して警告を出すなど、かなり神経質な作りになっています。

必要なときに警告してくれるアプリが欲しい

確かに歩きスマホは危険ですが、警告があまりにも目障りだという理由でアプリ自体が無効化されてしまっては本末転倒です。そもそも目的は歩きスマホによる事故をなくすことにあるはずで、いざ事故が起こった時に責任の所在を明確にするためのものではないでしょう。

とはいえ、人身事故などに直結する重大な危険を、的確に警告してくれるアプリであれば、すべてのユーザが歓迎するに違いありません。

今回紹介するAndroidアプリ「Assistant SZ」は、そんなユーザにぴったりの、“本当に役に立つ”歩きスマホ防止アプリです。海外では歩きスマホをしながらウロウロする人を揶揄して「スマートフォンゾンビ(Smartphone Zombie)」と呼びますが、その頭文字である「SZ」という語のついたこのアプリ、いったいどのような仕組みなのでしょうか。

https://smartphone-zombies.com/

No image

歩きスマホ防止アプリ「Assistant SZ」。広告あり版は無料、広告なしのPro版は340円

横断歩道や階段を検知。その仕組みとは?

「Assistant SZ」は、スマホの背面カメラを使って前方の障害物を監視し、重大なアクシデントにつながる要素を検知すると、警告してくれるアプリです。

具体的には、横断歩道や階段、歩道の段差などが見つかると、それに応じてスクリーンに警告を表示してくれます。つまり、歩きスマホ自体をブロックするのではなく、事故につながる重大な危険が近づいていると判断した時のみ、警告してくれる仕組みになっています。

最大ボリュームのアラートが鳴ることも

このアプリはその性格上、歩きスマホを許容しているのでは? と誤解される可能性も少なくありません。しかし、キャリア製の歩きスマホ防止アプリがその使いづらさからユーザにそっぽを向かれ、無効化されている現状を鑑みると、歩きスマホの是非の判断はユーザの良識に任せ、本当に深刻な危険のみを警告するこのアプリのほうが、現実に即した解と言えるのかもしれません。

なお本アプリでは、もっとも重大な危険とされるのが横断歩道や段差、線路などで、次いで縁石や側壁といった水平の障害物、街灯をはじめとする垂直の障害物などが、危険な対象として挙げられています。どこまでを警告の対象とするかは個別に指定できるほか、立ち止まらないと警告画面のロックを解除できないオプションも備えます。

英語、Android版のみという制約はあるが……

実際にこのアプリを有効にし、路上のさまざまな障害物がカメラの視野に入るように歩いてみると、その被写体によってバイブの強弱が微妙に変化します。真っ赤な画面とともに警告メッセージが表示されるのは、“しきい値”を超えたタイミングであることがよく分かります。

もちろん精度が100パーセントというわけではなく、なかには期待した反応が得られないこともありますが、横断歩道は高い確度で警告されるなど、危険度が高い被写体ほど表示される確率は高いことから、アプリがない状態に比べ、安全性が向上するのは間違いないでしょう。

言うまでもありませんが、このアプリだけで、歩きスマホにまつわるあらゆる問題に対応することは不可能です(アプリの説明にも、そのことが念入りに書かれています)。また表示言語が英語であることに加え、スマホOSの制約上、iPhoneには対応せず、Android版しか用意されていないのも、残念なところです。

とはいえ、歩くだけで警告が出る大雑把なアプリはすでに無効化済で今後使う気はない一方、深刻な危険をきちんと知らせてくれるアプリならば使う価値があると考えている人、またそうした仕組みを自分の子供や両親など家族に使ってほしいと思っている人は、試す価値のあるアプリと言えるのではないでしょうか。

(山口 真弘)

この記事をお届けした
グノシーの最新ニュース情報を、

でも最新ニュース情報をお届けしています。

外部リンク

アプリカテゴリの人気記事

グノシーで話題の記事を読もう!
これって写真詐欺!? アプリを使って男であるボクは美女になった
意外と知らない「iPhoneカレンダー」の便利機能8つ 同期も色分けも簡単!
7/20セール情報:自分の分身でユニークな写真が作れるカメラアプリ「ClonErase Camera」無料セール
インスタの広告に出てきた「マッチョになれる画像加工アプリ(Photable)」を試してみた結果
クロちゃん、プリンセスに加工した自撮りに「朝から不愉快」と大不評
  • このエントリーをはてなブックマークに追加