【CS決勝第1戦|採点&寸評】鹿島×浦和|ビッグセーブのGK西川がMOM!鹿島は自慢のサイド攻撃が機能せず...

【CS決勝第1戦|採点&寸評】鹿島×浦和|ビッグセーブのGK西川がMOM!鹿島は自慢のサイド攻撃が機能せず…

  • サッカーダイジェストWeb
  • 更新日:2016/11/30
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古巣のピッチで奮闘した興梠(30番)。自身のゴールこそなかったが、PKを獲得してチームを勝利に導いた。写真:滝川敏之(サッカーダイジェスト写真部)

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中盤で存在感を放った阿部。冷静にPKを沈めた。写真:滝川敏之(サッカーダイジェスト写真)

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【警告】鹿島=ファン・ソッコ(26分)、金崎(40分) 浦和=阿部(53分) 【退場】なし 【MAN OF THE MATCH】西川周作(浦和)

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中盤で守備に奔走した小笠原。終了間際に交代でピッチを去った。写真:滝川敏之(サッカーダイジェスト写真部)

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【警告】鹿島=ファン・ソッコ(26分)、金崎(40分) 浦和=阿部(53分) 【退場】なし 【MAN OF THE MATCH】西川周作(浦和)

[Jリーグチャンピオンシップ決勝・第1戦]鹿島0-1浦和/11月29日/カシマ

【チーム採点・寸評】
鹿島 5.5
前半はディフェンシブな戦いを選択。狙いどおり、無失点でしのいだ一方、マイボールにしてからの展開はほとんど可能性を感じさせず、カウンターのキレもなかった。後半早々にPKで失点を許し、以後は攻撃の強度を高めるも、ゴールは遠く……。交代策も実らず、ホームで痛恨の敗戦を喫した。

【鹿島|採点・寸評】
GK
21曽ケ端準 5.5
44分の武藤の際どい一撃はワンハンドセーブで事なきを得るも、阿部のPKはストップできず。失点以外は安定していた。

DF
22西 大伍 5
冷静な対応は“らしさ”が出ていたが、流れを切るパスミスのほか、遠藤との連係も今ひとつ。後半には興梠を倒してPK献上してしまった。

14ファン・ソッコ 6
高い危機察知能力を発揮。出足も鋭く、ハードな守備で相手に前を向かせなかったが、ややラフなプレーも。

3 昌子 源 6
アグレッシブなファン・ソッコとのバランスを考えながら、カバーリングを意識。確実なバックパスなど、一つひとつのプレーが丁寧だった。

16山本脩斗 6
素早く攻守を切り替えて、ピンチを未然に防ぐ。対面の駒井や関根を抑えつつ、タイミングの良い攻撃参加もまずまずだった。

MF
6 永木亮太 6
圧巻のボール奪取力をいかんなく発揮。奪った後のパス捌きも落ち着いていた。小笠原との息の合ったコンビで中盤の守備力を上げた。

40小笠原満男 5.5(89分OUT)
攻撃は自重気味で、最終ラインを上手くサポート。寄せられても慌てずパスを散らし、ビルドアップに貢献したが、勝利には導けなかった。

25遠藤 康 5(80分OUT)
前半はまるで機能せず。相手のプレスに手を焼いて、簡単にボールを失ってはリズムを悪くした。51分の決定機も決められなかった。

13中村充孝 5(62分OUT)
攻撃でも守備でも存在感を示せないまま、最初の45分間を終える。後半も特に見せ場を作ることなく、失点後に柴崎と交代。
FW
8 土居聖真 5.5
試合の入りは良かったのだが、引き気味に戦う状況では、良い形でパスが届かず。終了間際の狙いすましたヘッドは枠を外れた。

33金崎夢生 5.5
サイドに流れてボールを収めれば可能性を感じさせるプレーを見せたが、槙野に苦戦した印象も。貪欲な姿勢で最後までゴールを目指したが……。

交代出場
MF
10柴崎 岳 5.5(62分IN)
中村に代わり、左MFで投入される。積極的にパスを要求し、絶妙なタメを作り、質の高いパスで打開を試みたが、期待された仕事はこなせなかった。

FW
11ファブリシオ -(80分IN)
最前線に入り、懸命にゴールを狙ったが、思うようにシュートを打てず。浦和の集中した守備を崩せなかった。

DF
24伊東幸敏 -(89分IN)
右SBでプレー。攻守のバランスに気を配りながらポジションを取り、前掛かりのチームを支えた。

監督
石井正忠 5.5
前半は狙い通り、ゼロで抑えられた。勝負の後半にいきなり失点を許すと、機能しなかった両サイドをテコ入れするも、1点が遠く、痛恨の完封負け。

取材・文:広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)

※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。【チーム採点・寸評】
浦和 7
リーグ最終節から中25日、天皇杯からは中16日と試合間隔が空いたため懸念された連係不足は、序盤はそこまで感じられなかった。しかし時間が経過するとともに、微妙に“重さ”が感じられるようになる。

それでもリズムに乗れないなか興梠のファウルで得たPKを阿部が決めたことで、試合の主導権を掌握。なんとしても1点を奪おうとする鹿島の猛反撃を確実に跳ね返しながら、カウンターを繰り出した。決して内容は良いとは言えなかったが、攻撃的かつ慎重に勝利を収めた。

【浦和|採点・寸評】
GK
MAN OF THE MATCH
1 西川周作 7.5
立ち上がりのピンチを守備陣と協力して防いでリズムを掴んだ。時間が経つとともにクロスへの対応に慣れていった。後半開始早々に訪れた鹿島の遠藤の決定的なシュートをビッグセーブ! 絶体絶命のピンチを救った。その後も鹿島自慢のセットプレーに苦しめられたが、無失点で切り抜けた。

DF
5 槙野智章 6.5
まさにデュエル。金崎とのマッチアップは白熱し、とても見応えがあった。28分に最初の対決を制して、守備の主導権を握れたのは大きかった。攻め上がりは極力控え、対人能力の強さを発揮した。ただチームメイトの遠藤が上がったあと、リベロ的な役割をこなした時の守備のバランスがやや悪かったか。

6 遠藤 航 6
少し前に出た際にボールを失い、鹿島の遠藤に決定機を作られた。スプリントで一歩出遅れるような場面もあったが、時間が経つごとに高い集中力を発揮してカバー。ゴール前を固めた際の守備は鉄壁だった。

46森脇良太 6.5
サイドに流れてきた金崎に手を焼きながらも、自由を与えずに対応。駒井や関根に気持ちよく攻撃をさせていた。右サイドがまずまずスムーズに機能し出したことは、第2戦につながりそうだ。MF
18駒井善成 6(68分 OUT)
積極的に仕掛け、ゴールラインぎりぎりまでえぐって攻略したシーンもあった。ただ、1トップ・2シャドーとの呼吸が、レギュラーシーズンの時のように合わなかった。

10柏木陽介 5.5
身体を張ったスライディングタックルでボールを奪うなど、この日は献身的な働きが目立った。オフ・ザ・ボールでもよく走り、ゴール前の良い位置でもボールを受けていた。ただ、そこからゴールに直結するような持ち味であるパスを放てなかった。

22阿部勇樹 7
ファン・ソッコの指が目に入りヒヤっとしたが、大事には至らず。ボールへの寄せが早く、相手に嫌な位置で起点を作らせなかった。プレッシャーのかかるPKの場面では、GKのタイミングを上手く外す技ありのキックを沈めた。

3 宇賀神友弥  6
左サイドを90分間、最後まで走り切る。サイドの駆け引きで、勝負どころをよく抑えていた。まず守備から入るという慎重な戦いをしていたが、もう少し攻撃で脅威を与えたかった。

20李 忠成 6
序盤は高い位置でボールを持つと圧倒的な威圧感を与えていた。ただ次第にボールを失う回数が増えてしまった。アグレッシブではあったものの、彼らしいシュートを放つシーンは限られた。

9 武藤雄樹 5.5(74分OUT)
24分の西のオーバーラップに対し、前線からゴールラインまで走って戻りピンチをしのいだ。ゴールネットを揺らしたがオフサイドをとられた、幻のダイビングヘッド弾もあった。ボールがない場面を含め守備の貢献度は高かったが、求められたゴールは奪えなかった。FW
30興梠慎三 6.5(81分OUT)
西に倒されてPKを獲得。堅守の鹿島DFを相手に、ミドルを含め、相手が嫌がるようなフィニッシュにはなかなか持ち込めなかったが、よくボールは収めていた。

交代出場
MF
24関根貴大 6(68分IN)
2点目を取りに行く、というメッセージが込められた最初の交代だった。ゴールは奪えなかったものの、アグレッシブに仕掛けることで、相手SBの攻撃参加を封じることに成功。危うくボールを奪われることもあったが、第2戦でもこの男が怖がらずにドリブルを仕掛けることで、悲願のリーグ優勝は見えてくるはずだ。

16青木拓矢 6(74分IN)
ボランチのポジションに入り、冷静に試合をコントロール。ゴール前で身体を張るなど、守備面で勝利に貢献した。

FW
21ズラタン 6.5(66分IN)
最前線から迫力のあるプレッシャーをDFにかけて、鹿島全体の間延びをさそった。コンディションは良いようだ。

監督
ペトロヴィッチ 6
「正攻法」といえる真っ向勝負を挑み、価値ある先勝を収めた。内容が悪いながらも、結果を残した点は評価できた。次戦、ホームの埼玉スタジアムで今季の集大成の戦いを見せ、浦和にとって10年ぶりのJリーグ優勝をもたらしたい。

浦和=取材・文:塚越 始(サッカーダイジェスト編集部)

※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。

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