動画投稿で稼ぐため、絶滅の危機に瀕した動物を調理し食べた女(カンボジア)

動画投稿で稼ぐため、絶滅の危機に瀕した動物を調理し食べた女(カンボジア)

  • Techinsight
  • 更新日:2018/05/17
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カンボジアのある夫婦が、YouTubeに希少で保護が必要な野生生物を調理し食べたシーンを投稿したことから逮捕された。カンボジアの環境省が現在、調査を続けているという。『Metro』『The Sun』などが伝えた。

カンボジアのプノンペンに住む1児の母アー=リン・タッチと夫プーン・レイティはソーシャルメディアで生計を立てようと思い立ち、昨年12月から動画をYouTubeに投稿し始めた。しかしその内容は、アー=リンが自宅近くの森で絶滅危惧種に指定されている動物や保護下にある野生生物を調理して食べるもので、これらの動画を見た閲覧者たちから怒りの声があがった。

アー=リンが動画内で食べていたものとして挙げられているのは、絶滅危惧種に指定されているスナドリネコ、保護指定された大鷲を含む複数の鳥、大型トカゲ、キングコブラ、鮫やアカエイ、カエルなどである。問題になったことから、絶滅危惧種や国の保護下に置かれた野生生物の調理・食事シーンの動画を夫婦は削除したようだが、カエルやコブラ、鮫などを調理して食べている動画は今もYouTubeで閲覧可能になっている。

5月9日にカンボジア環境省が夫婦の身元捜査を始め、翌日に2人は野生生物の命を奪ったことを公に謝罪した。しかしながら夫婦は「プノンペンのPreak Phnovにあるマーケットで野生生物を購入した。どんな種類の動物を調理したのかは覚えていない。それらが国の保護下にある生物だとは知らなかった」と反論していたが、今では過ちを認めているようだ。自然保護総局長のチー=サム・アーングさんは「調理された動物は、1種を除きほとんどは絶滅危惧種に指定されていませんが、国の保護下に置かれているものばかりです。現在、2人には法的措置を取る手続きを進めています」と話し、夫婦が調理した野生生物が野生で捕獲されたものか、店で違法に売られていたものなのかも併せて調査中であることを明かした。

夫婦は動画を投稿することでグーグルが広告スポンサーになり、昨年12月から500ドル(約55,000円)の収入を得ていたという。

このニュースを知った人からは「野生の生物を捕まえて食べるなんてことはカンボジアでは普通だと思ってた…」「こういう動画の投稿許可をしているYouTubeに問題があると思う」「なんでもかんでもYouTubeに投稿する奴が多すぎる」「野生生物を食べている人に批判の声が集中してるようだけど、結局自分たちも屠殺された肉を食べているよね。この点についてはどう考えるんだろうか」「でも自分たちの楽しみのために、こんなふうに動物を傷つけるのは間違っているよ」「結局、野生生物を絶滅させるのは人間でしかないんだよね…」といった声があがっている。

画像は『Metro 2018年5月15日付「Couple earned money on YouTube by skinning endangered animals then eating them」(Picture: Viral Press)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)

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