大山、菅野怖くないん打  CS“前哨戦”で先制2点タイムリー

大山、菅野怖くないん打 CS“前哨戦”で先制2点タイムリー

  • デイリースポーツ online
  • 更新日:2017/09/19
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1回、左前に先制2点適時打を放つ(投手・菅野)=撮影・山口登

「阪神2-2巨人」(14日、甲子園球場)

またしても勝ち切れず、阪神は巨人戦6年連続負け越しが確定した。全2得点を叩き出したのはルーキーのバットだ。一回2死二、三塁で大山悠輔内野手(22)が三遊間を破る先制の2点適時打。CSで対戦する可能性のある菅野から価値ある打点を挙げ、六回では好守でピンチも救った。チームは終盤に追い付かれながらも引き分けで踏みとどまり、広島のこの日の胴上げは阻止した。

2試合連続で快音がなかった。苦しんでいた、もがいていた。だからなのだろうか…。大きな一撃を食らわした直後、一塁ベース上の大山に笑みはない。走者2人が生還したホームを、ただじっと見つめていた。

そんな大山に待っていたのは、大きな、大きな“大山コール”。宿敵巨人のエース・菅野から打ったのだ。152キロをはね返した。巻き起こった虎党からの大歓声…いや、苦しむ男に送られたエールのような声援に、深々と頭を下げた。

一回だった。上本が中前打で出塁すると、糸井は11球粘った末に左前へ。2番、3番の連打でチャンスメークすると、その後2死二、三塁となって、大山がゆっくりと打席に向かった。

視線の先には、菅野がいた。1ボールからの2球目だった。「いい投手なので、どんな形でも先制点を取ろうと思い、必死に打ちにいった」。152キロのツーシームを打ち返すと、打球は三遊間を抜けていった。初対戦で先制の2点適時打を放った。

これだけでは終わらない。守備が光ったのは六回だ。1死二塁のピンチで、坂本勇が放った飛球は一塁側ファウルゾーンへ。カメラマン席との境界付近だ。これを大山が体勢を崩しながらも好捕。二走・マギーがタッチアップで三進を狙ったが、素早く立ち上がり、三塁・鳥谷への力強い送球でアウトにした。このワンプレーで秋山を救った。

それでも試合後はうつむいた。顔を上げることはない。試合終盤、得点機に2度打席に立ちながら、いずれも凡退。「結局チャンスで打てていないので、意味ないです」。絞り出した言葉が全てだった。それでも確かな光は見えた。15勝で両リーグトップタイの菅野を打ったのは事実だ。不調の波を越え、また一つ成長しようとしている。

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