“浅野家の最終兵器”快斗が2ゴール。四日市中央工が6発快勝で4年ぶりの全国に前進:三重

“浅野家の最終兵器”快斗が2ゴール。四日市中央工が6発快勝で4年ぶりの全国に前進:三重

  • ゲキサカ
  • 更新日:2019/05/26
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[5.25 インターハイ三重県予選準々決勝 四日市中央工高 6-0 四日市四郷高 伊勢フットボールヴィレッジ]

令和元年度全国高校総体(インターハイ)「感動は無限大 南部九州総体2019」サッカー競技(男子)の三重県予選準々決勝が25日に行われ、新人戦王者の四日市中央工高と四日市四郷高が対戦。前半2分に奪ったFW浅野快斗(3年)の先制点を皮切りに6点を奪った四日市中央工が6-0で快勝した。四日市中央工は6月1日の準決勝で宇治山田商高と対戦する。

三重県を代表する名門校の四日市中央工だが、インターハイ予選は覇権を3年連続で三重高に譲ってきた。今年は2015年以来の出場にかける想いが強く、主将のMF森夢真(3年)は「ずっとインターハイに出られていなくて、(地元開催だった)昨年もあってはならないことが起きた。今年はしっかり全国に出て、OBの人たちに恩返ししたい」と口にする。

意気込みを示すかのように四日市四郷と対峙したこの日も、開始と共に攻勢を仕掛けた。いの一番に魅せたのは日本代表のFW浅野拓磨(ハノーファー)とMF浅野雄也(水戸)を兄に持つ“浅野家の最終兵器”浅野快斗で前半2分に、自陣からのクリアをFW井上駿(3年)がすらしたボールに、DF裏で反応。シュートは相手守備陣に阻まれたが、流れから奪ったCKをこの日のために剃り上げたという頭で合わせて、均衡を崩した。

幸先の良いスタートを切った四日市中央工だったが、「暑さや緊張で動きが硬くて、一人ひとりの積極性が欠けた」(伊室陽介監督)ため勢いが続かない。前線で奮闘したFW森和沙(3年)や、技巧派のMF坂上裕哉(3年)を中心とした四日市四郷のショートパスによる崩しを受ける時間帯も見られた。

しかし、「自分が動けば使われなくても、他の子がフリーになれると思っていた」と振り返る森が前線への関りを増やしたことで、攻撃が活性化。前半終了間際にはPA右外でのFKからDF永崎楓人(3年)がゴールネットを揺らし、試合を折り返した。

2点リードで迎えた後半も最初に魅せたのは浅野で、後半6分にはPA左に飛び出した森からのパスを決めて、試合の大勢を決定づけた。要所で仕事を果たした浅野は、「FWなので点を獲らないといけない。僕が点を獲ることで、チームも盛り上がるので苦しい場面で獲れるのは大事。全国に出たことがないので、どれだけできるか試したい」と口にした。

チーム3点目を奪った時点で浅野はお役御免となり、四日市中央工は高さのあるFW田口裕也(3年)を投入し、より攻撃的なサッカーを鮮明に打ち出した。狙いはすぐさまハマり、19分には田口が放ったシュートのこぼれを井上が押し込み、4点目をマーク。以降は田口とMF角田瞬(3年)が加点する一方で、パワープレーのために準備してきた3バックを公式戦で初めてトライするなど余裕のある戦いぶりを見せた四日市中央工が6-0で勝利した。

終わってみれば快勝となったが、前半は低調な内容に終わったため、四日市中央工に浮かれた様子は見られない。伊室監督は「勢いに乗った時の高校生のパワーは凄い。今日の前半みたいにちょっとでも後ろ向きになったり、前への積極性が無くなると流れは取り戻せない。残り2試合では1試合通じて積極性を出して欲しい」と口にする。「いつも前半は悪くて、後半は良くなる。前半から自分たちらしくプレーできれば絶対に勝てると思うので、意識して練習したい」と話す森を中心に残り2試合は、アグレッシブな戦いを貫き、4年ぶりにタイトルを奪還する。

(取材・文 森田将義)●【特設】高校総体2019

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