グノシー

ピアノがまったく弾けない僕に、ショパンを弾く仕事の依頼が。どうすりゃいいの!?
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2019/07/10

ある日編集長に呼び出された筆者。何か悪いことしたかな? と思いながら、恐る恐る話を聞くと「電子ピアノを演奏する仕事が入ったので行ってほしい」とのこと。

なんで僕が!? ピアノなんて弾いたことないのに、っていうか楽器には苦い思い出があるのに……。

イヤな予感しかしない

どうやらこんな依頼があったらしいのです。

・楽器経験のない人に取材してほしい
・1曲完奏する様子を記事にしてほしい
・ショパンの「小犬のワルツ」を弾いてほしい

ちなみにショパンはこの人。初めて見ました。

フレデリック・ショパン(1810-1849)

ショパンって“ピアノの詩人”と呼ばれた作曲家らしいです。“小犬のワルツ”をネットで調べてみましたが……これ、どうやって弾いてるんだ!?

楽器経験のない人にショパンを弾かせるって、どんなムチャぶりだよ。しかも、1曲完奏する!? 楽譜も読めないのに? 1日で?? どうやって???

ヤバイよ。超スパルタな先生がいて“弾けるまで帰れません”みたいな企画に違いない……。

楽器=学園祭で恥をかいた思い出

僕がこんなにも楽器を怖がっている理由。それは過去に二度楽器に手を出して挫折しているからなんです。

中学時代に友達と一緒にギターを始めたのですが、友達はどんどん上手くなるのに自分はなかなか上達しなくて挫折。

高校時代にはドラムを始め、バンドを組んで学園祭に出たのですが、自分のミスで演奏が止まってしまうという大失態を……。それ以来、楽器を見るとあのときの凍てついた場の空気を思い出すんです。

サポート機能があるらしい

編集長の話だと、今回取材する電子ピアノは『楽譜を読めない人でも弾けるようにサポートしてくれる機能』が付いているらしいのです。

もしもピアノが弾けるようになったら、昔の苦い思い出も払拭できるかなあ。けど、その機能だけで本当に弾けるようになるのか? 弾けなかったら記事にならないどころか、一生楽器に近づけないような心の傷を負いそう……。

なんて考えているうちに取材当日を迎えてしまいました。

※本記事は株式会社ヤマハミュージックジャパンの提供でお送りします。

楽器店にやってきた

ヤマハミュージックリテイリング横浜店に到着。

まったく予習してきてないんだけど、本当に大丈夫ですかね? なんだか緊張するなあ……。

鍵盤楽器の売り場にはめっちゃピアノが……(当たり前か)。こんな間近でピアノを見るのっていつ以来だろ……。そういや音楽の授業でやったピアニカは楽しかったな。

今回取材の対応をしてくれるのは、鍵盤楽器と楽譜の売り場を担当されている遠藤さん。

遠藤さん:
こちらが今回弾いていただくヤマハの電子ピアノ「クラビノーバ CSP-170」です。

僕がピアノ未経験なの知らないのかな?

遠藤さん:
では、どうぞ!

筆者:
なにが? いきなり弾くの? ピアノ、未経験なんですよ僕(笑顔は素敵なんですけど……)。

近づいてみたところ、見慣れたあるものを発見。

この電子ピアノ、iPadやiPhoneなどのスマートデバイスにつないで使うようです。

専用のアプリが立ち上がっていたので、体験用の操作ガイドを見ながらiPadを触っていくと……

小犬のワルツの楽譜が表示されました。

電子楽譜が簡単に表示できるなんてちょっと驚き。でも、そもそも音符が読めないので、弾けないんですけどね……。

光るガイドランプが教えてくれる

アプリの再生ボタンを押すと、楽譜と連動して鍵盤の上にあるランプが光り始めました。

上から流れてきたランプが鍵盤に到達したタイミングで押せばいいみたいです。

なるほどこれが『楽譜を読めない人でも弾けるようにサポートしてくれる機能』か。

青いランプは白鍵、赤いランプは黒鍵を、ランプが到達する順番に鍵盤を押します。

何個か先までランプが表示されるので、弾く順番がわかりやすいです。

たとえるなら「音ゲー」

ガイド機能を使うと、正しい音を弾くまで次のランプが進まずに待ってくれます。

さらに左手のパートを自動的に演奏してくれるので、片手だけに集中すれば曲が進んでいきます。

こんな立派な楽器屋さんでこういうたとえをするのは気がひけるんですが、完全に音ゲー感覚で楽しめます。

しかも、弾けるまで待ってくれるのでミスしない音ゲーです。

嘘みたいだけど、最後まで「小犬のワルツ」が弾けた

たどたどしくても、ランプを頼りに鍵盤を押して、なんとか最後までショパンの「小犬のワルツ」を演奏することができました。

1回目は曲を弾くというよりただ必死にランプをたどっているという感じだったので、同じ曲で再度挑戦。

1回目よりもなんだか指がスムーズになった気がします。正しい指使いではないんだろうけど、自分で音楽を奏でているという感覚がとっても

「気持ちいいーーーー!」

音楽に乗って演奏ができたという達成感に、つい叫んでしまいました!(遠藤さんも拍手!)

同行していたカメラマンも担当営業も「ちゃんと曲になってる!」と言ってくれました。

しかも、いつの間にか楽器への苦手意識が消えてる……これはもう、奇跡だ!

調子に乗って両手にもチャレンジ。これはさすがに無理でした。でも気分はすっかりピアニスト。

ピアノにまったく縁のなかった自分が

まさかショパンを弾いているなんて。

この電子ピアノ、家で毎日触っていたい。

好きな曲に合わせて演奏できる

筆者がこんなにも弾けた秘密は、iPadに入っていた「スマートピアニスト」というクラビノーバCSPシリーズ対応の無料アプリ。

このアプリには自分のiPadやiPhoneに入っている曲を読み込んで伴奏楽譜を作ってくれるという機能もあるんです。

好きな曲に合わせてピアノが弾けるなんてモチベーションが上がりますよね。

というわけで、1日でショパンが弾けた

楽器が苦手な筆者でもいきなりショパンの「小犬のワルツ」に挑戦して完奏することができました。

ちょっとたどたどしいところもありましたが、「音楽を奏でている感」がとにかく気持ちいい。

今回の取材時間は1時間ほどでしたが、一日中弾いていられます。それくらい楽しいです。

「趣味はピアノ」です、と言いたい人は楽器店へGO

自分の人生で「趣味はピアノです」なんて言うことはないと思っていましたが、この電子ピアノなら実現できそうです。

全国の楽器店では現在、「クラビノーバ CSPチャレンジ “いきなりショパン”」という体験キャンペーンを実施中(2019年9月30日まで)。

筆者のような楽器未経験の人を対象にしているので、怖がらずに思い切って楽器店に入り「ピアノ弾けてる」感をぜひ味わってもらいたいですね。

「ほかのお客さんに聞かれるのはちょっと……」という人でも大丈夫。ヘッドホンが用意されてあるので周りを気にすることなく楽しめますよ。まるでヘッドホンを付けていないかのようにピアノの音が自然に聞こえるのでびっくりすると思いますよ。これもぜひ体験してみてください。

「クラビノーバ CSPチャレンジ“いきなりショパン”」を実施している店舗はこちらのページに掲載されています。最寄りの楽器店を見つけてぜひ足を運んでみてください。一歩踏み出すときっと新しい自分に出会えるはず!